中川保雄著「放射線被曝の歴史」アメリカの原爆開発から福島原発事故まで　　明石書店（２０１１）
を再読している。

もう一度、「放射線被曝防護の基準」について考えてみよう。

表紙裏の引用文から

「今日の放射線被曝防護の基準とは、核・原子力開発のためにヒバクを強制する側が、それを強制される側に
ヒバクがやむをえないもので、我慢して受忍すべきものと思わせるために、科学的装いを凝らして作った社会的基準であり、原子力開発の推進を政治的に支える手段なのである。

しかしこの歴史の実態と真実はこれまで明らかにされることはなかった。

なぜなら、「放射線防護」に関するほとんどすべての解説や説明が、ヒバクを強制する側の人びとによってもっぱら書かれてきたからである」

参考：http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/316.html 　

コメント
01. 2015年1月07日 19:15:19 : YxpFguEt7k コチラ、参考になります。 疑いも含めて甲状腺ガンの子どもは 103 名、そのうちなんと 58 名も摘出術を受けている。甲状腺の病院として名高い神戸の隈病院の院長でさえも、「子どもはほとんど診たことがない」と 2014 年 8 月 6 日の「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の 健康管理のあり方に関する専門家会議で話しているほどだ。 http://www.jca.apc.org/mihama/News/news132/news132kojosen.pdf スクリーニング効果などウソでしょう。

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