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原発の全てがわかる映画〜ドキュメンタリー映画『日本と原発』(レイバーネット日本) 
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/800.html
投稿者 gataro 日時 2015 年 2 月 09 日 20:23:38: KbIx4LOvH6Ccw
 

原発の全てがわかる映画〜ドキュメンタリー映画『日本と原発』
笠原眞弓
(東京平和映画祭実行委員)
http://www.labornetjp.org/news/2015/1423391391346staff01


http://www.labornetjp.org/news/2015/1423391391346staff01

東海第2原発運転差止訴訟のキックオフ集会に参加したとき、河合弘之弁護士は、「僕は日本中のすべての原発訴訟の弁護をする」とおっしゃっていました。彼は、辣腕の企業弁護士で、負けたことがないと言われていますが、こと、原発訴訟では負け続けているとか。もちろん市民側に立ってのことですが。


そんな時に起こった3.11事件。今度こそ勝つ訴訟をしたい、弁護士として生きてきたことへの感謝を、仕事を通して表したいと思ったと聞きました。その言葉を違えず、彼は「脱原発弁護団全国連絡会」を作り、精力的に活動しています。


その河合さんが負け続ける訴訟に、このまま弁護士の枠に収まっていては埒があかない、もっと違うやり方で国民の総意にしていかなければと考えたのです。そして思いついたのが「映画だ!」でした。


原発の全てが分かる映画を作ろうと決心して出来たのが、この映画です。原発事故の実態はもとより、原子炉とは、原発と経済、安全性、そして原発に変わるエネルギーなど、原発の問題の全てが情緒に流れることなく、かと言って理屈っぽくなく、微妙なバランスの中に語られています。数回現れるホワイトボードに、はじめは何が始まるかと思いましたが、なんと法廷で培わた河合弁護士弁舌つきで、原子炉やプルサーマルの仕組みが絵解きされるのです。さらに、全編に河合・海渡両弁護士のお人柄が通奏低音のように流れているのです。(下写真の場面は、お見逃しなく)。


http://www.labornetjp.org/news/2015/1423391391346staff01


浪江町の馬場有町長へのインタビューは、町民への愛情(これが行政マンの一番大切なことと、思っている)と、東電や国に対する怒りにあふれ、思わず私も涙したのでした。


気がつくと、川内原発のことを思いながら、九州経済が大事なのか、人の生命なのかと改めて悔しく、思わず九州中の知事と役人をこの場につれて来て一緒に観たいと拳を握っていました。


ぜひ、あちこちで上映会ができるといいと思います。河合さんは、初日の挨拶で、「費用が出せないなら、相談に乗る」とまで発言。この映画と原発訴訟にかける並々ならない思いを感じたのです。


チラシには河合さんの次の言葉が載っています。


「裁判は、たったひとりでも正義をかけて闘える民主主義社会の安全弁みたいなものだ。だから、僕はひとりでも闘う。でも、それだけじゃ、みんなに伝わらない。ひとりでも多くの人に真実を伝えるには、やはり、映画しかない」。


監督:河合弘之 構成・監修:海渡雄一 制作協力:木村結


制作:Kプロジェクト



http://www.nihontogenpatsu.com/


自主上映スケジュール(近日中にも全国各地開催予定。詳細はHPで)


 

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コメント
 
01. 2015年2月10日 11:59:23 : lJGjqzVzIc
国民の多くは原発に不安を感じている。が、再稼働を推進する安倍政権の支持率は
あいも変らず高いようだ。

たぶん原発の恐ろしさが本当にはわかっていないのだろう。福島事故でも多くの人も
動物もなくなっている。それも悲惨な死に方が多い。放射能があるから、救助もされず
放置された津波被害者もいた。動物は渇きと飢えでなくなった。

それでもあの事故は本来の原発事故の100分の1、1000分の1で収まっている。次の事故
は、目を覆うような悲惨なものになるだろう。経済も止まり、国民には餓死しか待って
いない。


02. 2015年2月10日 15:59:05 : Yvr1mfBjgg
>あの事故は本来の原発事故の100分の1、1000分の1で収まっている。
収まっているのではなく、そう見せかけているだけですよ。

>放射能があるから、救助もされず放置された津波被害者もいた。
予告編で一瞬だけですけど、津波で倒壊した建物から被害者の手が見えていましたね。
コレは浪江町町長が語った場面に重ね合わせているが
浪江町だけじゃなく近隣の市町村でも同じような事が発生している。

震災と原発事故が重なると救助できる可能性があっても
結果として見殺しになってしまった場面が出てくる。
正断層で地盤沈下に見舞われるほどの地震と、その後の津波被害
余震や次の津波に怯えながら
被害地域を回るのに人が集まってきたのは
夕闇迫る時刻になっていたし準備も充分ではない。

地元の消防団が集まり、割り当てを決め方々に散って夜回りをしてたら
瓦礫の下から微かな声を聞いた、呼びかけたが返事が無い。
しかし11日夜には自衛隊が原発が爆発すると撤退をはじめ、警察も津波被害地域に入ってこなくなった。
12日の朝に救助活動をはじめれば助かった方々がいたかも?
でも助けられなかったと消防団の方は泣いてた・・

津波被害者の方々に関しては多く取り上げられるが
福島における地震・津波・原発事故の三重災害で亡くなられた方は表に出てこない。
再稼動やら原発が必要だと論じるのなら
このような三重災害があっても被害者救助が出来ると証明すべきである。


03. 2015年2月16日 17:56:55 : DbCUXBJaGF
「日本と原発」の上映会を1月に主催した一員です。
この映画について、観に来られた皆さまから非常にい評価が寄せられました。
アンケートの記入をお願したところ、記入する時間が限られていたにも関わらず、驚くことに半数の皆さまから、真摯なご感想ご意見をいただきました。
その主なものを要約して、ご紹介します。

・被災の事実を丁寧に分かり易く、かつ感情を抑えて伝えており、反ってインパ クトを感じた。よくぞこの映画を作ってくれた。
・原発の危険性を明解に説いている。日本中いや世界中の人に、そして特に若い 人たちに観てもらいたい。周囲に伝え、拡散していくつもり。
・往々にして原発の利便性と経済性が謳われるが、原発事故被害は不可逆的であ り、他の大災害とは比較にならないことがよく分かった。
・再稼動を進める側の裏の事情=利権温存の構造がよく分かった。
・国が国民に対して、原発事故の被害の重大性を知らせないようにしている。メ ディアは真実を伝える義務があると感じた。
・これまで原発の安全神話で、上手く言いくるめられてきた感がある。これに気 付いた者が微力であっても、脱原発に向け行動を起していく義務がある。
・再稼動・即脱原発へ向けては、裁判を介しての取り組みが非常に有効であるこ とに気付かされた。

予告動画のURLを下記にご案内しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=lj-6flmlmcM 



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