１０月の福島県知事選に立候補予定の井戸川克隆氏

“被爆国道６号線”開通で放射能汚染が拡散？ 前双葉町町長インタビュー「国の政策は責任逃ればかりだ！」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141009-00036761-playboyz-pol
週プレNEWS 10月9日(木)6時0分配信

９月１５日０時、３年半に渡り規制されていた国道６号の通行止めが解除された。だが、この双葉町〜大熊町〜富岡町の約１４�q区間は、福島第一原発のすぐ西側を通っている。本誌の調査では内閣府の“公式発表”を上回る線量計の数値を示すなか、すでに１万台以上の車両が毎日利用している実状をリポートした。今回はその番外編として、元双葉町町長・井戸川克隆氏を直撃！

■「国の政策は責任逃ればかり。開通なんてとんでもない！」

帰還困難区域の国道６号線開通によって放射能汚染が拡大しないか。それが県民の不要な被曝につながらないか。大変恐れています。

世界最大の原発事故が起きた近辺を通過すれば、当然被曝します。双葉町、大熊町はいまだに１０μＳｖ／ｈ以上の放射線量。そこを縦断する国道を一般に開放して住民に健康被害が出たら、誰が責任を持つのでしょう。そもそも開通を決める際、自治体と住民で議論の場があったのか。

県知事は本来、６号線が開通したことで想定される健康被害を検証する方向へ動かなくてははいけません。それが、福島県民の健康より経済優先で政策が進んでいる。私ならどんなに金がかかろうと、第一原発全体にシェルターを被（かぶ）せます。何も対策せずに開通させるなどとんでもないこと。外国ならとても考えられません。

今回、福島県知事に立候補したきっかけは、国が勝手に住民の被曝上限を年間２０ミリシーベルトに引き上げたことです（※）。

※避難指示区域の解除要件として、年間の積算線量が２０ミリシーベルト以下などと定めた国の方針。

これは許してはいけません。今、真っ先にやるべきことは、住民の被曝を防止し、命を守ること。そのためには放射線量をきちんと測定し、正しい情報を提供する。その上で、県民の判断に委ねることが大切です。

除染にしても、個人線量に切り替える政策は国の責任逃れにほかならない。線量計を身に着けても、背中や足の裏の被曝量は測れません。本来ならストロンチウムやプルトニウムも含めて、場の線量をきちんと計測する必要があるのです。

原発事故による２次被害をこれ以上起こしてはいけません。被災者が鼻血を出した話にしても、福島にはたくさん事例があります。それらを隠さず、しっかりと調べていくのが行政の務めです。

