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川内原発説明会 住民の不安解けず(東京新聞:核心)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/617.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 10 日 08:21:15: igsppGRN/E9PQ
 

川内原発説明会 住民の不安解けず
http://magicmemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/691-074b.html
2014年10月10日 東京新聞:核心 俺的メモあれこれ


九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)は原発の新しい規制基準を満たしているのか−。原子力規制委員会が審査結果を住民に説明する会が9日、立地自治体の薩摩川内市を皮切りにスタートした。約2時間にわたる説明と質疑でも、噴火対策や避難計画など住民の不安が解けることはなかった。(小倉貞俊、山川剛史)


■疑問


「住民には賛否ある。あまりに(再稼働を)早く早くというのが疑問だ」
「机の上で考え、川内原発は『大丈夫でしょう』となったと聞こえる」


規制委の審査官による約1時間の説明が終わり、質疑に入ると、約1000人の市民から多くの手が挙がり、単に基準を満たしているだけでは納得できないとの意見が相次いだ。


■地元


福島の原発事故前までは県と立地市町村が同意すれば、原発は再稼働できた。ところが、ひとたび重大事故が起きれば広範囲に汚染が広がり、長期避難を強いられることが福島の事故で証明された。もっと広く地元の同意を得ることが必要との声が高まっている。


薩摩川内市に隣接するいちき串木野(くしきの)市では市民グループが集めた再稼働反対の署名が人口の半数を超え、市議会も市を同意が必要な「地元」に加えるよう、県に要求する意見書を可決した。市長も再稼働容認から慎重姿勢に転じた。こうした動きは原発30キロ圏の9市町村のうち、5市にまで広がっている。再稼働に積極的な伊藤祐一郎県知事は、再稼働するために同意が必要な「地元」は「県と(立地自治体の)薩摩川内市」だけという考えを崩していないが、説明会で住民の納得が得られず、周辺市町村の反対の声が強まれば、再考を迫られることになる。


■予知


再稼働までには、九電は詳しい事故時の対応策を規制委に提出し「妥当」と判断されなければならない。


川内原発の周辺には阿蘇など巨大噴火による陥没地帯(カルデラ)が5カ所あり、火山リスクがある。九電の対策は噴火予知を前提にしているが、突然の御嶽山(おんたけさん)(長野、岐阜県)の噴火を見ても予知は難しい。


規制委の田中俊一委員長は「御嶽山の噴火と巨大カルデラ噴火とは別」と言うが、専門家でも無理という巨大噴火の予知を九電ができるのか。仮に噴火が近いと分かっても、原発内の核燃料を全て安全な場所に緊急搬送できるのか、未解決の問題が残されたままだ。


住民を守る避難計画への不安も消えない。政府は9月の原子力防災会議で避難計画を了承。安倍晋三首相は「具体的、合理的である」と強調したが、入院患者の避難や渋滞の回避など検証が十分とは言い難い。


薩摩川内市高貫(こうかん)自治会の会長武元優子さん(54)は本当に避難できるのか、夫とともに車で指定の避難ルートを走ってみた。


海沿いの国道は津波で使えなくなる可能性があり、高速道路も地震に耐えるかどうか分からない。代替ルートは示されていない。避難所に指定されている鹿児島市内の公民館に着き、職員と話をすると、避難所に指定されていることを知らなかった。


「避難計画はまだまだ不十分なのではないか。私たちが避難した時の食料をどうするのかも不安」と危機感を強めている。



2014年10月10日 東京新聞:核心
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014101002000148.html



 

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コメント
 
01. 2014年10月10日 08:35:23 : ymU3QYSPeI
法律によって電力会社の費用負担で 広域避難練習を義務付けるべきだ。
そうすれば避難自体不可能なことが実証できる。

鹿児島は早急に知事のリコールをして知事を取り替えろ。


02. 2014年10月10日 10:46:24 : RznwuO1pmA
川内原発審査で住民説明会、録音禁止など制約多く運営に批判も
2014年 10月 10日 10:06 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0HY2OG20141010&channelName=topNews#a=1
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[薩摩川内市(鹿児島県) 10日 ロイター] - 原子力規制委員会から新規制基準への適合が認められた九州電力(9508.T: 株価, ニュース, レポート)川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の審査結果について、鹿児島県と薩摩川内市は9日夜、住民説明会を開いた。

