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【悲報】京都大学の小出裕章助教が定年退職へ!原発問題や放射能問題に取り組む!今月27日が最終講義に!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-5623.html
2015/02/21 Sat. 17:00:22 真実を探すブログ
京都大学原子炉実験所の小出裕章助教が3月末で定年退職を迎えることが分かりました。小出氏は40年以上も前から原発の危険性を指摘していた方で、福島原発事故は全国各地で放射能の危険性などを説明。福島原発事後にやった講演の数は約230回にも達し、ラジオ番組などでも情報配信をしています。
大学を定年退職した後も7月末では講演を予定通りに行う方針です。将来的には長野県への移住も考えているようですが、原発問題などの活動は今後も続けるとしています。
☆京大:反原発の闘いこれからも…小出裕章助教が定年退職へ
URL http://mainichi.jp/select/news/20150219k0000e040233000c.html
引用:
毎日新聞 2015年02月19日 15時15分(最終更新 02月19日 16時17分)
京都大学原子炉実験所=大阪府熊取(くまとり)町=の研究者として、40年以上、原発の危険性を指摘し続けてきた小出裕章(こいで・ひろあき)助教(65)が3月末で定年退職を迎える。市民に分かりやすい語り口で原子力利用に伴うリスクを訴える論客で、東京電力福島第1原発事故以降は週末ごとに全国の市民団体などの求めに応じて講演してきた。今月27日には同僚と始めた自主講座「原子力安全問題ゼミ」で最終講義をする。
〜省略〜
福島原発事故以後は、日常業務の傍ら週末などに約230回講演に出かけ、ラジオ番組に約150回出演した。27日午後2時から実験所で開く最終講義は「原子力廃絶の道のり」がテーマという。退職後は長野県に移住する計画を立てている。一方で「福島事故で苦難の底にいる人たちを考えれば、簡単には引き下がれない」と話し、7月末まで講演の予定が入っているという。【大島秀利】
:引用終了
☆小出裕章 wiki
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0
引用:
小出 裕章(こいで ひろあき、1949年8月29日 - )は、日本の工学者(原子力工学)。京都大学原子炉実験所助教。京都大学大学院工学研究科都市環境工学専攻助教。所属学会は日本保健物理学会、エントロピー学会[1]。研究分野は環境動態解析、原子力安全、放射性物質の環境動態。東京都台東区上野出身。工学修士。
:引用終了
☆小出裕章さん講演会「原子力と核 -戦後世界が戦前に変わる日-(前半)」(2014年6月18日 沖縄大学)
先日に名古屋で行われた小出氏の講演会でお会いしましたが、前よりも少し疲れているような感じがしました。
本来ならば、教授になってもおかしくはなかったのに、原発問題で意見を言い続けた結果、助教という肩書き止まりになっています。このまま彼が定年退職になるのは大変残念ですが、これからも色々とご活動をするみたいなので、今後の動きに期待です。
☆20150214 R/F #110「小出裕章ジャーナル」【なぜ原子力に抵抗を?】
なぜ原子力に抵抗を?「大きな危険を抱えている。だから電気の恩恵は受けるけれども危険は過疎地に押し付けるのだということに気が付きました」〜第110回小出裕章ジャーナル
http://www.rafjp.org/koidejournal/no110/
2015年02月14日 ラジオフォーラム
西谷文和:
実は小出さんは、いわゆる原子力ムラのことを最近は「原子力マフィア」と呼ばれておりますが、これはもう「ムラ」ではダメだと、マフィアレベルだということでしょうか?
小出さん:
はい。ムラというのは、いろいろな人達が集まってムラというものをつくるのですね。政治の世界の人、産業界の人、山ほどいろいろな人が集まって、原子力を一体となって進めてきたわけですので、ある意味原子力ムラと呼べるような組織だったのです。
ただし、福島の事故を引き起こしたことに、私はその人達に責任があると思っているのですけれども、その人達は誰一人として責任を取らない、処罰もされないというかたちになっていて、私はそれで気が付いたのですが、いわゆる原子力ムラと呼ばれてきた人達というのは、巨大な権力機構になってしまっていて、それ自身が犯罪を犯しても誰も処罰をされないという、そういう組織なんだと私は気が付きました。
そういう意味で、単なるもうムラではなくて、いわゆる犯罪者集団だと私は思うようになりましたので、原子力ムラではなく「原子力マフィア」と呼ぶようになりました。
西谷:
はい。今日は小出さん、ゲストに元衆議院議員の吉井英勝さんをお呼びしておりまして、吉井さんは日米原子力利益共同体と、こういうふうにおっしゃってるんですが、吉井さん、今のお話を聞いてどのようなご感想をお持ちですか?
