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被曝線量引き上げ、汚染食品の流通、口封じ、チェルノブイリの教訓生かさず、ソ連と同じことをする日本、暴き続けた衝撃の機密
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/335.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 16 日 07:45:05: igsppGRN/E9PQ
 

被曝線量引き上げ、汚染食品の流通、口封じ、チェルノブイリの教訓生かさず、ソ連と同じことをする日本、暴き続けた衝撃の機密(共同通信)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-4509.html
Tuesday, September 16, 2014 東京江戸川放射線


 事故処理に一体、どれほどの人とお金が必要になるのだろうか。チェルノブイリの教訓はなぜ生かされなかったのか―。東京電力福島第1原発の事故を知ったとき、元ウクライナ内務省大佐、アレクサンドル・ナウモフの頭にまず浮かんだことだ。

 予防体制の不備、安全への過信、秘密主義。チェルノブイリ原発事故当時、旧ソ連の体制側にいた自らの経験も脳裏によぎった。無念だった。

 「数百万人の運命を変えた事故の記憶が失われてはならない」。チェルノブイリ原発事故に関する旧ソ連政府や共産党の資料収集と、その内容の発表を通じ、63歳のナウモフは未来への警告を今も発し続けている。

 ウクライナの首都キエフの古いアパートに彼を訪ねた。2b近い大男。軍人一家に生まれたが「家の伝統破りで」警察官になった。鋭い目つきとは対照的に口元にはやんちゃな笑みも浮かぶ。

 ▽愛国心で現場に

 1985年4月、ウクライナ内務省はキエフ郊外に警察官を集め、核攻撃や原発事故に備えた訓練を実施した。ナウモフは当時、キエフの警察官。線量計の使い方などを練習したが「誰も本気でやっていなかった」。チェルノブイリ原発は世界一安全。「その言葉を誰もが信じていた」

 訓練からちょうど1年後の86年4月26日未明「チェルノブイリ原発で大事故らしい」との信じ難い情報を当直の同僚が伝えてきた。まだ政府は沈黙していたが「現場には兵士や警察官が必要」と聞き、事故から3日目の28日、仲間6人と自主的に現地に向かった。「愛国心を示せという教育を受けていたからな」

 当時の警察署にあった防護服は対化学兵器用。サイズも合わなかったが「ないよりはまし」と着用し、原発近くの町プリピャチに入る幹線道路や鉄道駅で人が市内に立ち入らないよう監視した。

 半年後、目のかすみと腰痛で病院に行くと「あなたが身に付けている物も含めて放射性物質の汚染がひどい」と医師に言われた。入院すると「体が板のように硬直して動けなくなった」。隠していたコニャックを気つけに飲むと逆に気を失い、煙草を吸ってまた気を失った。「死ぬ準備ですね」と担当医師が皮肉った。

 9カ月後に退院したナウモフは「昇進のため」に原発から十数`のチェルノブイリ警察署に赴任。89年には原発情報を担当する内務省技術情報部長に抜てきされた。

 ▽汚染肉を加工

 そこで目にしたのは原発事故に関するソ連共産党政治局などの機密文書の山。「報道発表とまったく違っていた」。夢中で読み、こっそりノートに写し持ち帰った。

 衝撃的な文書が数多くあった。85年5月8日付党政治局議事録には、周辺住民の被ばく許容量を「150万人の移住が必要になってしまうため、基準値を10〜50倍に引き上げることを承認する」とあった。

 「汚染された家畜の肉を加工品に10%ほど混ぜ、ソ連全域に配ることを勧める」(86年8月22日付同議事録の添付文書)。汚染肉を処分せずに「薄めて」広域に分散させるという驚くべき施策だった。牛乳についても「安定供給を困難にしている」(同)との理由で、基準値の10倍を超えた汚染乳が出荷された。

 当時の記者会見などで責任者は事実を隠し、うそと知りながらも上層部からの指示通り発言した。「頭の中のフィルターが自然に働いて『異常事態』はなかったことにする。ソ連時代の官僚の習性だった」

 原発事故に関する機密文書は、ソ連崩壊直前の89年ごろから機密指定が順次解かれていったが、そのこと自体が一般に知られていなかった。内務省在職中からナウモフが地元紙などにその内容を暴露すると、省内で追及された。「省内の者でさえ機密指定が解かれていることを知らず、口封じをしようとした」

 あの事故がもたらしたものは何か。事故後、政府はどう対処したか。これを明確にし、教訓としなければ惨事が繰り返される。その思いがナウモフを駆り立ててきた。

 収集してきたチェルノブイリ原発事故の資料をウェブサイトに公開。チェルノブイリ現地の「案内人」としても各国に名を知られるようになった。

 ▽イコン

 事故直後に一緒に現場に向かった警察官仲間6人のうち4人は既に病死した。ナウモフも血液の病などを抱え、つえがないと歩けない身だ。

 「生き残った仲間の1人は司祭になったよ」

 なぜ司祭に?

