http://www.asyura2.com/14/genpatu41/msg/382.html
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数年前にトヨタがブレーキの問題で袋叩きにあったことはまだ記憶に新しいが、
今度はタカタ製欠陥エアバッグで自動車業界に激震が走っている。
「『欠陥エアバッグ』タカタ問題 “日本車叩き”に変わる恐れも」
(阿修羅・日刊ゲンダイ 2014/12/6)
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/135.html
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155522/1
このエアバッグ問題が、どれだけ深刻で、どこまで回収・無償修理が必要なのかよくわからない。
米ビッグ・スリーの車は品質、信頼性とも日本のメーカーに比べはるかに問題があり、
本気で調査すればリコールが続出する可能性もある。
前回のブレーキ問題でも、同様なトラブルは米国メーカーの車でも起きているにもかかわらず、
トヨタだけが標的になった。
この記事の通り、はるかに優れた品質・信頼性で販売も好調な日本メーカーの車の
欠陥をほじくりだし叩いて、引きずり下ろそうとする意図があるのは明確である。
とくにトヨタは次世代ハイブリット車、燃料電池車で独走状態であり、何とかして足を引っ張ろう
という意図が露骨である。
日本の自動車メーカーは、こういった批判・非難が起きないよう、より高い品質・信頼性のために
一層の努力しなければならないが、それに逆行する動きもある。
「トヨタ紡織伊達に進出 来年1月工場稼働」 (福島民報 2014/11/8)
http://www.minpo.jp/news/detail/2014110819120
-----(引用ここから)-----
自動車内装製品の製造や販売を手掛けるトヨタ紡織(本社・愛知県刈谷市)は伊達市の保原工業団地に進出する。来年1月、自動車の内装部品を作る工場を稼働させる予定。
関係者によると、現在使われていない元ニット工場を改装して機械を設置し、自動車の座席のシートなどを製造する。来年度は50人程度の従業員を採用するという。
-----(引用ここまで)-----
伊達市と言えば福島市と並ぶ高濃度汚染地帯である。
グリーンピースの昨年の調査では、地上1メートルの空間線量が1マイクロシーベルト/時を
超える場所がいくつもあった。本来なら即避難、移住をしなければならない線量だ。
「第22回目調査 福島県の福島市、伊達市で測定した空間放射線量」
(グリーンピース 2013/10/25)
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/monitoring/22nd/
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20131025_Date_datasheet.pdf
こんなところで生産する製品が放射能汚染から逃れるのは不可能である。
セシウム137の1万ベクレルは、たったの0.00000000311グラムだ。
それほど微小な物質が製品に混入・付着するのを防ぐ手段はない。
しかも、自動車の内装部品といえば、乗員が直接触れるもので、影響は深刻だ。
ひょっとしたら、ここで生産される部品は輸出はせず、国内車向けのものかも知れないが、
だからと言ってよいわけもない。
おそらく米国は、今後、線量計を片手に血眼になって日本メーカーの車の汚染を調べるだろう。
1台でも汚染が見つかれば大騒ぎになり、「日本製=放射能汚染」というイメージ・ダウンを
引き起こし、日本メーカーの売り上げは激減するだろう。
汚染をでっち上げることもあり得る。
日本製食品が大幅に輸入制限されている現状では、たとえウソであっても誰も疑うまい。
日本の屋台骨である自動車産業が揺らいだらどうなるか、説明するまでもない。
政府の福島復興キャンペーンに安易に乗ると、とんでもないしっぺ返しを食うことを
メーカーは肝に銘じるべきだろう。
(関連リンク)
「日本製品お断り 日本の輸出がストップする日」 (拙稿 2011/10/25)
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/757.html
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