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「あなたたちは一体、何をしているんだ!」響く怒声 「もんじゅ」のお粗末ぶりに文科省が激怒 “運転解禁”遅れは自業自得
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/872.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 19 日 17:52:05: igsppGRN/E9PQ
 

          運転再開のめどがまったくたたない高速増殖原型炉もんじゅ=福井県敦賀市


「あなたたちは一体、何をしているんだ!」響く怒声 「もんじゅ」のお粗末ぶりに文科省が激怒 “運転解禁”遅れは自業自得
http://www.sankei.com/west/news/150219/wst1502190003-n1.html
2015.2.19 15:00 産経新聞


 原子力規制委員会から事実上の運転禁止命令を受けている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、またも安全に対する認識の甘さが浮き彫りになった。運営主体の「日本原子力研究開発機構」が昨年末、命令解除に向けた報告書を規制委に提出したが、未点検機器数の集計ミスが見つかった。それでも、“成果”を急ぐ原子力機構は3月末までの命令解除を目指す方針を貫くが、度重なる組織のお粗末ぶりに運転再開のめどさえも立たない。そんななか、トップの松浦祥次郎理事長は同月末に任期切れで退任、組織の存亡さえも危ぶまれている。(福井支局 矢田幸己)

■文部官僚も「まさか…」命令解除は不可能に

 「あなたたちは一体、何をしているんだ!」

 未点検機器数の集計ミスが判明した1月中旬のある日、もんじゅ総合管理棟の一室で、報告を受けた文部科学省の加藤孝男・もんじゅ改革監の怒鳴り声が響いた。叱責を飛ばした相手は、原子力機構の幹部。室内にしばらく険悪な空気が流れた。

 普段は温厚な人柄で知られる加藤氏がいらだつのも無理はなかった。

 原子力機構を主管する文科省は、一昨年10月から始まったもんじゅの集中改革以来、改革期間が終了する今年3月末までの命令解除をともに目指して支援を惜しまなかった。しかし、今回の集計ミスが判明したことによって、同月末の命令解除は事実上、不可能になった。ある文科省関係者は「まさかとは思ったが…」と唇をかむ。

 原子力機構は昨年12月下旬、命令解除に必要な報告書を規制委へ提出した。

 それによると、点検間隔を見直して期限が超過した機器などを「未点検」と位置付けたうえで、「未点検状態の解消」を図るために、点検を実施するか、次回点検までに監視を強化する−などとしていた。これで規制当局の了承が得られれば、命令解除へ一定のめどが立つはずだった。

 しかし、今年1月28日に原子力機構が集計ミスを公表したことで、すべてが水の泡となってしまった。

■断ち切れない悪循環も「自業自得」

 実は、報告書提出までには、原子力機構内で迷走が続いていた。

 当初は昨年11月中の提出を目指していたが、2度にわたって延期。担当者は「報告書に誤りがあっては元も子もない。最終チェック中だ」と提出が遅れた理由を説明していたが、その結果が今回の集計ミスでは目も当てられない。最終的に未点検機器数は約400点増え、6800点以上に上った。

 いったい、なぜ原子力機構、ひいてはもんじゅで安全に関わる重大な問題が繰り返し発生するのか−。

 ある関係者は「人手が足りていない。現場が疲弊しきっている」と苦しい内情を明かす。トラブルや組織の不祥事が相次ぎ、世論の厳しい風当たりにさらされる原子力機構は、改革に次ぐ改革を迫られている。対応に追われるなかで新たな問題が発生し、悪循環の無限ループに陥っているとの指摘もある。

 しかし、そこに同情の余地はない。全ては原子力機構の自業自得でしかないからだ。一部では解体もささやかれているが、今年4月から新たな中長期計画が始まり、向こう7年間の経営方針が示されることになっている。

