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【悲報】東京電力が福島原発地下の凍結止水(氷の壁)を断念!セメント投入に急遽変更へ!原子力規制委員会からも怒りの声!
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2014/11/21 Fri. 22:00:04 真実を探すブログ
11月21日に東京電力が原子力規制委員会の検討会で、汚染水を凍らせて遮断する「氷の壁(凍土遮水壁)」が失敗した事を認めました。東電は福島第一原発の2号機タービン建屋から海側のトレンチ(地下道)に流れ込んでいる汚染水を遮断するために「氷の壁」を今年の春頃から作っていましたが、21日の検討会で未だに凍らない事を認め、新たにセメント系の材料でトレンチを埋めると発表しています。
原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員は「止水というのは一体何だったのか。これ以上不満を言っても仕方ない」と怒りの言葉を述べながらも、東電のセメント投入計画を了承しました。
東京電力は福島第一原発トレンチの遮水壁と福島第一原発全体を囲む巨大な凍土遮水壁の2つを同時進行しています。今回はトレンチでの凍結作業が失敗したと認めただけで、巨大な凍土遮水壁に関しては今後も作業を継続する方針です。ただ、基本的にはトレンチで失敗した凍結システムと同じ構造をしているため、巨大な凍土遮水壁も同じような結果になる可能性が高いと予想されています。
そもそも、あの原子力規制委員会ですら、「あまり良くない」と言っているのです。他にも多くの専門家からも「凍土遮水壁は失敗する」というような指摘があり、このまま作業を継続するのは非常にリスクが大きいと言えるでしょう。
既に凍土遮水壁の半分近くは埋め込み作業が終わっているようですが、今からでも計画を見直した方が良いと私は思います。
*過去に凍土遮水壁は民主党政権時代に却下されています。
☆凍らない「氷の壁」…断念、セメントで埋設へ 福島第1原発の汚染水
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141121-00000547-san-soci
引用:
福島第1原発の2号機タービン建屋から海側トレンチ(地下道)に流れ込む汚染水を遮断するための「氷の壁」が凍らない問題で、東京電力は21日、原子力規制委員会の検討会で、効果がないことを確認し氷の壁だけの止水を断念することを明らかにした。汚染水を徐々に抜きながら、水中不分離性のセメント系材料でトレンチを埋める工法に移行する。
規制委の更田(ふけた)豊志委員は「止水というのは一体何だったのか。これ以上不満を言っても仕方ないが、とにかく不分離材料を(トレンチに)入れていく」と東電の提案を了承した。
:引用終了
☆汚染水 凍結止水を断念 福島・地下トンネル
URL http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014112102000129.html
引用:
東電は凍結止水を試みたが、水中に凍結管を入れるだけでは凍らなかった。作業員が二十四時間態勢で大量の氷を投入し、水温を下げて凍らせようともしたが、不十分だった。
十月中旬からは凍結管と建屋のすき間にセメントを流し込み、水の行き来を減らす対策も実施。今月十七日にトンネルから汚染水二百トンを抜き取ったところ、三日たってもトンネルの方が水位が低い状態が保たれている。ただ、グラフのように建屋内の水を抜くと、つられてトンネルの水位も下がる状態が続き、東電は接合部の完全な止水は難しいと判断した。
:引用終了
☆福島第一原子力発電所 凍土遮水壁 凍結管設置作業の進捗状況について
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_141120_02-j.pdf
☆汚染水の止水対策 東電「不完全」と認める(14/11/21)
☆2014/8/5 汚染水への取り組み 〜トレンチ凍結止水工事・陸側遮水壁工事の違い〜
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