抽選で選ばれた参加者には、会場での録音・録画の禁止や座席の指定などの多くの制約が課せられた。環境団体は主催者の運営に対し「最低レベル」と酷評している。

説明会は、緊急時の避難計画策定が義務づけられている、原発から半径30キロ圏内に位置する市町で、今月15日までに計5回開催される。主催者は鹿児島県と各市町で、対象住民は初回の薩摩川内市では同市民のみとし、残り4回は鹿児島県民に限定した。審査結果については、原子力規制庁の審査担当者が説明した。参加者に発送された住民説明会の入場券には「録音、写真・動画撮影は禁止」と明記されている。

報道陣も含め会場での座席は全て指定。初日の説明会には1000人近い薩摩川内市民が参加したが、抽選により会場に入れない市民もいたという。入場券のコピーを報道資料に掲載した国際環境団体グリーンピース・ジャパンは、インターネットでの中継を行わないことなどを取り上げ「説明会の住民参加度は世界最低レベル」と評した。同団体は声明で「座席指定は主催者側が恣意的に発言者を選択することも可能にする」と批判した。

今回の開催では、審査結果に関する内容説明に限定し、事故発生時の避難計画や再稼働については対象外だと繰り返しアナウンスされ、結果的に関連の踏み込んだ説明や質疑応答はなかった。質問に立った女性参加者は「(説明会参加が)抽選というのはいかがなものか。住民の思いを軽々しく扱っている。(再稼働を)早く進めようとしているのかと疑問に感じる」と語気を強めた。

別の参加者は「聞き逃したこともあるから録音機を使いたいのに、使わせない。一体この住民説明会の目的は何か」と質した。県庁の担当者は「説明会は最初3回の予定だったが5回に増やした。(参加を)申し込んだ方に実際に説明と質疑を聞いてもらうのが目的」と回答した。

質疑応答は当初約30分の予定だったが、結果的に約1時間に及んだ。最後の質問として司会者から指名された男性が「原発推進派の立場で行動してきたが、福島の事故で疑問が生じた。しかし、安全に対する詳細な説明で疑問が払しょくされた」と発言すると、会場から拍手が起きた。

*改行を入れて再送します。

(浜田健太郎 編集:田巻一彦)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0HY2OG20141010?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


03. taked4700 2014年10月10日 13:19:28 : 9XFNe/BiX575U : 4kEFlIbGRF
>>02

>最後の質問として司会者から指名された男性が「原発推進派の立場で行動してきたが、福島の事故で疑問が生じた。しかし、安全に対する詳細な説明で疑問が払しょくされた」と発言

これ、多少疑問です。原発推進派の方たちが居ること自体は当然ですが、なぜ最後に指名された人が原発推進派なのでしょうか。

>質疑に入ると、約1000人の市民から多くの手が挙がり、単に基準を満たしているだけでは納得できないとの意見が相次いだ

とされていることからも、一種のやらせに近い可能性があります。

司会者が最初に、「賛成のかたと反対の方に交互に発言していただきます」とか「最初の5分間は賛成のかた、次の5分間は反対の方の質問をお願いします」のようにするべきだったはず。会場の様子を見て発言時間を増減する必要はあるでしょうが。


04. 茶色のうさぎ 2014年10月10日 16:08:21 : qtmOTsgWNIsK2 : YzKD0j0wl6

「録音、写真・動画撮影は禁止」 <<< って?

安全に対する詳細な説明で疑問が払しょくされた <<< って?

  しまいにゃー! おとなしい、うさぎちゃん、きれちゃうぞーー! ばっきゃろ、ふざけんなー!