■高齢でツートップ退任、「責任逃れ」の声も

 そんなもんじゅ命令解除がおぼつかないなかで、改革の陣頭指揮にあたってきた松浦理事長が任期切れで組織を去る。

 「目はしょぼしょぼし、耳も聞こえづらくなってきた」

 1月8日、地元・敦賀市にあいさつに訪れた松浦理事長は会見で、79歳という高齢を理由に今期限りで退任する考えを明らかにした。

 松浦理事長は一昨年6月、もんじゅの点検放置問題を受けて引責辞任した前任の鈴木篤之氏から重責を引き継いだ。原子力機構の前身・日本原子力研究所の理事長や内閣府原子力安全委員会(当時)の委員長など要職を歴任した経験を買われた。

 しかし、在職中は目立った成果も挙げられず、もんじゅの改革もいまだ途上だ。

 松浦理事長はさらに会見で「もんじゅでは、『プロジェクトを何が何でも俺たちが仕上げる』という(職員たちの)意識が高くなかった」と、まるで他人事のような口ぶりで話していたのが印象的だった。

 会見の様子を報道で知ったある電力会社の幹部は「なぜあんな発言をするのか理解に苦しむ。トップ自ら組織の欠陥を認めたようなものだ。われわれなら、絶対に止めさせる」と憤った口調で話す。改革の最中にありながら退任を口走ってしまう一種の“軽さ”に、トップとしての資質に疑問が残る。

 また、松浦理事長と二人三脚で改革遂行に注力してきた敦賀事業本部長の斎藤伸三副理事長(74)も今年3月末で退任する意向だ。斎藤氏も旧原研の理事長を務めた経歴も持ち、同じく高齢が理由という。古巣組織が存亡のふちに追いやられるなかで、ツートップがそろって退任するのは「責任逃れ」と批判されても不思議ではない。文科省は、水面下で後任候補の人選を進めているという。

 もんじゅは、発電しながら消費した以上の燃料を生み出す“夢の原子炉”といわれている。しかし、こうした失態が相次いだことで、たとえ禁止命令が解除されたとしても、再び重大な過ちを繰り返してしまう不安がつきまとう。それは、取り返しのつかない惨事を招く危険性さえもはらんでいるのは間違いない。

■高速増殖原型炉「もんじゅ」

 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉。実用化に向け研究開発段階にある原型炉で、出力28万キロワット。発電しながら消費量以上の燃料プルトニウムを生成することができ、軽水炉での「プルサーマル」計画と同様に燃料の再利用を図る“夢の原型炉”とされている。しかし、水に触れると激しく燃焼するナトリウムを冷却材に使うなど管理が難しく、試験運転中の平成7年12月、配管の温度計が折れてナトリウムが漏れ、火災が発生する事故を起こした。22年に運転再開したが、同年の機器故障で停止中。

■日本原子力研究開発機構

 高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の開発や放射性廃棄物の処分など、原子力にかかわる研究や技術開発を行う文部科学省所管の独立行政法人。平成17年、当時の日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構が統合して発足した。本部は茨城県東海村。

 

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コメント
 
01. 2015年2月19日 18:24:01 : tctY4BgZcg


 穢多電力会社連合 原電が考え出した キチガイ計画 もんじゅ 再興

 誰もが 崇高な理念を 持ち合わせたはいない 

 庶民から電気代、税金を巻き上げることしか考えてない アホ官僚が作り出した機構

 何をしているんだ と言ってる 奴も 何もしてはいない

 もんじゅ という言葉の意味は 自業自得

 早く辞めろ 潰せ



02. 2015年2月19日 23:00:26 : byiRXjwMMg
あまり笑わせないでほしい。

もうとうにダメと結論が出ている高速増殖炉もんじゅに固執し無理やり事業を続けさせ利権にたかり、1日5千万円を超す無駄金を毎日どぶへ捨てさせているのは文科省。今まで1ワットも商業電力を発電したことはない。


03. 2015年2月20日 01:07:31 : aiMZAOJQqY
ついに、原子力ムラで内輪もめが始まったか。

もともと高速増殖炉は、技術的に不可能なもので、まともに動かない。

兵器用プルトニウムを抽出したいがために、無理やりでっち上げたものだからね。

こんなものにばく大な税金をかけて、本当にバカ丸出し。


04. 2015年2月20日 03:33:52 : Q92wO6sYDI
それがあるだけで食っていけるんだから楽なもんだ
まだまだ楽ができるだろう
原子力打出の小槌は最強だ

