http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/361.html
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今回のデング熱騒動の疑問点をまとめてみた。
(1) 感染した蚊を見つけるのは流行地でも非常に難しい
国立感染症研究所・昆虫医科学部の沢辺京子部長は、次のように話している。
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/196595.html (NHKかぶんブログ 2014/9/4 )
「東南アジアなどのデング熱の流行地でもウイルスを持つ蚊は1000 匹捕まえて数匹いるかどうかで
見つけるのがかなり難しい。それが、今回のような捕獲方法で見つかったということはウイルスを
持つ蚊が今も公園内に相当数いるとみるべきだ」
9月4日、園内10ヶ所で276匹を採集、4ヵ所で感染した蚊が見つかった。
http://www.hochi.co.jp/topics/20140905-OHT1T50047.html (スポーツ報知 2014/9/18)
さらに11日、20ヶ所で266匹を採集、4ヵ所で感染した蚊が見つかった。
http://mainichi.jp/select/news/20140912k0000m040057000c.html (毎日新聞 2014/9/11)
東南アジアの人も蚊も多い流行地でもウイルスの見つかる確率は0.5%程度であり、
人も住んでいない広大な代々木公園のあちこちで、感染した蚊がこれだけ容易に見つかるのは、
不自然だと言える。
園内にはいったいどれだけ感染した蚊がいるのか。どうやってデング熱に感染したのか。
誰も説明できないだろう。
(2) 公園が感染源になることは想定外
国立感染症研究所・ 高崎智彦室長はこう説明している。
http://www.hochi.co.jp/topics/20140902-OHT1T50035.html (スポーツ報知 2014/9/2)
「デング熱が流行する東南アジアなどでは、発生場所は都会の住宅密集地やスラムなど貧しい地域が多く、
公園が感染源となった事例は珍しい。国立感染症研究所(感染研)の 高崎智彦室長は『流行国では
多くが子供の頃、住宅地で感染し、免疫を獲得する。そのため大人になって大規模な公園や観光地で
感染することはあまりないので はないか』と分析する。そのため、マニュアルは公園など広い場所の
複数箇所で発生することを想定していなかった」
免疫云々苦しい説明をしているが、デング熱は密集地で流行するもので、公園が感染源になることは
普通は考えられないということだ。
公園で簡単に感染するとしたら、毎年200人以上がウイルスを輸入感染しているのだから、
今までも流行しているはずだ。
とくに2012-2013年にデング熱は東南アジア全域で大流行し、日本も今夏より猛暑であった。
なぜ、今年になって急に国内で流行したのだろうか?
(3) 大きな公園で100人以上が感染するか
デング熱は蚊を介してしか人に感染しない。感染者が蚊にウイルスを吸わせるようにできるまで数日かかり、
その蚊が人に感染できるようになるまで、さらに1週間かかる。
たった1人のデング熱感染者が蚊に刺されたとしても、せいぜい数匹だろう。
それが100人以上もの感染を起こすとは考えにくい。
しかも、あの広い代々木公園のほぼ全域で感染した蚊が見つかっているのだ。
デング熱感染者が何百人もやってきて、公園内のあちこち茂みに裸で寝転がって、
たっぷり蚊に血を吸ってもらわなければ、これほどの数の蚊に感染させることは不可能だろう。
(4) 大流行ではない
感染研の発表によれば、9月12日現在、2014年の感染者は、海外で感染した者が122名、
国内が75名、合計で197名である。(なぜか新聞発表より少ない)
「デングウイルス感染症情報」 (国立感染症研究所 2014/9/12更新)
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm
昨年は、海外感染が249名、国内はゼロ。合計ではまだ昨年のほうがはるかに多い。
しかも昨年以前は、デング熱の認知度は低く、インフルエンザなどと誤診断された例も
あっただろうから、さらに患者は多かったはずだ。
また、昨年までの200名以上の海外感染者のうちの何割かは国内感染であった可能性もある。
渡航歴があるから海外感染だと安易に決めつけられた例がかなりあるのではないか?
