http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/603.html
Tweet |
『原発事故で放射能が入っている米は、俺も売りたくない』ってことで、あと値段も下がるだろうということで。
【東電に集団申し立てする月舘地区の住民】
(福島14/10/07) http://t.co/yvwQWgORyp pic.twitter.com/2q3Oz9tUI8
― 齋藤 拳太郎 (@kentaro_s1980) 2014, 10月 7
東電に集団申し立てする月舘地区の住民を取材しました。(福島14/10/07)
http://www.fnn-news.com/localtime/fukushima/detail.html?id=FNNL00016933
福島第1原発事故で放出された放射性物質は、北西の方向に拡散したため、帰還困難区域や居住制限区域は、北西の福島・浪江町や飯舘村などに広がっています。
北西方向の先にあるのが、伊達市の月舘地区です。
近く、東京電力に、集団で損害賠償を申し立てることになりました。
今、避難区域と隣接する地区の住民の集団申し立てが相次いでいます。
伊達市月舘町の高橋敏明さん(60)は、母親と妻の3人で暮らしている。
この地域では、米を作る農家はほとんどなく、田んぼは、伸びた草に覆われていた。
高橋敏明さんは「作ってもいいっていうことだったんだけど、放射能が入っているやつじゃ、値段も安いだろうっていうことで」と話した。
伊達市月舘町は、局地的に放射線量が高い場所があり、一部の世帯が、特定避難勧奨地点に指定された。
伊達市の仁志田 昇司市長は「伊達市としては、放射能を取り除くことについて、全力を挙げたい」と述べた。
しかし、指定されなかった世帯には、不満が残った。
高橋さんの住む場所は、飯舘村から、およそ1kmの場所にある。
山あいで、水道が通っておらず、生活には、沢や井戸の水を使っていた。
高橋さんが気にしているのは、水。
長年使っていた沢の水は、原発事故後、使わなくなった。
高橋さんは「全部、うちで使っている生活用水は、ここ(井戸)から。今回のやつは、全部自前。1メーター、数万円っていう形の」と話した。
沢の水をあきらめ、自費で井戸を掘った。
高橋さんには、もう1つ、残念に思うことがあった。
長男の大樹さん(41)は、家に戻り、米作りをするはずだった。
しかし、高橋さんは「『原発事故で放射能が入っている米は、俺も売りたくない』ってことで、あと値段も下がるだろうということで。生活していくのには、ちょっとできない状態だから、今のまま、サラリーマンを続ける」と話した。
原発事故さえなければ、にぎやかな生活を送っていた高橋さん。
高橋さんをはじめ、この地区の住民およそ190人は、東京電力に対し、精神的苦痛に対する慰謝料として、月額10万円の支払いを求め、集団での申し立てを行う。
高橋さんの願いは、放射能という目に見えない苦しみから解放され、この地区に、東日本大震災前と変わらない交流が戻ってくること。
伊達市月舘地区のように、避難区域ではない区域の住民が、集団で申し立てを行うケースは、主に川俣町の小綱木地区、相馬市の玉野地区など、避難区域に隣接している地区が挙げられる。
原発事故による生活への影響や住民の不安は、避難区域だけにとどまっていないことを示している。 (10/7 22:24) 福島テレビ
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素40掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。