http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/138.html
Tweet |
吉田元所長の指揮に評価、調書公開で名誉回復を
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140830-OYT1T50097.html?from=ytop_top
2014年08月30日 18時11分 読売新聞
東京電力福島第一原子力発電所事故を巡り、政府の事故調査・検証委員会が吉田昌郎(まさお)元所長から聞き取った記録「吉田調書」の全容が明らかになり、当時の生々しい状況が改めて浮かび上がった。
吉田氏は昨年7月、58歳で亡くなっており、現在も事故の被害に苦しむ福島県の関係者からは、真相究明だけでなく吉田氏と原発作業員らの名誉のためにも、「もっと早く公開を決めるべきだった」などの声が上がった。
■奮闘ぶり伝わる
福島県では、東京電力福島第一原発事故で出た汚染土などを最長30年間保管する中間貯蔵施設を巡り、佐藤雄平知事が30日午後、候補地の大熊、双葉両町長らと面会するなど、受け入れを判断する重要な局面。事故で全町避難が続く大熊町の渡辺利綱町長は、「困難な状況の中、吉田氏は懸命に陣頭指揮を執っていたはずだと、ずっと信じていた」と話す。
渡辺町長がいまも覚えているのは、現場で収束作業に当たった協力企業の社員が「吉田氏の下だったら死んでも構わないと思い、一丸となって懸命に取り組んだ」と当時の状況を涙ながらに語ったことだという。「正しい情報を基に、我々が何を学ぶかが重要。もし誤って伝えられていたとしたら、そのままにしておくべきではない」と述べた。
浪江町の馬場有(たもつ)町長は「所長という立場で、作業員の安全確保と事故の収拾作業の板挟みになっていたのだろう。実直で責任感が強く、うそをつかない人だった」と振り返った。
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素40掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。