05. 2015年2月20日 03:44:54 : aiMZAOJQqY
この写真からわかるように、数十メートルの津波が来たら、ひとたまりもない。
もんじゅは壊滅状態になる。

冷却材のナトリウムと水が反応して大爆発を起こし、手がつけられなくなる。

大量のプルトニウムが放出されて、北半球は壊滅状態になるだろう。


06. 2015年2月20日 12:47:46 : uMcHfTnA4o
それでも黒字だろ!
日本は住みやすいねェ(笑)

国のトップがバカだとこういう特権階級は住みやすいんだ


07. 2015年2月20日 16:47:31 : fUqI89CCHg
 「あなたたちは一体、何をしているんだ!」

って「じゅもん」を唱えていりゃぁこの先も電気なんか起こさなくても、給料ももらえるし何十年でも喰っていけるし、この先もまだ何十年も存続していける摩訶不思議な施設。

もし地震さえ起きなけりゃ。
津波さえ起きなけりゃ。
事故さえ起こさなけりゃ。
テロさえなければだよね〜。

それでも出てしまう使用済み燃料をどないしよう?
六ヶ所村が事故っても困っちゃうしな〜・・・・・
車の両輪だからね〜。
片輪じゃ走行出来ないよね〜。


08. 2015年2月20日 21:04:56 : M6P7nhoK5E
クソ役人が
人が集まらないのはしょうがないだろ
現場に文句垂れるより、行って手伝え

福井って、県知事らが「日本の子供が全員カタワになっても原発は止めない」と言ったらしいからな、県民全員でなんとかしろよ。
「利権はいただきます、危険はイヤです」じゃ、ムシがいいって。


09. 2015年2月21日 01:18:44 : wnLKw4nOVY
サンケイが報道した事にビックリ!
メインストリームに異変?とつい期待したくなります。

10. 2015年2月21日 02:57:50 : 3VnF6MD0k2
役人 → 厄人

今までの損失は、共済年金の積み立て金で補填しろよ!


11. 日高見連邦共和国 2015年2月21日 05:58:18 : ZtjAE5Qu8buIw : lt7TdFOYcQ

経産省の役人が、いまさらなんで他人を批判できる!?

オマエらも“共犯”・・・・いや、“主犯”だろうっ!!!


12. 2015年2月21日 13:36:22 : u41ShKyHb2
役人の天下り先にいらない組織を作り、税金を垂れ流している。大した仕事もせず一か月に何日か椅子に座っていれば高給がもらえ、2,3年すると退職金を貰い又他に渡り歩き70過ぎまで渡り歩いている。どれだけ税金を食いものにしている事か、原発はもう使うべきものでない事が証明されているのだからどんどん原発関連は解体すべきだ。

13. 2015年2月21日 14:39:31 : ky23biTWOY
未点検機器数が6800点以上ってすごいな、点検しても点検しても終わらない。
車でいうなら1メートル走るごとに水温系、油圧計、タイヤ空気圧、ブレーキ
レベル確認しないと暴走する危険がありやばいって箏かな。

捨てろよ


14. 2015年2月21日 18:33:32 : GdTnmK6iOU
この際、4号機の燃料棒搬出のように、もんじゅをエア稼動させたらどうだ。

「動いた! 動いた!」とやって、あとは御用マスコミに取材させればいい。

これが一番安全だ。


15. 2015年2月21日 21:24:04 : 5T81EwuK9Q
もんじゅを廃炉にすれば、原発再稼働が困難になる。もんじゅの運転再開による大事故を防ぐためには、ミスを継続して運転再開を先延ばしするしか道はない。

16. 2015年2月22日 09:20:35 : KKj7trSkr6
猿芝居だよ猿芝居

原発本体でさえ、マグナBSPの管理がなきゃ稼動させられないのに、高速増殖炉が日本の保安委の判断1つで動いたり止まったり、するわけないだろ?