いずれにせよ、せいぜい200名前後であり大流行ではない。
それなのにマスコミは故意に大騒ぎして恐怖を煽っている。
何日か前に、東京千代田区のカレー店で8人が腸チフス集団食中毒を起こした。
こちらのほうがはるかに深刻であるが、マスコミはほとんど取り上げない。
(5) なぜ代々木公園なのか?感染経路は謎のまま
東京の真ん中の公園でいきなり感染が広がるのは不自然である。
普通は、空港や港湾地域から広がるはずだ。
1942-45年にデング熱が大流行した地域も、長崎や神戸など南方からの舟が着く港湾都市であった。
(6) 代々木公園で感染したと証明・断定はされていない
政府もマスコミも、デング熱に感染した人の大半が代々木公園に行ったと言っているだけで、
そこで感染したという証拠はないし、断定していない。
被害者から、いつ代々木公園のどこにどれくらい滞在したのか、何度蚊にさされたのかを聴取し、
発表すべきだろう。たかだか1ヶ月前のことであるから、感染者もまだよく覚えているはずだ。
(7) 公園に住んでいるホームレスには感染者がいない
代々木公園には30名ほどのホームレスがいるが、彼らが感染したという情報はない。なぜか。
彼らの中には、ほとんど蚊はいない、刺されたことはない、と言う人もいる。
付近の住民も公園を散歩などで利用する人が多いはずだが、感染者は少ない。
なぜか旅行者、訪問者ばかりである。
(8)代々木公園に行っていない人も感染している
都内の公園には行っていないのに国内感染した人がいる。感染経路はどう説明するのか。
昨年、日本だけを旅行したドイツ女性が帰国後発症している。
国内のどこでも感染する可能性があるわけで、たとえ代々木公園に行ったとしても、
そこが感染源とは断定できない。
(9)タレントの感染
青木英李 と紗綾が8月21日に代々木公園で番組「王様のブランチ」のロケを行ない、
27日に二人とも発熱、デング熱と診断された。
「紗綾、青木英李がデング熱感染!」 (もきゆ速 2014/9/1)
http://blog.livedoor.jp/aoba_f/archives/40618469.html
(青木英李ブログ)
http://ameblo.jp/aoki-eri/
(紗綾ブログ)
http://ameblo.jp/saayablo/
青木英李は8月中旬に、南房総に休暇旅行、その後、韓国にロケに行っている。
昨夏のフランス旅行でも熱を出したそうで、熱を出しやすい体質らしい。
紗綾もお盆の時に風邪をひいて熱を出しているし、その後、福岡ロケに行っている。
本当にデング熱かどうか怪しいし、そうだとしても代々木公園で感染したという確実な証拠もない。
代々木公園の撮影で一緒にいたスタッフ数人は無事である。
紗綾が言うように「40ヶ所くらい刺された」ら、真っ赤に腫れ上がるはずだが、
二人ともロケ後にアップした写真には蚊にたくさん刺されたあとは全くない。
「代々木公園ロケで蚊にたくさん刺されちゃった」とブログに書いてもよさそうだが、それもない。
タレントは美しい肌が命であり、虫除けスプレーも持たず半そで・素足で虫取りをするはずがない。
逆に言えば、代々木公園には蚊はほとんどいなかったということだ。
TV番組はヤラセが当たり前だ。
代々木公園ロケ自体が、デング熱感染でっち上げのための仕込みであった可能性がある。
有名タレント二人が、代々木公園ロケ後発病したとなれば、少なくともB層はコロリと騙されてしまう。
(10) 免疫力が低下すると感染しやすい
感染症学の専門家によると、免疫力が低下するとデング熱に感染しやすくなるという。
「デング熱感染拡大 『発症する人』『発症しない人』の違いは? 」 (日刊ゲンダイ 2014/9/9)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153229/1
国内感染者が増えているのは確実だろうが、おそらくそれは放射能被ばくにより免疫機能が
低下しているためだろう。エイズや梅毒の感染も増えているのだ。
すでに海外感染者は日本中にいる。免疫力が落ちれば、どこでデング熱になっても不思議はない。
