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吉田調書:元東電社員「戦う所長が支え」
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7850140.html
2014年09月12日07:47 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)
爆発で原形をとどめない福島第1原発の(左から)3号機、4号機=2012年2月26日、本社ヘリから
東京電力福島第1原発事故の発生直後、収束作業に当たった元東電社員の男性は、現場の最高責任者が何を考え、どう行動したかを記録した調書の内容が明らかになったことを「ずっと知りたかった」と歓迎する。男性は当時、本店の幹部らを相手に一歩も引かない吉田昌郎元所長の姿を自らの支えにしていたという。それだけに「9割の所員が命令に違反して撤退した」との一部報道には「命がけで戦った仲間全員への侮辱で、悔しい」と話す。【袴田貴行】
男性は20代後半。2011年3月12日に最初の水素爆発が起きた時は、炉心への冷却水注入が続く1号機に車で向かっていた。激しい爆発音とともに車が上下に揺れ、一瞬気を失った。我に返って前を見ると、原子炉建屋が吹っ飛んでいた。わずか100メートルの距離だった。不眠不休で作業を続けたが、14日午前に3号機が爆発、夜には2号機の危機的状況が伝わった。普段は冷静な上司が誰に聞かせるともなく「もう駄目なんだからな」としきりにつぶやいた。
日付が15日に変わる頃、免震重要棟の1階出入り口付近には数百人の所員が待機していた。明け方、吉田所長らが指揮を執る2階の緊急時対策室から人が下りてきて、退避命令を伝えた。免震重要棟の重い二重扉が開き、所員らはバスや自家用車で第2原発へ向かった。だが、2時間ほど仮眠を取った後、上司に起こされ第1原発に戻ってくれと言われた。4号機で火災が発生し、人員が必要だという。同僚が戻ると言うので一緒に従わざるをえなかった。
「生きて帰りたい」と願う一方、「吉田所長が頑張っている間は自分も折れるわけにはいかない」とも思った。緊急時対策室でのテレビ会議で、本店の幹部に食ってかかる姿を何度も見かけた。半面、たまに資料を渡しに行くと、若い所員にも気さくに話しかけてくれるのがうれしかった。
しかし今年5月、朝日新聞に「吉田所長の命令に違反して撤退した」と書かれた。男性は「当時、退避先が第2原発というのは全員の共通認識だった」と反論。第1原発の構内で退避先を探しても「全面マスクをした状態で何時間もいたら全員死んでいた」と話す。
男性が第1原発を出て帰宅したのは11年4月2日。その後、東電を退職し、別の仕事をして暮らす。だが、今もフラッシュバックに悩まされている。事故直後、3号機の原子炉建屋へ機械の点検に行った時のことだ。高線量の建屋内で空気ボンベを背負い、作業を終えて二重扉を開けようとしたが、停電でスイッチを押しても開かない。緊急時用の解錠レバーを見つけるまでの数分間、「閉じ込められてこのまま死ぬのでは」と恐怖を感じた。その場面が不意に頭をよぎり冷や汗をかく。
男性は吉田所長の言動を記した記録が、今後の人生で危機に立ち向かう際の手引きになると感じている。
「この記録は私が生きていくための羅針盤です」
毎日新聞2014年08月31日07時00分
http://mainichi.jp/select/news/20140831k0000m040123000c.html
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吉田調書:元東電社員「戦う所長が支え」 - 毎日新聞 http://t.co/lQjx3fPePo
— 布施 祐仁 (@yujinfuse) 2014, 9月 11
吉田調書をめぐる朝日新聞社報道 経緯報告 - 朝日新聞デジタル http://t.co/RpJaQyY7y7 …報道前に「「命令」や「違反」の表現が強すぎるのではないかとの指摘」が社内であったのか。調書を少人数で独占していたことが、社内での確認を阻んだ格好だ。
— SUGAWARA, Taku (@sugawarataku) 2014, 9月 11
朝日新聞報道でいえば、「吉田調書」より、政府や御用学者の受け売りをだだ漏れしている被ばく問題をめぐる記事ほうが、被害を拡大しかねず、問題だと思います。
— 白石草 (@hamemen) 2014, 9月 11
朝日新聞が吉田調書を暴露したスクープだったはずなのに、いつの間にか、そのごく一部分の誤解で、大変なことになってる。
慰安婦問題とおんなじ経緯だ
— onodekita (@onodekita) 2014, 9月 11
「朝日新聞は訂正するだけマシである」全くその通りだと思います。「イラクに大量破壊兵器がある」という
情報が全くの大嘘だとわかったとき、それを無批判で垂れ流していたメディアはそれまでの報道を訂正したのでしょうか。 https://t.co/vT26H7oHon
— 清義明 (@masterlow) 2014, 9月 11
吉田調書での責任のなすり合いはもう良いから、それよりも、今なお放射能を放つ福島原発の収束と、2度と悲劇が起きないよう国は原子力政策そのものから完全に手を引くことを約束するべき。どう予防しても事故の可能性は0%にはならないし、事故が起きれば人間が対処できる範疇を超えているのだから。
— 蓮見唯香 (@YUIKA322) 2014, 9月 11
NHKニュース7で、吉田調書についての朝日の会見のニュースに重ねる形で全然関係のない従軍慰安婦問題についての安倍の朝日批判コメントを報じたので、あまりの国営放送ぶりに腰抜かしそうになった。<首相 朝日新聞記事で日本の名誉傷ついた http://t.co/PBzruDdieu
— Hiroshi Fujimura (@HiroshiFujimura) 2014, 9月 11
間違いは間違いとして認めたのはいいこと。でもそのことと、吉田調書(事故調資料)に光を当てたことは別枠で考えないと、事故調資料を隠したい人達の思うつぼになる。
— 木野龍逸 (Ryuichi KINO) (@kinoryuichi) 2014, 9月 12
強きを助け、弱きをくじくのが『讀賣』や『新潮』だ。かりに『朝日』が潰れ、『讀賣』や『新潮』が今以上に幅を利かすようになったら、日本は暗黒に覆われる。これは覚悟しておかねばならない。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) 2014, 9月 11
朝日がスクープした吉田調書は間違いで政府が公表した吉田調書は正しいと白黒はっきり決めつけられるのか。政府発表の調書に改懺や隠蔽はないのだろうか。その検証を新聞はできるんだろうか。新聞のスクープは間違いで行政が発表したものが正しいということになると、自由な新聞は消滅するほかない。
— 柴山哲也(ジャーナリスト) (@shibayama_t) 2014, 9月 11
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