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<福島第一原発>作業員Dr.ヘリで緊急搬送「仕事とは関係ないと当社(東電)が判断したので病名は言いません」9/8東京電力記者会見(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3889.html
2014-09-09(18:52) みんな楽しくHappy♡がいい♪
公共の電波には乗らないけれど、
記者の皆さんはオンエアーされなくても、ものすごく頑張ってくださっています。
ある意味「命をかけている」といっても過言ではない東京電力の記者会見です。
日本の国民はこのような現実がある事を広く知っておくべきだと思います。
2014年9月8日
福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)
・H26/9/6 10:50 頃
福島第一原子力発電所構内で作業をしていた協力企業作業員(男性)が体調不良を訴え、
入退域管理棟救急医療室に入室。医師による診察の結果、緊急搬送の必要があると判断されたため、
同日11:18 にドクターヘリを要請し、
11:52 救急車にて福島第一原子力発電所からドクターヘリの待ち合わせ場所へ出発。
同日 12:15 にドクターヘリにて、いわき市立総合磐城共立病院へ出発し、12:55 に到着。
医師の診察の結果、1〜2週間程度の入院加療を要することになった。
2014年9月8日月曜日
東京電力記者会見
東京電力 白井:
こちらは土曜日、9月6日になりますけれども、発電所の構内で作業されていた方、
これは凍土壁の方の作業関係で、え、資材置き場で寸法取りのような作業を行った方ですけども、
体調が悪いという事で、えー、入退管理施設にあります医療施設の方で診察を受けてございます。
その診断の結果、緊急搬送の必要があるということで、ドクターヘリを11時18分に要請をしてございます。
で、磐城共立病院で診察をしていただきまして、
「仕事とは関係ない」という、「ない」という事で結果はいただいてございます。
詳細な病気等について、エー、病名等につきましてはプライバシーに関わる事でもありますし、
仕事とは直接関係ございませんのでお話は出来ませんけども、
その結果は1〜2週間の入院加療といった状況になってございます。
ヨシノ:
テレビ朝日のヨシノと申しますが、
その救急搬送の方の話なんですけれども、
「プライバシーの関係がある」というんですが、
そもそも、この方がどこの誰であるか?年齢も何もかも伏せている訳ですから、
その方が「どういう病気になったか」という事をつまびらかにしても
プライバシーには影響しないのではないか、というのが一点と、
それから「仕事と関係がない」と東京電力に説明されても、
それをまるまる信用する事は出来ないので、これは明らかにして下さい。というのが2点です。
白井:
2点目につきましては、当社としては考え方は変わりませんのでご意見として承って、
きちんと伺わせていただきます。
それから当該の作業員の方ですけれども、60代の男性の方で凍土壁。
先ほどお話ししましたけれども、
凍土壁の関係の作業で、寸法取り等を実施されていた方といったことになります。
で、発電所の方の、現場の方での作業になりますので、
通常の全面マスクですとかタイベック、クールベスト、ゴム手二重とか、
あと、おー、遮蔽のベストといったものを付けて作業をしてございます。
ヨシノ:すみません、「仕事とは関係ない」と判断した根拠はなんでしょうか?じゃあ。
白井:
当社としては病名等もお聞きしまして、
えー、仕事直接ないものというふうに判断をしてございます。
ヨシノ:あの、そこはじゃあ、「今後も明らかにしない」という事ですか?
白井:
あの、「仕事とは」と我々としては特に関係ないと判断してございますので、
明らかにする事はございません。
ヨシノ:
永遠の押し問答になっちゃうからやめますけれども、
それを判断するのは、東京電力じゃないと思うんですよ。
それは、それは私たちが本当に関係あるのかないのかというのは判断する事であってね、
なんで御社が判断するんですか?
大体御社が判断して嘘ついた事だっていっぱいある訳でしょ、他に。
あるいは事実を言わなかった事が何度あったんですか?