17. 2015年2月22日 09:26:12 : KKj7trSkr6
日本にプルトニウム(使用済み核燃料)を保管することは、研究目的以外にはできない

法律上、プルトニウムは全てアメリカの監視下に置かねばならないわけ

つまり法律上、日本の原発は、アメリカが持って帰ってやる...そう言える量以外の使用済み核燃料(プルトニウム)を排出できない=稼動量をアメリカ政府に申請許可がない限り動かせない

日本にプルトニウムを保存できる理由は、プルトニウムを燃料として再利用しますという大義名分が必要なわけ

だから「もんじゅ」を廃炉に決定した瞬間、すべてのプルトニウムはアメリカの管理下に入る


18. 2015年2月22日 09:29:37 : KKj7trSkr6
「もんじゅ」は、そういう大義名分のために存在しているだけの炉なので、そもそも完成させる意図がない

だって、本当にプルトニウムを再利用できてしまったら、せっかく作ったプルトニウムを密輸するという、ぼろ儲け商品がなくなってしまう...本当に再燃に転換できるためだ

だから事故は、起こり続けなければならない


19. 2015年2月22日 09:34:50 : RQpv2rjbfs
給料が安くて安全ならこういう無駄な事業をするのも良いかもしれないが、給料は高い、危険極まりないではどうしようもない。なぜ早く解体しないのか、あんたらは何をしているんだとは国民のセリフだ。

20. 2015年2月22日 09:35:41 : KKj7trSkr6
原子力基本法は、昭和30年という遥か昔にできた法律だが、もう既に原子力発電の定義として「ウランを原材料としてタービンを回す方法」「その使用済み燃料(プルトニウム)をトリウム炉で再利用してタービンを回す方法」と2つの方法を指して原子炉と定義されている

トリウム炉=プルトニウムを再利用する方法は、既に昭和30年に存在した方法であることがよくわかる


21. 2015年2月22日 09:39:12 : KKj7trSkr6
「もんじゅ」は、核弾頭を密輸する上で、国内に研究機関を設置するという、国際社会に対する擬態として考案されているため、実は何も行っていない

何も行っていないものを検査するわけだから、中身のあるわけない機械を次から次から持ち込んで、あれも壊れてます、これも壊れてますという言い訳をしないと、本当に検査をする機械なんて1つも無いんだから、動く機械があるわけが無い


22. 2015年2月22日 09:47:12 : KKj7trSkr6
「もんじゅ=プルトニウム貯蔵庫」が福井に存在するのは、ウラジオストックから在庫を引き受けに来る潜水鑑定が、もっとも見つかりにくい環境にあるからだ

東京大学=旧陸軍=大東亜共栄連邦(幻の彼らの国)の官僚たちにとって、第二次世界大戦は未だ敗戦しておらず、彼らは偽装敗戦で日本という1つの属国をアメリカに占領されたけれども、本国(長春・北京は中国共産党/平壌は朝鮮労働党/ソウルは統一教会)に成りすまし占領を免れた

本体は捕虜と偽装して、いったん同盟国のKGB国家ソビエトに避難し、その後、各国の指導部と称して服役している


23. 2015年2月22日 09:50:04 : KKj7trSkr6
世界の中で、中国/南北朝鮮/日本のなんかわからん上の方だけ

これらが異常におかしいのは、これらが未だに軍国主義を至上の正義と捉え、それに基づく公序良俗を「美しい国の条件」として発信しているからだ


24. 2015年2月22日 09:56:18 : KKj7trSkr6
大東亜共栄連邦(東大&明治維新貴族の夢の帝国)には、味方につく巨大資本がある

明治維新をもたらせた生みの親とも言える「香港資本」

および、松岡洋右(大東亜共栄連邦=田布施貴族の王子)が終生の友と選んだ、「エリートの、エリートによる、エリートのための統治」を地で行く「シオン24賢者の議定を評価するエリート(長者と老者)の会議=円卓会議=ソビエト」だ


25. 2015年2月22日 09:58:06 : KKj7trSkr6
円卓会議とは、現在の発信する名称を国際シオニスト会議

イスラエルを建国した背後資本のこと

マグナBSPの真のオーナーである


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