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http://31634308.at.webry.info/201411/article_1.html
2014/11/03 22:44
ドイツが福島原発事故の惨状を見て、原発ゼロの方向性を決めた。今や、ドイツの電力の30%が、太陽光などの再生エネルギーであるという。当然、ドイツの中でも、再生エネルギーのコスト、不安定さに対する議論があった。しかし、原発というのは、普通の火力発電所などの事故と違い、一旦大事故が起これば、福島の原発事故のように取り返しがつかない状態になる。原発事故だけは、普通の火事や爆発事故と根本的に異なるものである。原発しか電気を作ることが出来ないならまだしも、100%安全でなければやってはいけない発電なのだ。
今日、宮崎経産大臣が鹿児島県の川内原発を見学をして、再稼働が必要だと述べた。この時に、「現場を見て安全確保のための作業が順調に進んでいることを確認したが、100%安全ということはありえない。さらに安全性の向上に向けて努力し続けていただきたい」と訓示した。これを聞いて、大臣自身が100%の安全はあり得ないということは、「原発事故は起こる可能性がある」と述べていることになる。こんな重要な発言に対し、マスコミも誰も話題にしないのが不思議である。
原子力発電の稼働を判断する原子力規制委員会の委員長が、規制委は100%安全を保証する機関ではないと言う。昨日、北陸電力の志賀原発でも原発事故の訓練を行っている。これも、原発事故が起こることを前提として訓練している。つまり、事故が起こる可能性があることを示している。こんな訓練を国民が当たり前の如く、まるで羊や牛ように従順に受け入れていることがおかしい。
また、2度目の福島原発事故が起こる可能性があると言えば、国民は全く別の反応になるはずである。もうバカは止めた方がいい。
小泉元首相が、川内原発再稼働を批判している。日本は特殊条件として、地震、津波、火山噴火が多発するので、もう想定外という言葉許されないという。見識ある政治家はこう述べるのが普通である。また、第二の福島の危険性を認識しておりながらの再稼働は、国家の過失である。
原発再稼働で火山の危険強調=小泉元首相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014110100234&g=soc
小泉純一郎元首相は1日、東京都内で講演し、政府が九州電力川内原発(鹿児島県)の再稼働を進めていることに関し、「日本は地震、津波、火山噴火が他の原発を持っている国よりも多い。御嶽山の噴火があったが、(噴火は)想定外なんて許されない」と述べ、火山大国とされる日本が原発政策を継続することを批判した。
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