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「臨界事故後に保管の廃棄物 焼却処理開始」 (NHK NEWSweb 2015/1/19)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150119/k10014805361000.html
茨城県東海村にある核燃料加工会社「ジェー・シー・オー」は、平成11年の臨界事故のあと敷地内で保管している低レベル放射性廃棄物などについて、周辺住民の理解が得られたとして、事故から15年余りを経て、19日から焼却処理を始めました。
平成11年9月、東海村にある核燃料加工会社「ジェー・シー・オー」で、核燃料の製造過程で違法な作業を重ねた結果、核分裂が連続して起きる「臨界」が発生し、作業員2人が死亡したほか、周辺の住民などおよそ660人が被ばくしました。
「ジェー・シー・オー」では、臨界事故のあと低レベル放射性廃棄物などを敷地内で保管してきましたが、周辺住民の理解が得られたとして、19日から新たに設置した炉で焼却処理を始めました。
作業は午前11時から始まり、臨界事故の前、核燃料を精製する際に使用した油類およそ100リットルの焼却が行われ、トラブルはなかったということです。
今後は油類の処理を終えたあと、作業服など臨界事故のあとに出た低レベル放射性廃棄物の焼却を進めることにしていて、20リットルのドラム缶に換算しておよそ700本分を8年かけて処理する計画です。
東海村の70代の男性は「事故後の処理を進める必要もあり、焼却処理はしかたがないと感じているが、安全に安全を重ねて進めてほしい」と話してました。
「ジェー・シー・オー」は3月上旬に、焼却処理の結果を周辺住民に報告することにしています。
------(引用ここまで)------
これは猛烈に危険です。
一般ゴミの焼却ですら、ダイオキシン、重金属、酸性ガス、微細粒子(PM)などが大量に放出されるので、
環境先進国ではゴミ焼却を厳しく規制しており、ほとんど燃やしていません。
それにくらべ、日本は何でも平気で燃やしてしまう。世界のゴミ焼却炉の7割は日本にあるのだそうです。
放射性廃棄物を燃やしたらどうなるか。
放射性微粒子をわざわざ大量生産、放出するようなものです。
放射性物質を完全に取り除くフィルタなどこの世には存在しません。
しかもやろうとしているのは、不正が日常茶飯事、その結果、初の臨界事故を起こして
死者を2人も出したあのJCOです。
福島原発事故により東海村もかなり汚染され、バックグラウンドレベルが高いので、
放射性廃棄物を燃やして汚染が生じてもわからないだろうという魂胆がまる見えです。
いったい何をもって住民の理解が得られたと言うのか。
焼却で生じた微粒子は遠くまで拡散しますから、近隣住民の理解を得ただけは不十分です。
法的手段に訴えても止めさせないと大変なことになるでしょう。
(関連リンク)
「焼却により発生する微粒子(PM)の危険性+大阪おかんの会会見」 (ブログ風の谷 2012/12/22)
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/3c04c6bccb3baa606834c66cec0ce3e5
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