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杉本達治副知事に原発再稼働の政府方針を伝える資源エネルギー庁の高橋泰三次長=17日、福井県庁
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/64329.html
2015年2月18日午前7時15分
原子力規制委員会の安全審査に事実上合格した関西電力高浜原発3、4号機をめぐり、経済産業省資源エネルギー庁幹部が17日、福井県と高浜町を訪れ、政府として再稼働を進める方針を伝えた。県庁で応対した杉本達治副知事は、政府が原発の重要性に対する国民理解を進めることなど、地元の同意判断の前提となる5条件を示し「責任ある回答を求める」と伝えた。
宮沢洋一経済産業相が同日の閣議後の記者会見で、西川知事と野瀬豊高浜町長に対し16日に電話で政府の再稼働方針を伝えたと明らかにし、職員を派遣した。資源エネ庁によると、政府方針を立地自治体に直接伝え、再稼働に向けた理解を進めるためという。
同庁の高橋泰三次長が県庁を訪れ、杉本副知事に政府の再稼働方針を伝えた。これに対し杉本副知事は第一に、原発の重要性に対する国民理解について「政府が責任や覚悟を持って原発の重要性を説明、説得してもらいたい」とあらためて強調した。
二つ目として、県が県外の電力消費地に設置を求める使用済み核燃料の中間貯蔵施設について国の積極的な関与を求め「取り組み強化の具体的な方針を」と話した。
このほか▽電源構成比率を決めるだけでなくどう実現するか説明する▽東京電力福島第1原発事故を教訓に事故制圧体制を強化し、政府が監視指導する▽廃炉や原発停止で疲弊する立地地域の雇用や経済への配慮―の3点を求めた。
高浜の2基について県として、規制委の残る審査の状況などを見ながら、県原子力安全専門委員会の審議などで安全性を確認し判断していくと伝えた。
一方、高浜町役場には小澤典明原子力立地・核燃料サイクル産業課長が訪問。対応した岡本恭典副町長は「(再稼働には)町民の理解が不可欠」と強調。理解を深めるには「わが国にとって、一定程度は原子力発電が必要だということを国民が理解することが欠かせない」と述べた。
高浜の2基について規制委は今月12日、関電の安全対策が新規制基準に適合しているとする「審査書」を決定し事実上審査に合格した。ただ、工事計画や保安規定などの審査が残っているほか、地元の同意判断は長引くとみられ、再稼働は今夏以降となりそうだ。
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