それをね、
白井:意見として伺わせていただきます。
ヨシノ:3年も4年も…、3年前と変わらないじゃないですか!、ということを言っておきます。
モリ:
日本テレビのモリです、よろしくお願いします。
後もう一点先ほどの一番最初に質問が出た緊急搬送の件なんですけど、
これは「仕事とは関係ない」というお話でしたけど、
病院側がそういう風に説明したのか、
それとも病院側の病名を聞いて東電さんの方でそういう風に判断されたのか、
そこをちょっと教えてもらえますか?
白井:えっと、後者の方になります。
モリ:
つまり東京電力の方に病院からこの方に関する病名の説明があって、
それを聞いて「これは仕事とは関係ない」という風に判断されたという事でよろしいんですね?
白井:そうですね、はい。
モリ:その判断の根拠を改めて教えていただけないですかね?
白井:
いわゆる、あの、仕事で、え、…、ま、「関係する」といったものであれば、
まず、「外傷があるようなものであれば、仕事と直接関わりはあるだろう」といったものになるかと思います。
このたび、外傷があるような事象じゃございませんし、
後は、外傷がなくても熱中症ですとか、そういった、あの、酸欠ですとか、
そういったいろんな場合が考えられますけれども、
その人たちが今までやっていた作業関係ですとか、
後、話を伺った病名等で、作業に直接関係するものではないというふうに判断してございます。
モリ:
分かりました、後もう一点これも事実関係の確認なんですが、
この当該60代の男性自身に話というのは、東京電力さんの方で病気になった後、
搬送された後話は聞いてますか?聞いていませんか?
白井:
えー、当社から直接聞いているのではなくて、
えー、この、・・・、多分元請け、
確認していないですけれども、こういった場合は直接話を伺うのではなくて、
えーー、この雇用主等を通じて、そういう病名等の説明を聞いてございます。
モリ:そうすると協力企業と本人とはヒアリングをしているという事で報告は受けてますでしょうか?
白井:
あの当社から直接確認したのではなくて、元請け企業さんの方から、
えーー、病名ですとか、あるいはあの、あ、病気の状況ですとか、
その前の勤務状況とか、そういった事を含めて、エーー、聞いてございます。
モリ:
わかりました。
えっと、病名はお答えできないという事だったんで、そこはこれ以上やってもしょうがないんですけれども、
「体調不良を訴えた」という事ですけれども、
これは具体的にどういう風な体調不良を訴えたのかという事は教えていただけますか?
白井:一応、「のどに痛みがある」というふうに聞いてございます。
モリ:意識は、「救急搬送されるまで意識はあった」という事でよろしいんですか?
白井:はい。
モリ:分かりました。
木野:
フリーの木野ですけれども、
先ほどの作業員なんですが、
これは何次受けの会社だったんでしょうか?
白井:
そういった、あの、
何次受けとかそういった事までは当社としては確認はしてございません。
木野:原発の作業経験というのは確認されてますか?
白井:福島第一原子力発電所での作業経験は6ヶ月というふうに聞いています。
木野:その6ヶ月というのはどなたに聞かれたんですかね?
白井:これは元請けを通じて確認をしております。
木野:
何次受けかは確認していない、
聞いていないという事なんでしょうか?
報告がないという事なんでしょうか?
白井:聞いてございません!
木野:要するに東電から質問をしていないという事ですか?
白井:
当社としては、この「何次受けか」といったところにつきましては、エー、
質問はしてございません。
木野:
それから先ほど御社の方で「関係ない」と「作業と関係ないと判断した」という事ですけれども、
御社のどなたが判断されたんでしょう?
白井:特に「どなた」といった事はないかと、いう必要はないかと思います。
木野:
いや、必要はあると思うんですけど、
「関係あるかないか」というのは結構重要な事なので、
「どなたがどのように判断されたのか」は説明していただけないでしょうかね?
