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日本の研究:福島放射性降下物は「過去の原子力事故とは違っている」−放射性銀が顕著に観察される(EneNEWS)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/722.html
投稿者 ナルト大橋 日時 2015 年 1 月 27 日 19:28:56: YeIY2bStqQR0.
 

記事元


Japan Study: Fukushima fallout “unlike the past nuclear accidents” — Radioactive silver prominently observed
日本の研究:福島放射性降下物は「過去の原子力事故とは違っている」−放射性銀が顕著に観察される


Published: March 27th, 2013 at 10:08 pm ET By ENENews
公開:2013年3月27日、10時08時ET ENENewsによる


Title: Observation of gamma-rays from fallout collected at Ibaraki, Japan, during the Fukushima nuclear accident
Source: Applied Radiation and Isotopes
Authors: Jun Saegusaa, Yasuaki Kikutab, Hitoshi Akinob
Date: July 2013
タイトル:福島原発事故に際し日本の茨城で収集された放射性降下物からのガンマ線の観測
情報源:応用放射線と同位元素
著者:サエグサ・ジュン、キクタブ・ヤスアキ、アキノブ・ヒトシ
日付:2013年7月


Abstract
要約


Gamma-ray pulse height distributions were measured for a fallout sample collected at Ibaraki, Japan, during the Fukushima accident in March 2011. The fallout was collected in a pan of water and then evaporated to dryness on a stainless-steel holder. The sample was measured by a germanium detector three times over a year.
ガンマ線パルス高の分布が、2011年3月福島の事故の際に、日本の茨城で収集された放射性降下物試料について測定された。放射性降下物は、水皿に集収された、そしてその後ステンレスホルダーに蒸発乾燥された。そのサンプルはゲルマニウム検出器によって1年間に3回測定された。


In the pulse height distribution of the initial measurement, approximately 140 peaks were observed in the 50-2048keV energy region. Most of these peaks were either total absorption peaks or sum peaks of Te, I or Cs isotopes.
初期測定のパルス高さ分布において、約140のピークが50から2048キロ電子ボルトのエネルギー領域で観察された。これらのピークのほとんどは、テルル・ヨウ素・またはセシウムの同位体の全吸収ピーク、もしくは合計ピークのいずれかであった。


Unlike fallout samples at the past nuclear accidents, nuclides such as Ce and Ru were not detected whereas 110mAg was prominently observed. The radioactivity concentration of 137Cs was determined to be at least 1.4×104Bqm-2, approximately 14% of which was attributed to rainout.
過去の原子力事故時の放射性降下物サンプルとは異なり、セシウムやルビジウムのような核種が検出されなかったが、一方110m銀が顕著に観察された。セシウム137の放射能濃度は、少なくとも1.4掛ける10の4乗ベクレル/平方メートルであると決定された、それらうち約14%が降雨に起因した。


Read more here
ここで更に読む


See also: Scientists: First time radioactive silver detected in ocean -- Radioactivity levels in seawater are not diminishing as hoped -- "Reactor site still seems to be leaking; it hasn't shut off"
参照:科学者:初回に放射性銀が海洋で検出された -- 海水中の放射能レベルは期待したよう減少されていません -- 「原子炉施設はまだ漏れているように見える、それは遮断されていない」
 

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コメント
 
01. 2015年1月28日 04:35:01 : 8hoNl2VIyY
Ceは、セリウムです。

02. 2015年1月28日 13:20:46 : oeHFclWxKQ
古い記事を取り上げる投稿者の意図が今一つ、はっきりしない。

この記事の基になっている論文の問題点を指摘する。

先ず、この論文の筆者たちは、独立行政法人日本原子力機構に属する研究者である。

独立とは言いながら、未だに財政、人事の両面で、旧監督官庁の影響下にある。

悪名高き旧動燃も、この法人の一角を成している。

官製論文と言って良い。

@ γ線スペクトルの140keV付近のピークは、半減期(6.01h)以下半減期は括弧で示す。)のTc−99mと表示されている。

Tc−99mのγ線のエネルギーは140.511keVであるが、ピークは、140keV線より右側にある。(Tc−99mの親核種であるMo−99のγ線ェエネルギーは、同じ140.11keVである。)

「141(89%)?」とあるけれど、141keVより明らかに右側にある。

この付近のエネルギーで、もう一つ考慮しなければならないのは、U−235のγ線、143.76keVである。

γ線スペクトル図をよく見ると、このエネルギー付近に小さな段差があることが分かる。

何時、サンプルの採取が行われ、採取から、どの位経過して、測定が行われたのか不明だが、(a fallout sample collected at Ibaraki, Japan, during the Fukushima accident in March 2011とある。)Tc−99mの半減期は、6.01hで親核種のMo−99(2.748d)の半減期を加えても、全部で3日ほどだ。

A >Ce and Ru were not detected

CeとRuの放射性同位体が、全く検出できなかったのは、信じがたい。

先ず、Ruについて

Ruの放射性同位体は、インド原子力エネルギー省バーバ原子力リサーチセンターのホームぺージに開示されているデータでは、福島第一原発から330メートルの海水から検出されている。

> Daii-ichi(unit1/4,330m E from discharge point)

2011-03-22 06:30

Ru-105 6.92E-02Bq/cm3  (4.44h)
Ru-106 1.32E-01Bq/cm3  (367d)

2011-03-23 08:50

Ru-105 8.37E-01Bq/cm3
Ru-106 3.70E-01Bq/cm3

http://www.barc.gov.in/daiichi/japan270311.pdf

半減期4.44hのRu−105が検出された、特に3月23日のサンプルにおいては、濃度が上昇していると言う事実は、臨界が続いていることを示している。

B Ceについて

問題となるCeの放射性同位体は、Ce−141(3.92h)、Ce−143(1.38d)、Ce−144(284d)であろう。

それぞれの、累積収率(100回の核分裂で当該核分裂生成物が、どの位の割合できるか。)を示す。

比較のために、先ずI−131、Cs−137、Mo−99、Tc−99mの累積収率を示す。

I−131   2.89E+00
Cs−137  6.19E+00
Mo−99   6.11E+00
Tc−99m  5.38E+00

Ce−141  5.85E+00
Ce−143  5.96E+00
Ce−144  5.50E+00  

、半減期が6.01hのTc−99mが検出されているにも関わらず、Ceの放射性同位体が、全く検出されなかったのは不可解の一言に尽きる。

Ce−141が短い半減期のために検出されなかったとしても、半減期1.38d、284dのCe−143とCe−144が、全く検出されなかったことは、あり得ない。

あるサンプルでは検出されなくても、継続的にサンプリングを行っている以上、そのどれかにCeの放射性同位体が検出されていなければ、自然の摂理に反する、重要な現象が起きた言うことで、それはそれで、早急な解明を必要とする。

最も簡潔明瞭な説明は、研究者たちが、何かを隠すために、Ceの放射性同位体の検出をなかったことにしたと言うものだ。

ここからは、推測になるが、研究者たちは、福島第一原発で、核爆発を示すCe放射性同位体を検出したのだろう。

鍵は、半減期3.92hのCe−141とCe−143にある。


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