吉井英勝さん:
小出さん、どうもこんにちは。吉井英勝です。
小出さん:
どうも、こんにちは。お会いする機会もないままに大変失礼しました。ご活躍ありがたく思っております。
吉井さん:
どうも。私のちょうど後輩になる人が、90年代に原子力ムラとかムラ人という言葉を使い出して、マスコミ的には3.11の後、非常に面白いですから、よく使われておりましたけれども。
小出さん:
そうですね。
吉井さん:
やっぱり大事なことは、この原発で巨大な利益を上げる電力、鉄鋼、メガバンクのような財界中枢部と、そこからお金を始め、いろんな利益を受けてチョロチョロ動いてる周辺部におる人達とを全部ひっくるめてムラ人と言ってしまうと、事の本質が曖昧になってしまいますからね。
小出さん:
そうですね。私もそれに気が付きまして、電力ムラという名前ではなくマフィアと呼ぶようになりました。
吉井さん:
そうですね。私自身は、だから原発利益共同体が経営している家畜小屋の原発豚と。若干激しいかもしれませんが。ただ、私も小出さんと同じように原子工学は出身ですからその話をする時は必ず、私は赤豚ですが、赤豚は家畜小屋にはお呼びでなかったですいうことを付け加えてるんですが。
小出さん:
そうですか。はい。
西谷文和:
なるほど。そんなことなんですけど、小出さんがそういうその原子力工学に夢を持って入られたということなんですが、1953年にアイゼンハワー大統領が「原子力の平和利用」ということを言い出して、原子力平和博覧会って日本でやるわけですが。
小出さん:
そうです。「Atoms for Peace」という発言で、何か原子力が平和利用できるものだというような幻想が世界中に振りまかれてしまいました。
私が子どもの頃で、そういう振りまかれた幻想の下で私自身も大きくなりましたし、残念だし恥ずかしいですけれども、私自身も原子力平和利用というものに夢を抱いてしまいました。
西谷:
はい。おふたり、特に小出さん、吉井さん、これは幻想だと気付かれたキッカケは、おふたりにお聞きしたいんですが、小出さんはどういうことで「これは違う」と思われましたか?
小出さん:
いろいろありましたけれども、私が原子力に夢を抱いて「原子力発電をやりたい」と思い込んで、吉井さんは京都大学で、私は東北大学なのですが、東北大学の原子核工学科にいた頃に、東北電力が原子力発電を始めるということになりました。
私は初めはそれを歓迎したのですけれども、建てられる場所が私がいた仙台、東北地方の最大の都市ですけれども、仙台ではなくて女川という、ほんとの小さな町に原子力発電所を建てるということになりました。
当時はマスコミも含めて、みんながバラ色の原子力に酔っていた時代だったわけですけれども、女川の人達が「なぜ、電力をたくさん使う仙台ではなくて、自分達の町に建てるのか?」という疑問の声を上げたのです。その声を私は聞いてしまいましたので、その疑問に答えなければいけないと思いまして、さんざん答えを探したのです。
最後にたどり着いた答えというのが今になっては当たり前なのですけれども、原子力発電というのは都会では引き受けることができない大きな危険を抱えている。だから電気の恩恵は受けるけれども、危険は過疎地に押し付けるのだということに気が付きました。私自身はそんなことは到底認めることができませんでしたので、それ以降、原子力に抵抗しようと心に決めました。
西谷:
なるほど。吉井さんは夢を見て、やっぱり間違えと気付いたのは?
吉井さん:
私の場合は民間企業に就職してから。最初、真空関係の仕事でしたから、会社からの派遣で東大の原子核研究所で真空技術の武者修行をやったりして。
西谷:
原子力の場合は真空技術がいるんですね?
吉井さん:
そうですね。それは原子力とともに今の宇宙開発ですね、スペースチャンバーと言って宇宙環境試験室ですけども、そういうのも真空機器なしには作れないんですけども。そういう仕事をやっていたんですけども、その後、堺市の市議会の方にコンビナートの公害や災害が酷い時代でしたので。
西谷文和:
堺の臨海のコンビナート?
吉井さん:
そうですね。ですから、やっぱり専門的な知識持ってる者に議員になってもらいたいっていう話があって、それで議員になりましたから、当時は原発に先立ってコンビナートの爆発火災とか災害が非常に多かった時代ですから、ですからその災害の現実から始まって、そして領域がコンビナートから原発へというふうに、事故の事実を追及しながら広がっていったということですね。
西谷:
なるほど。原発が事故したら大変なことになるということですね?
吉井さん:
そうですね。
西谷:
それで、「これは違う」というふうに…
吉井さん:
そうですね。
西谷:
そうですか。小出さん? すみません。過去いろいろあったんですけど、主義主張違いはあったんですけど、やはり今は本当にそういう人達が、やっぱり脱原発で一致して反対していくということ大事ですよね?
小出さん:
もちろんです。吉井さんは政治の場で生きてこられた方ですけれども、私は申し訳ありませんが、政治は大嫌いだということを…
西谷:
おっしゃってますよね。
小出さん:
根本的に発言してきてますし、「一切の政治には関わらない」と言ってきました。ただし、私は嫌いですけど、政治はものすごい大切なものなわけですし、もちろん経済の問題だって大切だし、社会の問題だって大切だし、それぞれの場でそれぞれに個性豊かな方々がご活躍くださってるわけですから、原子力を廃絶させるという、そのために皆さんの力を集めなければいけないのだと私は思います。
西谷:
吉井さんもその点は同じ?
吉井さん:
そうですね。方向としてはちょうどこの間の沖縄における昨年1年間の沖縄での取り組みに見られるように、あの場合はオール沖縄というかたちで、いろんな考えを持った人達、それは社会的な運動体も政治勢力も皆、結集して行ったんですが、ああいう方向がたぶん進んでいくだろうと思います。
西谷:
保守から革新までひとつになったということですね?
吉井さん:
そうですね。
西谷:
分かりました。小出さん、やはりオール沖縄みたいなかたちでオール脱原発みたいな運動をしていかなあかんということでしょうね?
小出さん:
そうですね。それができれば一番いいのですけれども。でも、なかなかこれまでの歴史というのを皆さん背負われているので、今日までそれができないできてしまっていたのだと思います。
西谷:
その現実もあったということですね?
小出さん:
はい。
西谷:
しかし、安倍内閣が大変な再稼働に向けて突き進むなか、私達は今一度、統一して対抗していきたいなと思っております。小出さん、どうも今日はありがとうございました。
小出さん:
いえ、ありがとうございました。
吉井さん:
どうも。ありがとうございました。
小出さん:
はい、ありがとうございました。
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