首都圏でも太陽光買取中止、千葉県一部地域で7月から東電拒否、事業者など計画変更(10/29 日本経済新聞)
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Sunday, November 02, 2014　東京江戸川放射線

　太陽光発電など再生可能エネルギーを巡り、政府が固定価格買い取り制度の見直しに入ったことで、再生エネ事業者や自治体に困惑が広がり始めた。政府の対応は電力会社の再生エネ受け入れ中断を受けたもので、首都圏に電力を供給する東京電力も千葉県の一部地域を対象に受け入れを制限した。事業計画を変更するケースも出てきており、発電事業者などは岐路に立たされている。

応募ゼロも

　「事業を再検討せざるを得ないかもしれない」。千葉県企業庁の担当者はため息交じりに話す。

　同庁は工業用水用の山倉ダム（同県市原市）の水面約18ヘクタールを使うフロート式の大規模太陽光発電所（メガソーラー）の事業提案を11月中旬に募る。ダムの水面に太陽光パネルを設置する事業として準備を進めてきたが、制度の行方が不透明なことから、事業者が集まらない懸念が急浮上してきた。

　同庁は24日、同県白井市と印西市にまたがる土地約17ヘクタールでも事業者の募集を始めたが、28日時点で応募はゼロだ。

　波紋は事業者にも広がる。リチウムイオン電池を製造・販売するエジソンパワー（同県木更津市）はバイオガス発電所（出力1000キロワット）の建設地を木更津市から茨城県東海村に変更した。東電に７月、電力網への系統接続を申し込んだが、「受電できないと断られた」（山田敏雅・エジソンパワー社長）ためだ。

融資返済に影響

　東電はメガソーラーの整備計画が急増した木更津市や館山市など千葉県南部で、７月から再生エネの受け入れを中断。エジソンパワーはそのあおりを受けた格好だ。東電は「今後も制限する地域が広がる可能性がある」（千葉支店）としている。

　太陽光発電設備の設置を手掛けるタツミプランニング（横浜市）は「売れ行きが鈍るかもしれない」（役員）と懸念する。

　長期間の売電収入を前提に、メガソーラーに融資する地域金融機関も多い。売電する権利を動産担保に融資した首都圏のある金融機関は「買い取り価格が下がり続ければ、融資先の返済計画が成り立たなくなる恐れもある」と指摘する。

　「再生エネを前に進めようという時に困る。国にしっかり考え直してもらいたい」。再生エネに投資するファンドの創設を発表した東京都の舛添要一知事は24日の記者会見で強調した。

　再生エネの普及を後押ししてきた自治体にも影響が及びそうだ。さいたま市は住宅に太陽光パネルを設置する市民に補助金を交付している。住宅での太陽光発電は固定価格買い取り制度の対象外だが、「今後は補助金申請が減少する可能性がある」（環境局）としている。

　日本総合研究所の滝口信一郎シニアマネジャーは固定価格買い取り制度の見直しについて「発電事業者は新規参入や計画推進に慎重にならざるを得ない。金融機関もメガソーラーへの融資姿勢が厳しくなるなど、影響がさらに広がる可能性がある」と分析する。

