★阿修羅♪ > 原発・フッ素41 > 457.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
福島原発 事故後の3月15日以降に放射性物質の大半(75%)が流出・拡散 政府の事故調査も見過ごす(NHK)
http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/457.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 21 日 23:56:15: igsppGRN/E9PQ
 

福島原発 事故後の3月15日以降に放射性物質の大半(75%)が流出・拡散 政府の事故調査も見過ごす(NHK) 首都圏の水道汚染の原因にも
http://financegreenwatch.org/jp/?p=48943
12月 21st, 2014 Finance GreenWatch

危機後の大量放出で汚染深刻化
動画⇒http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141221/t10014165631000.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質は、核燃料のメルトダウンや水素爆発が相次いだ事故発生当初の4日間ではなく、その後に全体の75%が放出され汚染を深刻化させていたことが、日本原子力研究開発機構の分析で分かりました。

政府などの事故調査はこの時期に何が起きていたかを解明しておらず、専門家は「放射性物質の大量放出がなぜ長期化したのか、原因の解明が求められる」と話しています。

福島第一原発事故の規模は、放射性物質の放出量からチェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」とされていますが、放出の詳しい全体像は明らかになっていません。

日本原子力研究開発機構の茅野政道所長代理らの研究グループは、原発周辺などで観測された放射線量の新たなデータを集め、大気中への放出状況を詳しく分析しました。

その結果、事故が起きてから放出がおおむね収まった3月末までに放出された放射性物質の量は47万テラベクレルと推定され、このうち、核燃料のメルトダウンや水素爆発が相次いだ3月15日の午前中までの4日間の放出量は全体の25%で、むしろ、その後の2週間余りで全体の75%を占める大量の放出が続いていたことが分かりました。

さらに、当時の気象条件を基に拡散の状況を解析したところ、15日の夕方から深夜にかけて起きた大量放出で、今も帰還困難区域となっている原発周辺の汚染が深刻化していたほか、20日の夜から翌日にかけての放出が関東地方など広範囲に広がり、一部の水道水の汚染などにつながったとみられることが分かりました。

今回の分析結果は、事故の進展を食い止められず危機的状態とされた当初の4日間のあとも放射性物質の大量放出を抑え込めていなかったことを示していますが、政府などによる事故調査は当初の4日間に重点が置かれ、その後の放出の原因については解明されていません。

茅野所長代理は、「今後の原発事故の防止や事故の早期の収束のためにも、なぜこのような放射性物質の大量放出が長く続いたのかを解明していかなければならない」と話しています。

福島県では12万人余が避難生活

福島県では、今も12万人余りが避難生活を余儀なくされているほか、深刻な汚染が残る「帰還困難区域」は、大熊町や浪江町など6つの市町村に広がっています。

大熊町で畜産業を営んでいた池田美喜子さん(57)は、今も自宅や牧場周辺で年間50ミリシーベルトを超える被ばくが想定されていて、およそ50頭の牛を残したまま避難生活を続けています。

池田さんは、20キロ離れた避難先から牧場に通って餌を与えていますが、出荷することはできず、悩んだ末、生き物への放射性物質の影響を調べている大学の研究チームに、牛を提供することを決めました。

池田さんは、「牛がかわいいので、本当につらいですが、寿命が来るまで十分に栄養を与えられないまま育てているよりも、せめて人の役に立つならばと研究に協力しています。帰りたいのに帰れない。原発事故が悔しいです」と話しています。

「完全にやり残してしまった」

東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡っては、政府や国会が設置した調査委員会のほか、東京電力も調査を行い、それぞれ報告書をまとめています。

しかし、いずれも核燃料のメルトダウンや水素爆発が相次いだ3月15日の午前中までに調査の重点が置かれていて、今回、放射性物質の大量放出が明らかになった15日午後以降に何が起きていたのかは、ほとんど触れられていません。

政府の事故調査・検証委員会の委員長代理を務めた作家の柳田邦男さんは、「15日以前のことに圧倒的に重点が置かれていて、15日以降については、付随して起こったことくらいの意識しかなかった。いちばん謎の多い原子炉からの放射能漏れのような点は、さらに継続して調査するという点では、完全にやり残してしまった」と期間がおよそ1年に限られた当時の調査を悔やんでいます。

そして、政府が常設の調査機関を作るべきだとしたうえで、「被害を受けた人たちは、なぜ自分がこんな目に遭うのか、原因をはっきりさせてくれと考えている。こういうニーズに対して、国も電力会社も応えていかなければならない」と述べ、被災者に寄り添った調査を続けていく必要性を強調しています。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年12月22日 00:38:04 : lBhwik3Y0I
コノ番組を見てました。
相変わらずNHKではインチキな部分を報道してたな。
番組の冒頭で全電源損失は津波に依ってと何度もコメントしてた。
津波ではなく、地震だけ
津波の影響が及ばない地点の夜ノ森線27鉄塔と新福島変電所が倒壊したので外部電源が損失したのだ。
注)内部電源とはバッテリー電源とディーゼル発動発電機

>3月15日の午前中までの4日間の放出量は全体の25%で、むしろ、
>その後の2週間余りで全体の75%を占める大量の放出が続いていたことが分かりました。
んで、主に2号機の格納容器損傷とドライベント時のベント配管における
放射性物質を含んだ水の放出との原因考察が提示されていたが
無理もいい加減にしろよ。
2号機が大量の放射性物質を放出したことに関しては異論はないが
1号機・2号機・3号機の配管損傷を検証して無いだろう。
各種配管が健全であるとか誰が信じているんだよ。