白井:…・、当社としてあの、「誰が判断したか」という事は回答するつもりはございません。
木野:
御社の現場の病院の医師の方なんでしょうか?
それとも本社のどなたかなんでしょうか?
それ位はご説明いただけないでしょうかね?
白井:・・・・・・・
木野:どの部所で判断したとか、それ位はご説明いただけないでしょうか?
白井:
あの、ご意見として伺わせていただきますが、
今のところそういったところにつきましてお話しするご予定はございません。
木野:分からないですけれども、とりあえず結構です。
ヨシノ:
ごめんなさい、ちょっと、
要するにね、
あなた方が「この人は原発の作業と関係ない」と言っても信用できないんですよ、簡単に言って。
3年前からあなた方のこの会見を聞いている人間としてね、言わせてもらえば、
あなた方はいっぱい嘘をついてきているから、
あるいは事実とまるで異なることを言ってきているから。
であるならば、「関係ない」というなら、
「医者がそういうふうに言っている」というのを、今度からちゃんと出してきて下さい。
「医者の所見では『これは作業とは関係ありません』」というところを。
第三者の所見がなければ全く信用できない。
でしょ?
白井:ご意見として伺わせていただきます
ヨシノ:ご意見としてじゃなくて、真面目にやって下さいよ。
白井:私は真面目にやっているつもりです。
ヨシノ:やってないでしょ、あんた。同じ事繰り返して
白井:これ以上やめましょう!
ヨシノ:テープレコーダーみたいに同じ事繰り返していて何ムッとしてんの?
白井:次行きましょう!
ヨシノ:いや、あとで、あとでやりましょあとで。後でやりましょう。
マコ:
同じく緊急搬送された方の件ですが、
今年2月に発効された「事故トラブル等緊急時の通報基準公表方法」を見直したのですが、
けが人傷病者の区分で6パターンありまして、
今回の、「救急車、Dr.ヘリで搬送した場合」というのは、
「平日昼間に発生したものは直近の定例会見にて説明」となっています。
「東京電力が作業内容と病名を判断して公表するかどうかか決める」とは書いてございません。
今まで、平日昼間作業中に緊急搬送された方は、最低限の情報は発表されております。
「作業と関係のない病名なので発表しない」という事は今回初めてなんですが、
これはなぜそのようになったんでしょうか?
白井:・・・
マコ:今年の2月からの運用にこれは当てはまりませんが。
白井:
従来からも、作業起因ではないといった事が、え、
メールですとか公表する前に分かった段階に於きましては、
こういった公表もしていないという事もございます。
マコ:いえ、作業起因でなくても心筋梗塞やその他の病名は出ております。
白井:ですから病名が出る前に…、どちらが先かって、時間的なスケジュールの起因になると思います。
マコ:
作業に起因しようがしまいが、
これは「作業中に緊急搬送された」ということで、
労働安全衛生法や電離放射線障害防止規則に、作業中の緊急搬送は適用されますので、
それは作業内容と病名の因果関係ではなく、
全て発表される事象だと思うのですがいかがでしょうか?
白井:
「緊急搬送された」といった段階で、
基本的には皆さんの方に、いーー、メールですとか、あるいは至近で夕方の会見等があれば、
そういった点でお話をさせてございます。
マコ:えー、この
白井:えー
マコ:はい、
白井:
この度、これが土曜日に発生しているという事で、
またあの、作業をしている最中ではなかったという事、
また、体調不良も「喉の痛み」といったことで
「直接関係ない」といった可能性が非常に高かったといったことから、
「発電所の作業に伴うものではない」と判断しまして、
え・・・、メール等でのご連絡といった事はしてございません。
マコ:
「作業をしていた時ではない」と今おっしゃられましたよね?