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO79005390Y4A021C1L83000/

コメント
01. 2014年11月02日 11:47:56 : bwFzMVs2eU 　　　　　　　　　自由主義経済を無茶苦茶にする，経産省穢多官僚、 　　　　　　　　　国民は馬鹿だとでも思っているのか、キチガイ官僚 　　キチガイと穢多に権力と金、原子力を与えたために　取り返しがつかない事が始まっている 、
02. 2014年11月02日 18:11:43 : 3R3NQBiPCg 自治体や地方の個人出資者が主導し、自由主義経済に則るなら、高効率のガスコンバインドなど確立した技術で地方の中小企業でも開発メンテナンス可能な小型発電設備や、年間を通じて水量が安定した農業用水などを水源とする水力発電など、出力を必要に応じてコントロールできる小資本自立型発電の可能性にシフトすべきと思います。 太陽パネルや風力など、お天道様任せ風任せのくせに「再生」とは名ばかりで畜電池にインバータ、その他諸々の石油消費型の付加設置が前提で、メガソーラにスマートグリッド、結局原発と同じ権力構造の中央集中型装置産業に誘導され、それでも不安定で人の手でコントロールできないクズ電気がまっとうな商品になると思うことが間違いなのではないですか？ 乱流のメカニズムさえ解明されていない風力や雲がかかっただけで出力変動する太陽光パネルなどの不安定電力は、電卓や永久腕時計の単独型微弱電源や、個人がお遊びのナウシカごっこで独立して楽しむならともかく、安定給電という目的でみれば負荷でありノイズでしかありません。 ついでに付け足せば、風車や水車などの不安定な自然エネルギーは従来からオランダで実用化され長い歴史を持つ、用水汲み上げや粉ひき臼、小さなところでは小芋の皮をむく芋車など精度をあまり問題にしなくてすむ直接動力として適材適所で利用するのが一番だと思います。
03. 知る大切さ 2014年11月02日 19:38:30 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26 >02 再生エネルギーがノイズ電力でしかないかかどうか？ この国で既に対策が練られているかいないか？ 一度見てみたら。 思いこみは良く無いと思うよ。 (3R3NQBiPCg さん何かと思い込みが強すぎるから) http://www.ueri.co.jp/jhif/13Conference090828/NEDO.pdf#search='ソーラー++系統実証実験'
04. 2014年11月03日 06:43:55 : 3R3NQBiPCg >>03さん 資料ありがとうございます。 結局、全国に張り巡らされた電線を通して、国民の生活情報を一元管理する「マトリクス」の世界と言うことでしょうか。 あなたが目指す個人の自由とはかけ離れた社会が出来そうですね。 太陽光や風力などの出力の変動をコントロールできない装置は、供給側と言うより消費側と考えた方がいいと思います。
05. 知る大切さ 2014年11月03日 09:58:12 : wlmZvu/t95VP. : GK4vaq5CPM >04 3R3NQBiPCg さん >結局、全国に張り巡らされた電線を通して、国民の生活情報 >を一元管理する「マトリクス」の世界と言うことでしょうか。 違いますね。取り扱うは確かに個々の家庭の電気の状況でも見てるのは マスの電気の安定供給の為の需要予測 。 ( 甲状腺ガンの個人情報はいりませんが、甲状腺ガンの推移は必要。) ゴチャにして不安感を植え付けるのはいかがかと思います。 >あなたが目指す個人の自由とはかけ離れた社会が出来そうですね。 個人の自由をより多くの引き出す為に社会に委ねる部分があって当然。 貴方今貴方が生きていくのに必要な全てを自前で全て作り出せますか？ 衣食住や教育を含む文化 、できませんよね？ その為の社会です。 >太陽光や風力などの出力の変動をコントロールできない装置は、 >供給側と言うより消費側と考えた方がいいと思います。 太陽や風力の変動が予測不可能との認識が誤っていると、理解してもらうために 張ってのですが伝わりませんか？ 気象情報は今や数キロメッシュで予報が可能。 太陽光の変動は何によって起こる？ ヨーロッパの国々はチェルノブイリで恐怖を味わった、そして再度フクシマでその悪夢を思い出した。 当時と違い自然エネルギーが普及レベルに到達している。 3R3NQBiPCgさんから見たら欧州人は馬鹿の極みに見えるのか？
06. 2014年11月03日 22:30:34 : 3R3NQBiPCg >>05 基本は火力 ドイツでクズ電気が生きているのは、地続きのヨーロッパというバッファがあるから。 日本でたとえれば、神奈川県だけが太陽パネル並べて、その他の県が、その変動を緩和しているようなもの。
07. 知る大切さ 2014年11月04日 06:03:24 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26 >06 ドイツは自国の再生エネルギー30%を周辺の国から供給ができる 資料を見せてもらえないか？ 日本国においては電力会社間でも 送電線の弱さから多くは融通できないが？ 今はまだ蓄電コストが高いから火力がいるのは当たり前。 火力のメリットは変動に瞬時に対応できることである。 その意味で変動エネルギーと上手く組み合わせができる。 変動と火力の違いは何か？ 燃料を購入が必要かどうか？ その燃料が外国から買う必要があるかどうか？ 火力至上主義だと燃料代を100%払わないといけない 家計でいえばガソリン車(火力)でガス代が100%家から 出費となるここに太陽光が加わるとどうだ？ 家計でいえばハイブリッド車(ガソリン＋電気)だガソリン代は 半分ぐらいだぞ おや もうクルマと複雑な負荷が常に発生するレベルで火力と 電気のハーモニーができてるね。(蓄電池あるとココまでできる)
08. 2014年11月04日 17:25:36 : C3lq0gpU9A 　　癌直人が引退直前に孫正義と組んでヤリ逃げ？した”高額買取らせ”。
09. ボケ老人 2014年11月04日 21:34:01 : nf15y2vSVdhvU : 7V1vDzcsGA メガソーラと小規模ソーラ発電は似て非なるものです。 勉強中なので的外れのところもあるかもしれませんが、小規模ソーラがいくら増えたところで系統電力に不都合をきたすことはありません。 発電量が不安定というのは原子力ムラの真っ赤なウソ。 系統電力は100±6ボルトで送電することになっていますが、工場等の大規模消費者のあるところでは電圧低下させないために107ボルト強で送っているそうです。 ソーラは106ボルトに調整しているためもともと系統に流れにくいうえに、工場が昼休みで電力消費が止まったりすると系統電力の電圧が上がって、いくらカンカン照りの日でも売電できないそうです。 計算上の発電量と売電量の差がこんなところにあるようです。 発電につては小規模分散が進んで広い地域で発電すると曇天晴天も平均化されます。 夜間は元々電気が余っているのだから発電する必要もありません。 このため揚水発電は夜間に水を汲み上げているのです。 メガソーラについては少し事情が違うようですが、買い取り拒否を言い出した九電自身が大牟田発電所にメガソーラを設置しています。 不安定で系統電力に流しにくいものなら設置するはずがありません。 おいしいところを他人に取られたくないとの思いからメガソーラを設置したのです。 元はと言えば民主党の菅直人が思いつきで導入して事業者も個人も同じ買取り価格というバカなことをしたのが混乱の原因です。 それにしてもソーラは既に原発15基分の発電容量があり、認定設備全てを数えると原発70基分に相当するそうです。 これでも原発再稼働が必要ですか？ 原発を70基、これから作るとするとどれだけの期間と、国民負担がどれだけ増えると思いますか。 このために国民がどれだけの不安に駆られることになるのか。

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