またコレは再放送だが
さっきETVでサイエンスZERO「セシウムボール」の放送があった。
セシウムは640度で気化して大気中に放出されると大気中の水やエアロゾルと結合して
雨や雪として降下する(飯舘村はこの雪に含まれる降下物で高濃度の汚染に曝された)
だが、この放射性物質の化合物に水に溶けない非水溶性の放射性物質である
セシウムボールが発見され
放射性物質の化合物で新たなる健康被害の考察が必要になってきた。
実はこの番組2014年9月に放送されるはずだったのだ。
NHKスペシャルの番組と歩調を合せているかの如く同日放送されている。
番組の完成度としては今一つであるが、現状のNHKではこれが精一杯なのかもしれない。


02. 2014年12月22日 00:42:53 : 2f4xqmDqnc
白々しいとはこういうことを言うんだろうな。
NHK,お前もだ。

03. 2014年12月22日 00:59:35 : uEEk6aHu6A
>>01
 うむ。番組編成へ実に興味深い作為を感じ取れたな、笑。
 どうも、NHKは放送の上では、漏れ出たホットパーティクルは、さほど大量では無いと思わせたいらしい。そのために、このNHKスペシャルでは、3月16日以降の放射性物質の放出を解き明かして、今まで、事故後の四日間で多量に放出されたとされる放射性物質は、実は全体の25%だった。を印象づけたいのだろう。
 そして、続く、サイエンスZERO「セシウムボール」でNHKは、どうも「ホットパーティクル」とのお言葉が、お気に召さない様だ(笑)。海外の論文などでの通り名は使いたくないのだろう。セシウムボールと、他の核種の存在も見事に欺ける素敵な命名は流石。

 どうやら、福島事故でのホットパーティクルは、かなり深刻って事なのだろう。


04. 2014年12月22日 02:04:56 : CM3dFV3fWc
NHKサイエンスゼロでセシウムボールという放射性セシウムをガラス状の微球体に高濃度で検出される物質の発見に関しての報道がなされた。

この物質は2011年3月14日から15日の間に外気が吸引されたフィルター上にのみ存在しているとの報道だ。

この間は、福島原発3号機の核爆発状のきのこ雲が、目撃された時期と重なり合う。

特殊な高温がこのセシウムボールの形成に不可欠のようであり、生成が3号機の爆発によるものであれば、核爆発状のきのこ雲がとても高温であったと言う逆方向の証拠の一つになると言えよう。


05. 2014年12月22日 02:59:33 : amjnT34W5Q
プルトニウムは放送禁止用語か?

06. 2014年12月22日 04:20:04 : kiWL8VFdm2
問題はセシウムボールにせよホットパーティクルにせよ、放出後の動きが追跡されていないこと。
超微粒子なのだから、普通の質量の物質とは挙動が違うことが考え得る。
どの時点でどの場所で、呼吸による内部被曝が起こりやすかったかをしっかり解明するべきである。

07. 戦争とはこういう物 2014年12月22日 08:03:31 : N0qgFY7SzZrIQ : WJiCmAappI
これまでセシウムと同時に出なければヨウ素単独では出ない、とされていたのが否定されたのは有意義。これで何度か観測された放射性ヨウ素の上昇を見直す必要も出てきた。

08. 2014年12月22日 10:47:59 : OO4A7ThLak
このNHKの番組は、昨日まで盛んにツイートされていた。

テレビは見ないので、コメントは、この記事の内容についてだ。

先ず、日本原子力研究機構は、「日本原子力研究機構法」と言う法律によって設立された、独立行政法人である。

NHKと同じように、大本営発表の枠内にある組織である。

@ >3月末までに放出された放射性物質の量は47万テラベクレルと推定

ロシアの研究では、3月15日だけで、放射性ヨウ素が40万テラベクレル、放射性セシウムが10万テラベクレル、放射性希ガスが、40万テラベクレルだ。(Stohl et al.2012によれば、Xe−133のみで15300万テラベクレル、15.3EBq。)

>福島は大気中へセシウムを10京Bq放出。わずか一日でチェルノの総放出量に等しい。海洋放出はチェルノの3倍(EN)

http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/860.html

A >3月15日の午前中までの4日間の放出量は全体の25%で、むしろ、その後の2週間余りで全体の75%を占める大量の放出

これは、2号機から放射性物質の最大の放出があったする偽装工作の延長線上にある。

目的は、3号機の核爆発を否定すること、並び核爆発による、より危険な核燃料そのものの(MOX燃料のプルトニウム)放出を隠蔽することだ。

CTBTOリッチモンド観測所で検出したXe−133/Xe−133mの比率から、核爆発が10回前後起きたことが推定される。

http://www.ctbto.org/fileadmin/snt2013/posters/T2-P22.pdf

B >当時の気象条件

米国の情報公開法によって明らかにされたSPEEDIの拡散予想図。

3号機が爆発した3月14日は、22時頃から北風に変化する。

3月15日は、昼過ぎまで、首都圏に向かって、北寄りの風が吹いた。

http://ja.scribd.com/doc/86582918/SPEEDI-Images-March-14


http://ja.scribd.com/doc/86583163/SPEEDI-Images-March-15

C 日本原子力研究機構とNHKが手を組んで何をしようとしているのか?

首都圏が、3月15日に、核燃料を含む放射性物質によって汚染されたことを隠蔽しようとしている。(バスビー博士、ガンダーセン氏が、首都圏のサンプルから、ウラニウム検出。)


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素41掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
原発・フッ素41掲示板  
次へ