05. おじゃま一郎 2014年10月10日 20:13:13 : Oo1MUxFRAsqXk : hpULKh3vXQ
>川内原発説明会 住民の不安解けず

住民は、政府が絶対に安全といえば不安は解消する。

つまり安全神話は、住民が求めているものである。


06. 2014年10月10日 20:54:07 : RznwuO1pmA
原発再稼働の地元同意範囲、「国の責任で設定を」=いちき串木野市長
2014年 10月 10日 19:54 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0HZ0YJ20141010&channelName=topNews#a=1
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[いちき串木野市(鹿児島県) 10日 ロイター] - 九州電力(9508.T: 株価, ニュース, レポート)川内原発が立地する薩摩川内市に隣接するいちき串木野市の田畑誠一市長(74)は10日、ロイターのインタビューに応じ、同原発の再稼働に必要となる地元同意の範囲について「国の責任で同意の範囲を定めるべき」と述べた。

原発に隣接しながら、再稼働に関する発言権が与えられていないことについて田畑氏は「事故が起きたときのリスクを負っていることは(立地自治体と)変わらない。(経済的な)恩恵はなく、いまの制度は全く理不尽だ」と強調した。

再稼働の是非について田畑市長は、13日に予定されていた、川内原発の新規制基準審査結果の住民説明会(インタビュー後に台風の影響で20日に延期決定)の様子や、市議会による再稼働問題に対する意向を見極めてから判断するという。「市議会は12月の定例議会の前に臨時議会を開くと思う。それを受けて(市長としての)最終的な判断をする」と述べた。

いちき串木野市議会は9月30日、再稼働の条件となる「地元同意」に、同市を加えることを求める、伊藤祐一郎知事あての意見書を採択した。伊藤知事はかねて、再稼働の地元同意の範囲について、知事と鹿児島県議会、薩摩川内市長と同市議会の4者を挙げている。政府も、地元同意の対象を広げると、再稼働のハードルを引き上げる前例になるだけに、対象拡大は避けたいのが本音だ。

田畑市長は「国は、原子力災害対策特別措置法に基づき、30キロ圏内の自治体に避難計画策定を義務づけた。肝心の同意の範囲は全く決めていない。地方には(どこまでを同意の対象にするのか)いろいろな意見があるので、国の責任で同意の範囲をきっちり示すべき」と述べた。

政府方針に基づき、いちき串木野市でも避難計画を策定済みだが、同市長は「作ったものではもちろん十分でない。さらに、充実していかないといけない」と述べた。東シナ海に面した同市の地形的な特徴を踏まえ、「陸海空による避難手段も考えないといけない。10キロ圏では学校などにシェルターを作るべきだ。整備には財源が必要なので、国に財政的な支援をしてもらいたい」などと話した。

同市は、原発からもっとも近い地点の距離は5.4キロ。最大級の警戒対策を義務づけられる「予防的防護措置準備区域(PAZ)」のほぼ境目だ。一方、交付金による「原発マネー」の額は、薩摩川内市とは「雲泥の差がある」と同市長は指摘した。

ロイターが今年4月、薩摩川内市役所を取材したところ、1974年以降、同市は国から250億円以上の交付金を受け取った。いちき串木野市の場合、「(誘致の)当初のころからでいえば、(累計交付金は)何十億円はあるが、現段階ではほとんど受けていない」(同)という。

核燃料が原発施設内にあり、原子炉の稼働、停止にかかわらず日常的に立地自治体と同様のリスクに直面する一方で、経済的メリットで隣接市と大きな格差があることについて、田畑氏は「理不尽だと思う。大いに不満。支援策は立地自治体がまったく中心で、ほかの(近隣)自治体に恩恵はない。国はぜひ改めてほしい」と語った。


(インタビュアー 浜田健太郎 取材協力:斉藤真理)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0HZ0YJ20141010?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


07. 2014年10月10日 23:54:32 : RznwuO1pmA
・20141010 報道するラジオ「日本国憲法9条〜ノーベル平和賞逃す▽川内原発再稼働〜納得できないだらけの住民説明会を直撃取材」
http://www.youtube.com/watch?v=0PFQr5ASa5w&list=UUyGnzLqERNQPVq20FzaIU6Q

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