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チェルノブイリで肺結核が増加、福島県「放射線恐怖症でレントゲンを避けた結果」(10/19 福島民報)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-4725.html
Monday, October 20, 2014 東京江戸川放射線
チェルノブイリ原発事故後、肺結核が増加したという話を聞きましたが本当でしょうか。放射線被ばくをすると結核にかかりやすくなるのですか?
【回答者】県放射線健康リスク管理アドバイザー長崎大教授 高村昇さん
■結核菌で起こる感染症検診で早期発見できる
結核は結核菌によって起こる感染症であり、かつて日本では死因の第1位を占める疾患でした。抗結核薬が普及した今日でも、日本は欧米先進国と比較するとやや結核の頻度が高いことが知られています。結核の発症増加を防ぐ上で大切なことは早期の診断と治療であり、検診などの機会を通じた胸部エックス線写真の撮影も重要となります。
質問にあったように、チェルノブイリ原発事故後、甲状腺がんが増加したベラルーシ共和国のゴメリ州において結核が増加しました。1986年の事故後、90年ごろから事故当時小児だった世代における甲状腺がんの増加が報告されるようになりました。
当時の旧ソ連では放射線と健康影響についての正しい情報が十分ではなく、「放射線恐怖症」が住民の間でまん延しました。このため、チェルノブイリ周辺地域では放射線を少しでも浴びたくないという理由から、胸部エックス線写真を用いる結核検診の受診率が急激に低下しました。
これによって本来検診で見つかるはずの早期の結核患者が見落とされ、さらにそのような患者から感染が広がることで結核が増加しました。ゴメリ州ではその後、結核検診の重要性についての知識の普及が図られ発症の増加が抑えられました。
結核に限らず、感染症やがんの早期発見のため、検診を受診することは極めて大切です。チェルノブイリにおける結核の増加は、「放射線を正しく知る」ことの大切さを私たちに教えてくれています。
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/10/post_10870.html
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