これは、資料には「作業をしていた」とあり、
「凍土壁の資材置き場で寸法取りをされていた」と白井さんご自身がご説明されたんですが、
休憩中の話ですか?これは。
「作業をしていなかった」ということは、
白井:
作業をして、作業がいったん終わりまして、着替えをした後に、
「体調が悪い」といった連絡があったものと思われます。
マコ:着替えをした後体調が悪いと。
白井:はい。
マコ:
わかりました。
で、先ほども申しましたが、これは労働安全衛生法の健康の保持増進のための措置や
快適な職場環境形成のための措置など、様々な項目に触れますので、
その作業内容と病名の因果関係は御社が判断する事ではなく、
法律に触れている可能性があるという事で、
全て情報は公表して下さい。
で、関連して聞きますが、
この原発の作業6ヶ月目という事で、であるならば、
電離放射線障害防止規則による電離検診を受けておられる。
直近で受けておられると思いますが、それはいつですか?
6ヶ月ごとなので、構内に入る前と6ヶ月目に受けておられる筈ですが。
白井:
「電離検診をいつ受けていた」という点につきましては確認をしてございません。
ただし、毎日の作業前に朝礼等で体調の確認ですとか、
え、そういう事をして、当日も「異常はない」といったことで作業を開始してございます。
また、事前に大きな時間外労働ですとか、連続勤務といったものがないという事も確認をしてございます。
マコ:
電離検診をいつされたかというご確認をよろしくお願いします。
で、これは休憩中であれど、休憩中も労働時間に入っていますので、
これは労基署にあげている事象なんでしょうか?
白井:労基署さんの方にはこういった緊急搬送したという事の連絡はいっていると思います。
マコ:分かりました。では電離検診等のご確認をよろしくお願いします。
マサノ:
フリーのマサノです。
遅れてきたのでちょっと重なる質問になってしまうと思うんですが、
ドクターヘリで運ばれた方について、改めてもう一回聞きますが、
「判断を東電がした」「誰がしたのか言わない」っていうことなんですが、
本社ではなくて現場での判断という事で、間違いはないでしょうか?
白井:・・・・
マサノ:それとも本社まできてそこで判断したんでしょうか?
白井:
・・・、
あの、本社でやっ、本店でやってるのか、発電所で判断しているのか、
といったところについては確認をしてございません。
ただ、「当社の方で判断をしている」といった事でございます。
マサノ:
先程おしどりさんが言われていた2月に決めた指針。
聞きそびれてしまったんですが、2月何日でフルネームを言っていただけますか?
白井:え、そういった質問であれば、これが終わった後のぶら下がり等でご説明さしあげたいと思います。
マサノ:
ああ、じゃあ質問を変えますが、
その2月の指針を決めた責任者は誰になりますか?
白井:・・・・
マサノ:廃炉カンパニーなのか、その前でしたっけ?2月というと。
白井:・・・
マサノ:えーッと、その担当者というか、どなたになりますでしょうか?
白井:
まぁ、あの、発電所の方と本店の方の広報部門といったところが協議して決めている事になります。
明確に発電、えーっと、計画者、判断者が誰になるかというのはチョット把握してないですけども。
あのとくに、
マサノ:広報は
白井:広報も関係してございます。
マサノ:
「現場と本部で協議して決めた」ということですね。
そうすると、それにそった判断が今回なされていないという事なんですが、
それについては「認められた」という事でよろしいんでしょうか?
白井:
あの〜・・・・、・・・・、
あのー、必ずしも当社の対応に間違いがあったとは考えてございません。
当日の発電所の日報というのがホームページに載っていると思いますけれども、
そちらの方にはその旨の記載がございます。
福島第一原子力発電所の状況について(日報)
【午後3時現在】平成26年9月6日
http://www.tepco.co.jp/nu-news/2014/1241491_5878.html
※福島第一原子力発電所構内で作業をしていた協力企業作業員(男性)が体調不良を訴え、本日午前10時50分頃に入退域管理棟救急医療室に入室。医師による診察の結果、緊急搬送の必要があると判断されたため、同日午前11時18分にドクターヘリを要請し、午前11時52分、救急車にて福島第一原子力発電所からドクターヘリの待ち合わせ場所へ出発。午後0時15分にドクターヘリにて、いわき市立総合磐城共立病院へ出発。
マサノ:病名についてはどうですか?
