核のゴミは既にたまりにたまっている。原発に賛成だろうと反対だろうと、これをどうするかという問題から目をそむけるわけにはいかない。核のゴミ捨て場の設置を誰も（どの自治体も）引き受けなければ、今ある場所に置いておく他はない。それでいいのか。

　「オレのところに持ってくるのは反対だ」と言うのはよい。しかし、ではどこに置けばよいのか。

　反対運動を持ち上げれば日本に民主主義が実現するのか。日本に民主主義を実現しろと主張するなら、どうしたらよいか、解決策を提案してほしい。

　リンクされている記事のうち、「北海道新聞」の記事をよく読むと、内情がなんとなく分かる。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/576202.html

　「主催者発表で約900人が、人口約2500人の幌延町の中心部をデモ行進した。」と書いてあるが、900人のうちの何人が幌延町の住民だったのか。

　長田秀樹事務局長や旭川大の山内亮史学長は０１の問題をどう考えているのか。また、妹之山商店街さんはどう考えているのか。

　北海道新聞の記事の中に、「集会参加者も町民は数人だけ」と書いてありました。

　　原発再稼働、マスマス　核の糞が増え続ける

　　汚いもの、厄介な物は　人里離れた　山奥田舎に埋めてしまえ

　　補助金助成金がもらえればそれでも良かったが　福島で解ったはず

　　古里が無くなる事がどう言う事か

　　金の為なら何でもする　やっきになって、原発問題は争点に上げず報道せず

　　これ以上、肥溜めを増やす原発推進の　候補者は永田町には行かせるな

、

　お答え有難う。だいたい予想した答ですが、よく読んで時間を掛けて、考えます。

ただ、一つだけすぐ反論できること。

＞>「集会参加者も町民は数人だけ」

＞醜い揚げ足取りですね。

　北海道新聞にそう書いてあると書いただけだが。反論も想像つくが、まあ、あまり重要な問題でもない。重要だと言うかもしれないが。

蛇足。

　妹之山商店街さんについては、初老で品の良い左翼市民運動家を想像します。共産党にも新左翼にも全部賛成ではなく、一線を画している。商店街の会長さんですか。蛇足蛇足。

何が解決策を提案してほしい、だ。偉そうなことを言うな！

「おまえらが撒き散らかした糞だろ。」だから自分で解決策を出せ、と言って、解決策を出すと反対する。それなら、今のままにしておけと言っているのと同じ。今のままが一番いいと言うのか。

「おまえらが撒き散らかした糞だろ。」も間違っている。みんなで電気を使ったことを忘れている。

この埋設処分は日本学術会議が日本では不可能と発表している。当然いつかは放射能
汚染が広がる。

日本の支配層は本州を残そうとするだろう。火山の活動の盛んな九州は除外。四国は
偏西風の影響で本州が汚染される。すると北海道が残る。北海道のなかでも他の条件
に触れなければ北のほうがよい。

幌延は日本の支配層にとっては適地といえる。理屈から言えば、電力の恩恵をもっとも
うけた東京が引き受けるべきだ。それでは、日本が早期に滅ぶという人がいるかも知れ
ない。が、仮にそうなっても正義をつらぬいて滅ぶべきじゃないか。

放射性を増したことを核のゴミを増やしたと表現するなら、ゴミを増やした張本人が祖のゴミを引き受けるのが一番妥当な考え方だろう。

では誰がその張本人かといえば、電気を利用する人間ではないことは明らかだ。電気は原発でなくても、火力でも、水力でも、風力でも、潮力でも、太陽光でも、地熱でも発電可能だからだ。電気を利用する人がどうしても原発の電気でなくてはいやと主張でもしない限り電気利用者に原発の負債としての核のゴミ引き受け義務はない。

とすれば原発事業者、原発や核施設のある地元、政府の原発推進者がゴミを増やした張本人だということになる。責任の所在はこれらのものが負わねばならない。ならば核のゴミの保管義務地域を指定するなら発生させたご当地がその地域内で新たに保管地を選定して管理することが一番正当な考え方になるだろう。そのための核燃料税を地元は頂戴していると考えると合点できる。

祖のゴミ　　×

そのゴミ　　○

訂正します。

その前にここまで増えて解決が不可能になってしまった放射性廃棄物をまだ増やそうとする原発再稼働に賛成なのか反対なのか。

キミは賛成らしいが、くそはするがトイレは必要ないとするのか。

地元の参加者が数人なのは当たり前だよ。
東京の人間には分からないだろうが、心の中で反対でも表立って意思表示なんかできる社会ではないのだ。農業も酪農も潰され、公共事業で食っている人間がほとんどだ。

解決策は「東京に処理施設作る！」受け入れてみろよ。