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描かれているのは作者の実体験/(C)日刊ゲンダイ
“鼻血問題”反論本を出版 「美味しんぼ」作者が語った真実
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/156916
2015年2月4日 日刊ゲンダイ
人気漫画「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲氏が2日、「美味しんぼ『鼻血問題』に答える」を出版した。
「美味しんぼ」は昨年4月28日発売の「福島の真実」(ビッグコミックスピリッツ)で、主人公らが福島原発を訪れた際に鼻血を出す描写を掲載。真偽を巡って「風評被害だ」などと大きな反響が起きた。新刊本の中身は、その意見に対する「反論」だ。
雁屋氏は同書で「私は、自分の体験した事実しか書きません」と記し、福島を取材した自身が実際に鼻血を出し、異常な疲労感があった――という。その上で、「放射線被曝で住民に鼻血が多発しているとは考えられない」との環境省の見解について「無責任」と批判。年間20ミリシーベルト以下の低線量被曝が人体に及ぼす影響を懸念している。
雁屋氏にあらためて見解を聞くと、こう答えた。
「ICRP(国際放射線防護委員会)と共に原子力産業の支配下にある日本の学会は、低線量被曝のきちんとした研究をしていません。ろくな研究もしない日本の学者たちが低線量被曝の被害をどうして否定できるのでしょう。鼻血について、低線量被曝について、議論せずに勝手な結論を出す国のやり方は間違っています。福島第1原発は依然として大量の放射性物質を放出している。国と東電は一刻も早く福島の人たちを安全な場所に移住させるべきです。そのための場所と職業の確保、生活の援助は国と東電が責任を持って行うように、国民全員が働きかけなければなりません」
終章で雁屋氏はこう締めくくっている。
「福島の人たちよ、逃げる勇気を」――。
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