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【危険】使用済み核燃料使う次世代原子炉、日立が実用化に動き出す!政府は次世代型原子炉の研究開発を再開へ!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3960.html
2014/09/25 Thu. 06:00:42 真実を探すブログ
日立製作所が使用済み核燃料を燃料に使う次世代型原子炉の実用化に向けて動き出しました。この次世代型原子炉は資源再利用型沸騰水型軽水炉(RBWR)と呼ばれ、これが実用化されると使用済み核燃料の処分必要な土地が4分の1に激減するとのことです。
ただ、 RBWRは使用済み核燃料の中に含まれるプルトニウムなど有害度の高い超ウラン元素(TRU)を燃料に使うため、事故を起こすと従来の原発みたいに汚染が発生する恐れがあります。政府は核燃料サイクルが頓挫した今、新しい使用済み核燃料の処分方法としてこのRBWRに注目しているようです。
また、政府は上記のRBWRとは別に、次世代型原子炉である「高温ガス炉」の試験研究炉(茨城県大洗町)の運転を2015年度に再開し、研究開発を本格化させる方針を固めました。高温ガス炉は冷却に水ではなく、ヘリウムガスを使っています。そのため、水素爆発などは起きず、従来の原発よりは安全性が高いです。
もっとも、これもヘリウムガスを循環せさるためのシステムなどが必要となるため、東日本大震災のような巨大津波等で電源やシステムが破壊されると福島原発事故の二の舞いになるでしょう。
安倍政権になってから徐々に次世代型原子炉や核融合炉の研究開発が活発化して来ましたが、遂に実用化も視野に入れて動き出したということですね。恐らく、自民党が脱原発を認めたとしても、次にはこのような次世代型原発を日本中に設置することになると私は予想しています。
他にも地下原発構想とかがありますが、いずれも放射性物質を放出する核燃料を使う発電方法です。
福島原発事故をキッカケに世界中が脱原発路線に動き出したのに、当事国の日本が核エネルギーに頼っているのは異常だと思います。ウランやプルトニウムだって量に限りがあるわけで、これからは太陽光発電や風力、地熱等の自然エネルギーを使うべきです。少なくとも、これらの自然エネルギーは核エネルギーのように県を丸ごと破壊するような大事故は起こしません。
☆使用済み核燃料使う次世代原子炉 日立が実用化へ
URL http://www.nikkei.com/article/DGXMZO77376760S4A920C1000000/
引用:
日立製作所が使用済み核燃料を燃料に使う資源再利用型沸騰水型軽水炉(RBWR)の実用化に向けて動き出した。使用済み核燃料の有害度は天然ウラン鉱石と同程度まで減衰するのに約10万年かかるとされる。だがRBWRが実用化されれば300年程度まで短縮できるという。原子力発電にとっての課題は使用済み核燃料の処理だ。日立は処分場の面積を約4分の1まで減らすことができるとみており、開発の行方に注目が集まる。
:引用終了
☆次世代型原子炉、研究開発を再開へ…政府
URL http://www.yomiuri.co.jp/science/20140917-OYT1T50009.html
引用:
政府は、次世代型原子炉として期待される高温ガス炉の試験研究炉(茨城県大洗町)の運転を2015年度に再開し、研究開発を本格化させる方針を固めた。
東日本大震災を受けて停止中だが、早ければ10月にも原子力規制委員会に安全審査を申請する。産官学による協議会を年内に設置して研究開発の工程表を作成し、実用化に向けた取り組みを後押しする考えだ。
高温ガス炉は軽水炉と違い、冷却に水ではなく、化学的に安定しているヘリウムガスを使う。このため、水素爆発などが起きず、安全性が高いとされる。
:引用終了
☆2010.04.07ニュースの視点「東芝、ビルゲイツ氏次世代原発開発へ」No.1
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