 「分からんな。ソ連時代にアフガニスタンの戦争に行った友人も司祭になったが、これは理解できる」。その友人がくれた十字架を首に下げている。「共産党員だったから宗教的なものは…」。その言葉を途中でのみ込み、ナウモフは書棚にあった絵に手を伸ばした。「チェルノブイリのイコン(聖像画)」として知られている絵だった。天にはキリストと聖母、荒廃した地上にはマスクをした事故処理作業員らと死者の魂が描かれていた。

 「あのとき仲間を現場に連れて行くべきではなかった。今でも悔やんでいる」。ナウモフの目が潤んだ。

http://www.47news.jp/47topics/inori/2014/09/post_20140829120554.html

 

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コメント
 
01. 2014年9月16日 08:16:32 : LjMCkTbcIQ
昨日のチェルノブイリ、今日のフクシマ
今のウクライナ、あすの日本

02. 2014年9月16日 10:51:48 : TkiHdO3XxI
例えば、ウクライナは、内部被曝と外部被曝を合わせて、年間1ミリシーベルトを目安として、それ以上の場合には、移住や移住の権利を認めた。

隠蔽や迫害(バンダジェフスキー博士)はあったけれど、旧ソ連の方が、まだ人道的だった。


03. 茶色のうさぎ 2014年9月16日 11:35:31 : qtmOTsgWNIsK2 : pNJHtBOeSA

それでも、いいよーっ! うれしいよー! はやく死にたいよー! だって。 バカな福島県人。 救いようが?


04. 2014年9月16日 11:43:30 : UanV0Apv1M
日本人は足し算と英語が出来ないのにつけこんで、むしろ教訓を活かしている。
チェルノブイリでは出来なかった研究をやるために、安倍は協力を惜しまず、世界の学者どもは、じっくり被検体を観察中。
理科も出来ないから、水冷のウソっぱちに騙されて、廃炉産業の研究開発費を税金から搾り取られてもいる。
残念だが、もう一度小学生からやり直す余裕は無い。

05. 2014年9月16日 12:09:04 : DvRkIuoXvA
原子力マフィアの手先の助教をなんとかしろよ。

06. 2014年9月16日 12:25:14 : rO4ke6ikI2
日本でも同じようなことが起きてるんだろうな。
原爆被曝者を診察した医師も箝口令を敷かれてたっていうし。

07. 気まぐれな風 2014年9月16日 15:48:12 : Yql9N1LbacSfs : wXSXFPYw6U

 生きてる限り悔やみ続ける


  彼の涙を、知れ。


  いったい、どれほどの涙を、


   流したのだろうか。。。


   


08. 2014年9月16日 22:30:47 : rgiuUPxR8A
逆の意味で日本はチェルノブイリの教訓を生かしたんですね。

09. 2014年9月17日 01:37:39 : cf9HhPR7MQ
ソ連のゴルバチョフ、ニッポンの安倍。
まじめ君にはすまんが、「安倍晋三の脳内イメージ」を見て笑ってしまったよ。

10. 2014年9月17日 03:58:03 : ehdWinrvG2
事故処理は、スリーマイルがサンプル。
食べて応援・燃やしてリサイクルは、日本のオリジナル。
東京がキエフ並みの汚染というなら、キエフに行ってみたら、得るものはあるんじゃないかな。
安全を煽るわけではないが、キエフバレエ団は元気いっぱいに踊ってたぞ。
ゴミは一切燃やしてないけどね。
水源については、まだ調べていない。

11. 2014年9月17日 11:27:29 : UFyBzmCTK2
ポルタヴァ市 放射能汚染の推移図
http://tabemono.info/report/date1.pdf
チェルノブイリ事故の環境影響とその修復 水相系における放射性核種
https://sites.google.com/site/jchernobylreport/3/3_5
1986年ベラルーシ共和国、プリピャチ川とドニエプル川の間にある地域の放射能汚染水対策
http://ethosfukushim.jugem.jp/?eid=47

12. 2014年9月17日 11:46:15 : UFyBzmCTK2
参考 
,
北欧における循環型社会に関する調査
,
http://www.cit.nihon-u.ac.jp/laboratorydata/kenkyu/publication/journal_a/a37.1.5.pdf
,
Funkenfeuer
,
http://de.wikipedia.org/wiki/Funkenfeuer

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