患者の中に死亡者が出て来ているのではないか？

子どもや青少年に限っても、今に、福島県はもとより、東日本全体で、医者が対処できないほど、甲状腺がん患者が出て来る。

受診者２９６０２６人の内、１０３人が甲状腺がんだったと言う事実は、序の口にすぎない。

ピーク時には、現在の患者数の４０倍くらいになる。

これは、実際にベラルーシで起こったことだ。

大したことはないな

＞4．未分化がん （みぶんか がん）
未分化がんとは、増殖・進行とも早く、転移しやすいとう悪性度の高い甲状腺がんです。ほとんどが発病してから半年以内に死亡してしまいます。

http://www.kaiteki-bb.com/box/cancer/thyroid_gland.html

http://annonc.oxfordjournals.org/content/21/suppl_5/v214.full

福島の場合は、子どもにも関わらず、３．７％（２例／５４例）と、成人の発生率の２倍になっている。

　貴方の言う「大したことはないな」というコメントは無責任にすぎる。

　「どの数値がどうだから大したことはない」と具体的にコメントしてください。」

　貴方の天敵より

代わってお答えしますうー。
大東亜戦争やベトナム戦争より死人少ないからー。あとまだ広島・長崎の原爆犠牲者の合計より少ないからー。

甲状腺がんの場合。

＞Thyroid Cytopathology　

Essentials in Cytopathology Volume 1, 2005, pp 164-178

Undifferentiated (Anaplastic) Carcinoma and Metastatic Disease

http://link.springer.com/chapter/10.1007%2F0-387-27657-2_11

この論文の本文で、未分化の後に括弧で低分化とある。→ anaplastic (undifferentiated)

＞Poorly Differentiated and Anaplastic　Thyroid Cancer

Background: Poorly differentiated thyroid carcinoma (PDTC) and anaplastic (undifferentiated) thyroid carcinoma(ATC) comprise a small subset of thyroidtumors

http://moffitt.org/File%20Library/Main%20Nav/Research%20and%20Clinical%20Trials/Cancer%20Control%20Journal/v13n2/119.pdf（直接ＤＬされる）

他のがんでも、同じような記述が認められる。

副鼻腔がんの場合。

＞Sinonasal carcinoma
Undifferentiated (anaplastic) carcinoma

http://www.pathologyoutlines.com/topic/nasalsnuc.html

未分化がんの発生メカニズムを考慮するならば、未分化か低分化を決定するのは、非常に困難だと思われる。

できると主張するならば、どのように決定するか、教えてください。

＞福島の２人は未分化癌（anaplastic carcinoma）ではなく、低分化癌（undifferentiated carcinoma）です。

英語では、未分化は、anaplastic、あるいはundifferentiatedを、低分化は、poorly differentiatedを使うのでは？

低分化がんに関して、この方は、今年の２月６日の検討委員会で、非常に歯切れの悪い説明をしている。

＞現時点では低分化癌疑い1 例ということになっております。
これは、あらかじめ申し上げますが、低分化癌というのは診断基準が大きく変わりつつあります。過去の報告を見ますと低分化癌というのは非常に予後が悪いものだという想定で認識されますが、見直しますと、低分化癌の中でも通常の乳頭癌や他の甲状腺がんと変わらないぐらい予後が良いものが含まれているので、もう少しきっちりと分類しようというのが現時点で起こっておりますので、これをどの分類に入れるのかということは専門家の中でも意見が分かれているので、決して極めて悪いものがでたという訳ではございません。分類上どうしたらいいかということで、今検討しているところですので、正確にわかりましたら、お知らせしたいと思います。ですので、低分化癌という言葉の使い方には非常に注意していただきたい。私ども学会でも、診断基準が変わるところですので、そこでこのように慎重になっているところでございます。現時点で、甲状腺がんであるということが分かっているということでございます。

それが、２例に増えて、その後の経過は、どうなのかと言うことは、何も伝えられていない。

自分で語るに落ちたことを告白している。

＞甲状腺未分化がんは、しばしば、甲状腺乳頭がんに由来する。

ATC(anaplastic thyroid carcinoma) frequently derive from papillary thyroid carcinomas (PTC),

http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0037807

チェルノブイリの子どもたちの組織を調べた研究者の論文でも同じようなことが述べられている。

＞自然発生的な甲状腺の発がんでは、未分化がんは、前段階である分化がんから発生するように見える。

In spontaneous thyroid carcinogenesis however, undifferentiated (anaplastic) carcinomas appear to arise from pre-existing differentiated carcinomas

http://www.nature.com/bjc/journal/v90/n11/full/6601860a.html

専門家ならば分かっているはずだが、騙しにかかっているか？

甲状腺未分化がんは、日本、太平洋の島々（ビキニ環礁などの核実験が行われた島）、チェルノブイリで、核被曝の結果として発生率がより高い。

＞(Anaplastic of the Thyroid)・・・・
Higher incidences are also found in Japan, the Pacific Islands and Chernobyl as a result of nuclear exposure.

http://www.myvmc.com/diseases/thyroid-cancer-anaplastic-of-the-thyroid/

鈴木真一の発言（>>13）はまやかし、ゴマカシですよ。低分化癌の定義は「進行が速く、予後不良」です。昔は、進行が比較的遅く、予後がよい「高分化癌」と、その逆の「未分化癌」という区別でしたが、その中間の臨床的挙動を示す癌もあり、近年それを「低分化癌」として独立分類させました（WHO分類、トリノ分類など）。病理組織的な問題とは別に、臨床的性質（進行の速さ、予後の悪さ）も分類基準には含まれます。

よって、「低分化癌にも予後がよいものがある」というのは学術的には語義矛盾です。医学者としてはトンデモ発言に分類されるような発言で、学者として端的に不誠実です。

福島で２名の低分化癌患者が出ている。これはアウトです。スクリーニング効果説はこれだけで完全破綻します。

この点をほとんどの人間が（医者もジャーナリストも）追及していません。まさに、末期的な状況です。