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http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7592043.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1933955238&owner_id=6445842
昨日、家に帰ったら、テレビ朝日で『ドクターX』と言ふ番組を放送して居ました。
見てしまひましたが、このドラマは、現実感(リアリティー)が無さ過ぎます。
先ず、このドラマに描かれる「大学病院」のカンファレンスとか、回診の場面は、バカバカしいの一語に尽きます。まるで、時代劇です。
それよりも、何より不満なのは、主人公である外科医(米倉涼子)が口にする「私、失敗しませんから」と言ふ台詞(せりふ)です。
この台詞が、この番組の売り物らしく、結構受けて居る様ですが、こんな事を言ふ外科医は居ません。
それどころか、優れた外科医であればあるだけ、自分の失敗を恐れて居ます。
外科医だけではありません。内科医でも、放射線科医でも、麻酔科医でも、医者は、優れた医者ほど謙虚です。優れた医者ほど、自分が失敗する事を恐れて居ます。
外科医ならば、優れた外科医であればあるほど、自分が手術を失敗する事を常に意識するし、放射線科医ならば、優れた放射線科医ほど、胸部レントゲンを読影する時、自分が肺癌を見落とす可能性を意識して居ます。
優れた医者ほど、「自分は失敗するかも知れない」と思って居るのです。
だから、「天才外科医」か何か知りませんが、主人公が優秀な外科医であるなら、「私、失敗しませんから」なんて言ふ訳は無いのであって、逆に、「私、失敗するかも知れません」と常に言ふ筈なのです。
実を言ふと、私は、米倉涼子さんのファンなのです。だからこそ、こんな現実離れした話の主人公を彼女が演じさせて居るこの番組が、非常に不満なのです。
テレビ・ドラマをまじめに論じても仕方が無い事は分かって居ます。しかし、余りにもリアリティーが有りません。
でも、それでも、ドクターXの様な人が何処かに居て欲しい、と思ふ皆さんに朗報です。
医者ではありませんが、ドクターXの様な人々は居るのです!−−「私、失敗しませんから」と自信を持って言ふ人々が!
例えば、こんな人(技術者)です。
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東京電力のベテラン原発技術者が胸を張った。
「あらゆる産業の中で原発ほど優れた産業はありません。安全性は極めて高く、技術開発力も日進月歩で高度化・精密さを増している。技術的には100%完成していると言い切れる産業なんです。広島・長崎での原爆体験があったこと。激しい原発反対運動を経験したことがプラスに作用していて、原発では徹底した安全管理体制を採っている。原発のように幾重にもガードシステムを敷いている産業は、他にはありません。私達も含めて多くの国民が不安に思っている危険な放射能(線)にしても、『閉じ込める』技術開発に成功しておりますし、今では総合的に見て『日本の原発技術は世界一』と思っております。原発先進国のアメリカやイギリス、フランス、ドイツの原発技術者が、しばしば『日本の原発』を見学に来る事実は、そのひとつの表れでしょう。ロシア、韓国、中国、インド、パキスタンなどからは技術者が研修に来て、私達の指導を受けているのです。是非こうした現実を一般の方に知っていただきたいと思います。」
日本の原発技術が優れている事は私も実感している。
(二見喜章『原発と上手につきあおう/原発報道に異議あり』(ERC出版・2001年2月26日)40〜41ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%A8%E4%B8%8A%E6%89%8B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%81%82%E3%81%8A%E3%81%86%E2%80%95%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%AB%E7%95%B0%E8%AD%B0%E3%81%82%E3%82%8A-%E4%BA%8C%E8%A6%8B-%E5%96%9C%E7%AB%A0/dp/4900622206/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1347199633&sr=1-1
二見喜章(ふたみきしょう)神奈川県生まれ。新聞記者、雑誌記者を経て30歳後半の20年前に独立。現在ノンフィクション作家・教育評論家として、執筆、TV出演、講演やラジオ・コメンテーター、また教育コンサルタントなど幅広い分野で活躍中。著書に『現代日本の名門校』『わが子の未来を拓く』『ドキュメント原発建設』(日本図書館協会選定図書)etc.
(上記図書(2001年)末尾に掲載された著者の経歴)
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又、こんな「専門家」です!
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「原子力発電所ほど耐震性に配慮した建築物はない。また世界中、地震で壊れた原子力発電所はない。(中略)専門家たちが耐震性を検討し、安全と認めたのである。それを浅い知識で「危険だ」と切り捨てることは、テレビの影響力からみて感情的リスクだ。俗受けする言い方で感性に訴えると、人々は感情に流されやすい。ドイツのナチズムもそのようにして広まった。」
(中村政雄『原子力と報道』 (中公新書ラクレ/2004年) 182−183ページ)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E3%81%A8%E5%A0%B1%E9%81%93-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AC-%E4%B8%AD%E6%9D%91-%E6%94%BF%E9%9B%84/dp/4121501578/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1347200244&sr=1-1
中村政雄(なかむら・まさお)1933年、山口県生まれ。九州大学工学部卒業。読売新聞社入社後、東京本社社会部、科学部記者、解説部次長、論説委員として原子力や環境、宇宙開発、科学技術全般を担当、中東の石油や欧米の気象、ゴミ、海洋開発、原子力事情など海外取材の経験も多い。現在、科学ジャーナリスト、電力中央研究所名誉顧問、東京工大大学院非常勤講師。著書多数
(同書に有る中村政雄氏の履歴)
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すごいですねえ。まるで、ドクターXの様に自信に溢れて居るではありませんか。
医者でなければ、ドクターXの様な人々は、実在する様です。
日本に生まれて良かった、と思ひませんか?皆さん?
2014年10月17日(金)
西岡昌紀
http://blog.livedoor.jp/nishiokamasanori/archives/7592043.html
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1933955238&owner_id=6445842
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米倉涼子主演『ドクターX』2週連続20%超え、瞬間最高26.5%
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3099774
女優・米倉涼子が主演するテレビ朝日系ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(毎週木曜 後9:00)の第2話が16日に放送され、平均視聴率が20.9%だったことが17日、わかった。初回(9日放送)の21.3%に続き2週連続20%超えの人気ぶり。瞬間最高視聴率に至っては26.5%(後10:04)まで上昇した。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。
第3話ゲストは岩下志麻 意外にも医療ドラマ初出演
シリーズ3作目となる今回の舞台は、日本医学界の頂点「国立高度医療センター」。かつて未知子とともに働いた海老名敬(遠藤憲一)ら東を代表する「東帝大学病院」派閥と、談合坂昇(伊武雅刀)ら西を代表する「西京大学病院」派閥による不毛な権力闘争が日々繰り広げられている。
第2話では、「ノーベル賞にいちばん近い日本人」といわれる物理学者・風間彰二(又吉直樹)が「国立高度医療センター」に入院。脳腫瘍の摘出手術を、手術支援ロボットを使って行うことに。ところが、執刀医に選ばれた「西京大」派閥の外科副部長・双葉健児(マキタスポーツ)は手術中にミスを犯してしまった。未知子のフォローによって患者は助かったものの、双葉は病院の総長・天堂義人(北大路欣也)から退職を迫られ、第2話で早くも姿を消すことになった。次に“退場”させられるのは誰かというのも見どころになりそうだ。
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