白井:病名についてはこれ以上、あの、同じ回答になるので差し控えたいと思います。
マサノ:
病名について明らかにしていないという事は、それはおかしいんじゃないですかね、やっぱり。
もしなんだったら、答えていただけるまでここに座っていたいくらいに必要な、重要な事だと思うんですが、
お答えはどうですか?
重要だと思われませんか?
白井:おこ、お答えは、お答えする予定は、お答えするつもりはありません!
マサノ:ど、どうしてですか?
白井:作業に関係のない、プライバシーに関わる内容だからです。
マサノ:
なぜプライバシーだというふうに私たちは判断できるんでしょうか?
判断材料をいただかないと、納得いかないんですが。
白井:・・・・・・・
マサノ:
例えばですね、労災申請するとしますよね、その方が。
その際に、事実関係が非常に重要な訳ですよね。
で、情報というのは後になればなるほどどのようにでも操作が可能ですので、
ここで明らかにするという事が、その方の福祉にもよろしいし、
私たちも情報を知りたいと思っているものにとっても重要なんですけれども、
そういったお考えになりませんでしょうか?
そのための指針じゃなかったんですか?
白井:・・
マサノ:客観的に、その疑念を持たれないための指針だったんじゃないですかね?
白井:
病名に関しましては、先程もお話ししましたようにプライバシーに関わる内容という事で、
当社からお答えする予定はございません。
マサノ:
えっと、プライバシーというのは、その方の利益を守るために主張される事であって、
その方の不利益につながるかもしれないような事、あるいは公共の福祉に関わる事であれば、
というか、あの〜、
お名前も明らかにされないし、何次受けかというのも言われてない訳ですよね。
という事は、病名を言ったからといって、誰のプライバシーが侵害されるんですか?
白井:・・・
マサノ:答えて下さい。すみません、誰の
白井:何度もお話ししていますけれども、お答えはいたしません!
マサノ:疑念を持たれるというふうに思いませんか?
白井:ー
マサノ:それは何か逆に疑惑と関係がある病気ではないのかというふに疑念を持たれるとは思いませんか?
白井:
ー・・・、
何度もお話ししていますけれども、病名等につきましてはプライバシーに関わることですので、
当社からの公表は差し控えさせていただきます。
マサノ:
そうしましたら先程の2月の指針ですが、
この会見が終わるまでにコピーをして頂けませんでしょうか。
よろしくおねがいします。
いったん終わります。
木野:
その、「プライバシーだから出さない」という判断とかですね、
それから「説明しない」という判断は、
これは広報部の判断という事でよろしいでしょうか?
白井:ー
木野:
おそらく、白井さんが個人で判断したのではない事は明白なので、
明確に、どなたの判断、どなたの責任でそういう説明をしないという事を決められたのか?
明らかにして頂けないでしょうか?
白井:ー
木野:
広報部の原子力担当は今、坂井田(健司)さんだと思うんですけれども、
責任者としては坂井田さんという事になると思うんですが、
そう理解してよろしいんでしょうか?
白井:
あの、広報だけではなくて、発電所も含めて全体で判断をしてございます。
ちょっと今、誰がこの最終的な責任、
おっしゃっているのは最終的な判断をした責任者は誰か?という事かと思いますけど、
発電部長になるのか、広報部長になるのか、ちょっと今の段・・
わたくしはちょっとお答えしかねます。
確認をする必要があるかと思いますが。
木野:エーー、じゃあそれはぜひ確認をお願いいたします。
モリ:
何度も繰り返しで恐縮なんですが、緊急搬送の男性の件なんですけれども、
もう少し事実関係だけ教えて頂きたいんですけど、
体調不良を最初に訴えたのは、作業をした後、着替えをした後だという事ですが、
そのとき訴えた体調不良というのは「喉の痛み」のみですか?