予防原則をおろそかにしたから原発事故が起きた。それを反省して、今度は県民の健康被害を予防することが何より必要なのです。

●井戸川克隆（いどがわ・かつたか）
１９４６年生まれ。２０１３年に双葉町長を辞職後、参院選にみどりの風から出馬するも落選。１０月の福島県知事選に立候補予定

（取材・文／桐島　瞬）

■週刊プレイボーイ４１号「“被爆国道”６号線開通で放射能汚染が拡散する！」より

コメント
01. 茶色のうさぎ 2014年10月09日 10:55:21 : qtmOTsgWNIsK2 : YzKD0j0wl6 双葉町〜大熊町〜富岡町。。。は、？？ 立ち入り、禁止区域、ですね、、永遠に。みらい、永劫。。。に、！　国有地で処分場ですね！ ないのです！　ふるさと、は、無くなり、ました、！　福島県全域、近県も！　関東全域も！ 。。。する福島県人って良い人ね。　死んで生き返えらない、母親にすがりつく、子犬、猫、みたい！涙 　避難作戦の井戸川さんへの、要望書 １）現在の福島から、１日でも早く逃げたい人。。避難、移住、移転、したい人の要望を最優先に。！ ２）現在、避難、自主、している人への今後の、をもの補償を！　まずは移住して裁判は５〜６０年かかります。 ３）残る人は、まわりの人に、毒、を、ばら撒かない、迷惑をかけないように！ 　混乱のないように、順番に。！　みんな、おとな、ですね、日本人ですね。言葉無用ですね。！ とりあえず。−−まだまだ、沢山あります、長文は、きらい、です。。。やめます。！　井戸川知事を望む！
02. 2014年10月09日 11:47:28 : 1ioo7h1uY6 ■放射線管理区域内に 　無理やり人を招き入れ 　民族浄化『日本人皆殺し』を 　率先実行するマフィアの手先 　安屁自民！
03. 2014年10月09日 12:30:45 : dNDOW1ux6E こいつは原発を運転した責任を取れよ。 俺は福島県民避難には賛成だが、県の財政に責任がある県知事が県民を避難させたら財政が破綻するのだが、どうするつもりなのか。 第二の双葉町を埼玉に作るのか。 税収はどこから確保するつもりなのか。 県民を避難させたいなら国会議員に立候補すべきなのではないのか。 地方公務員の仕事はどうなるのか。
04. 2014年10月09日 13:11:06 : VRl6hBEJIo >>03 お前も他人の命より金が大事ってか 本当にクソ野朗ばかりだな だったらお前自身が食って応援、住んで応援してやれよ それをYoutubeにアップしったら広告クリックしてやるから
05. 2014年10月09日 15:50:30 : dNDOW1ux6E >>3 俺も理想は全員避難だよ。 ただ井戸川が県知事になって、大量の県民を避難させたら、福島県の財政は成り立つのかという疑問を提起している。 福島県の財政が悪化したらまたコジキにもどって大金もらって最終処分所誘致するんじゃないか？ いちどコジキの味を知ったらまた吸いたくなるんだよ。
06. 2014年10月09日 23:46:06 : ucDV5PRyJU 福島県のシロアリが涌いてるな。住民が避難すれば厄人はおまんまの食い上げ。
07. 2014年10月10日 01:32:15 : lDZjq7IGVU >>6 役人だけじゃないよ。 小売り、外食、運送、すべての業種がダメになる。 まあそれでも避難はするべきだろうが、福島県は壊滅するだろうな。
08. 2014年10月10日 12:51:26 : tjgwNb6bWQ 全員避難させて核のゴミ捨て場というのもありだね。 一番合理的。
09. 2014年10月11日 14:43:06 : XyFdn7gMzw >>03、>>05 実態はもう福島県なんていう生活圏は存在しないんだよー。あるのは強度放射能地帯って名だけだよー。 つまりー放棄すべき地なんだから財政なんて関係ないのさー。 福島は７３万世帯だからそれぞれの居住地の環境汚染・被害レベルに応じて１世帯当たり１０００〜２億円くれてやって新天地で再出発するなり健康・生活補償にすなりすればいいんだよー。平均すれば１世帯当たり３０００〜５０００万円くらいになるハズだから賠償総額は２０兆〜３５兆円さー。無駄な移染利権の莫大な金や横流しされてる復興予算なんかみんな止めちゃえばこのくらいの金額は直ぐ出てくるさー。 こうやれば、双葉とか大熊なんかの超強度放射能地帯は２億円レベルの賠償地域に該当して皆新天地組になるのは確実で１００％無人の廃止町になるからそれらの地域の財政なんか最早関係ないんだよー。 今人が居るとしても、生存環境的実態は福島はもはや終わりだってことに気が付けよー。 それでも福島で暮らしたいっていうのは安全より情緒をとるって考えの問題だから２億円もらっても双葉や大熊に住みたいってのは止めやしないよー。ただ数億円もらったのにそんな強度放射能地帯に以前留まる世帯は数えるほどしかないハズで町として成立などしやしないよー。だからそういうビッグ賠償すれば双葉や大熊なんかの強度放射能地帯の財政なんかどっちに転んでもやっぱり不要なんだよー。
10. 2014年10月11日 14:54:57 : XyFdn7gMzw >>09補足 ただ、田舎で高齢者が多いから新天地に移住のさい個人作業で行うのは体力的にも精神的にも極めて困難だから、そのさいの人的、物的、移住先のケアなどのサポートを十分にするため１兆円くらいの予算をつけて苦労なく移住できるようにしてやらないとダメなんだよー。

11. 2014年10月11日 17:34:56 : 8zbQKBqj3k そんなんで増税されたら困るんだが。 それ以前に巨額の迷惑料払ったはずだろ？

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