(11) デング熱研究を行っているのは731部隊直系の御用研究機関
デング熱に関する研究を行なっている長崎大学(熱帯医学研究所)、国立感染症研究所
(旧国立予防衛生研究所)、大阪大学(微生物研究所)は、すべて731部隊関係者の受け皿であった。
石井四郎の恩師の要請で、731部隊がデング熱の人体実験をしたことも判明している。
長崎大の御用学者は、今回の放射能汚染問題でも、長瀧重信、山下俊一、高村昇らが"大活躍"である。
「放射能はニコニコしている人には来ません」と発言した教授の大学や、薬害エイズその他の度重なる不祥事で
改名を余儀なくされた感染研。彼らの言うことをそのまま信じろと言われても無理というものだ。
これらの研究所は、長年デング熱を研究しており、感染した大量の蚊を準備することも容易だろう。
バイオ・テロの可能性もあるということだ。
(12) 明らかな集会・デモ妨害
代々木公園以外でも、集会・デモに利用される公園も、何の根拠もなく感染源かのように報道され、
駆除・消毒が行われている。
墓地は花立てや水鉢があって蚊の温床であり、本来なら駆除が必要だが、駆除・消毒の対象は
大きな公園だけ。集会・デモ妨害を目的としていることは明らかだ。
9月23日の「さようなら原発全国大集会」は、デング熱騒ぎで会場が代々木公園から5分の1の大きさしかない
亀戸中央公園に変更を余儀なくされた。規模も縮小、ヘリコプター空撮もネット配信も中止である。
原発推進の政府からすれば、してやったり、というところだろう。
都合よく、今後、亀戸中央公園で感染した蚊が見つかるかも知れない。
(13) 二酸化炭素・地球温暖化に結びつける政治家の発言
9月7日のNHK日曜討論で、甘利経済再生大臣が、
「原発再稼動しないと、燃料費がかさみ国富が流出してしまう。そして二酸化炭素の増加で
地球の温暖化が進む。デング熱の流行はその結果だ 」
と発言した。
この発言からしても、デング熱流行を原発推進のためにデッチ上げた可能性が高い。
(14) デング熱関連株のインサイダー取引疑惑
仏サノフィ、武田薬品、医学生物学研究所などが、まるでデング熱騒動を予知していたかのように、
絶妙のタイミングでデング熱関連の研究開発を発表、株価は急騰した。
事前に情報を仕入れて、大量に関連株を買い占めてボロ儲けした連中がいるに違いないが、
調査は全くなされていない。
以上の疑問から考えれば、今回のデング熱騒動は、反・脱原発運動を妨害するために、
政府が御用研究機関、マスコミと協力して、意図的にでっち上げた可能性が極めて高い。
もし、代々木公園に感染した大量の蚊がいて、それから百人以上が感染したのが真実であるとすれば、
誰かが感染した蚊をばらまいたバイオ・テロを疑わなければならない。
公園を訪れた高々数人のデング熱感染者が、広大な公園内にいる大量の蚊を感染させることは
不可能だからだ。
政府はウソばかりついているので、全く信頼できない。
信用を回復するには、詳細情報を正直に公開するべきだろう。
例えば、百人以上の感染者が、いつ代々木公園のどこにどれだけ滞在したか、どれだけ蚊にさされたか、
いつ発症したか、別の場所で蚊に刺されたか、身近には海外渡航者はいないか、などの情報を公表すべきだ。
国民の疑問にきちんと答えないようでは、反原発潰しの陰謀だと疑われても仕方がないだろう。
(関連リンク)
「株価吊り上げが疑われる医学生物学研究所のデングウイルス抗体・開発発表」 (拙稿 2014/9/7)
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/267.html
「昭和17年デング熱の大流行からみた現代の感染症」 (牧潤二氏 1997/2/22)
http://pws.prserv.net/maki-j/dengue.htm
「株価吊り上げが疑われる医学生物学研究所のデングウイルス抗体・開発発表」 (拙稿 2014/9/7)
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/267.html
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