それ以外にはありませんか?
白井:
のどに痛みがあるという事で、えー聞いてございます。
それ以外にどこか具合が悪いですとか、そういった話は聞いておりません。
モリ:
で、その後に医療室に入室したという事ですけれども、
ここで意思による診察の結果「救急搬送の必要がある」と判断したという事ですけれども、
白井:はい
モリ:この「緊急搬送が必要だ」という風に判断した根拠というのは教えて頂けませんでしょうか?
白井:
緊急搬送の根拠といったものにつきましては、えー、
「内診とエコー検査を実施した」とは聞いてございます。
詳細につきましては、病名等に関わってくる話になりますので、
これ以上については控えさせて頂きたいと思います。
モリ:
それと「緊急搬送が必要だ」というようにしたのは、
まず、1F(福島第一)の中の医師ということでよろしいんですね?
白井:はぁそうなります。
モリ:
わかりました。
それからこの男性には、元請けを通して話を聞いているという事で、先程ご説明がありましたけれども、
男性から具体的に病気に関して何か話を聞いているという事はありますか?
白井:
当社からは直接、この方に状況とかですね、
お話を聞いているといったものはないです。
モリ:この方が所属している企業からはそういう話は聞いていますか?
白井:
あの元う、私の方としてはすみません、
元請けから、そういった話は、元請けさんを経由して聞いてございます。
モリ:
元請けはこの男性作業員とは何回位面会をして、どういうような話を聞いているか、
というのはもう少し具体的に教えてもらえますか?
白井:ん・・・・
モリ:あの、御社の方で把握されている限りで全然かまわないんですけれども。
白井:
そういった何回目、元請けの方から、あのー、何回位本人に確認したとか、
そういった事は聞いてございません。
モリ:
本人の話として元請けから聞いた話として、
中身というのはどういう事を聞いていますか?
白井:
あのー当社としては、元請けから病気を、
診察の結果という事で「こういった状況でした」というような話を聞いているということになります。
ですので、作業の、先程お話しした作業の時系列的な事につきましては、
ま、一緒に作業している方とか、そういった本人の方に確認を、
本人の確認をしていると思いますけれども、
あの、病気の状況ですとか、そういった事、細かい点について確認しているものではないです。
モリ:
そうすると、病院の方から話を聞いた。
東京電力さんが直接病院から病名を聞いた訳ではなくて、
元請けの企業さんから病名を「間接的に聞いた」ということでよろしいんですか?
白井:あ、そうですね、はい。
モリ:「直接病院とは東京電力さんとしては話しはしていない」という事でよろしいんですね?
白井:
あのー、そうですね、あのそこを確認してないですけど、
通常当社から「今行った作業員の方の病名は何ですか」と言って
それであの、直接の契約関係もありませんから、
教えてもらえるものとも思っておりません。
モリ:
すると、基本的に病院に搬送されて以降の情報というのは、
この男性が所属している企業からのみ東京電力さんは受け取っているという理解でよろしいんでしょうか?
白井:はい、基本的にそういうことになります。
モリ:わかりました。
ーーーぶら下がりに続く
喉が痛くて、エコー検査した結果、救急で緊急搬送される病気ってなんだろう?
喉が痛い意外の症状はないらしい。
扁桃腺が腫れた位じゃDr.ヘリに乗らないだろうから、
だって、Dr.ヘリに乗るっていう事は一刻を争う重病だっていう事ですよね。
死にそうだったっていう事でしょ。
喉が痛くて、一刻を争う死にそうな病気って?
朝礼では異常がなかったんだから、何時間かのうちに急変したという事ですよね、
朝は元気だったのに、仕事が終わったら喉が痛くてDr.ヘリで救急搬送されるような
放射線とは関係のない病気って、
なんだろう?
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