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「個別的脆弱性」・・・なんてむごい言葉だろう。自殺した被害者にこう言い放つ東電にとって、原発事故は人体実験みたいなもんか。
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2014年8月27日 くろねこの短語
このところ炊飯器の調子が悪く、そろそろ買い替えかねばと近くのホームセンターを覗いたりしてるんだけど、いやあ、10万円の炊飯器なんてのがあるんだね。いったい誰が使うんだろう、とカミさんと話してたら、今朝の東京新聞の経済欄によれば、「炊飯器は高級志向」で「11万前後の機種がよく売れている」んだとか。ホンマかいなと記事を読み続けると、最後に「中国人観光客が土産品として買って帰るケースも多い」の一行が・・・なんとなく納得した「今はもう空き」の朝である。
そんなことより、東電の責任を厳しく糾弾した判決が出ました。原発事故と自殺の因果関係をハッキリと認めた画期的な判決です。和解勧告を拒否して、裁判での決着を望んだ遺族の勇気にも拍手です。判決については、新聞・TVがさんざん報道しているから詳細はそちらでというこで、なによりもこの裁判で驚かされたのは東電側の無慈悲な言い草です。
昨夜のテレビ朝日『報道ステーション』によれば、なんとしても「自殺に至った原因は個人的な要因もあった」としたい東電側は、言うに事欠いて、「個体側の脆弱性も影響していると考えられるから、考慮した上で相当因果関係の有無を判断すべき」と主張したそうだ。「個体的脆弱性」とはなんて言い草だ。ていうか、いくら裁判における法律家の言葉としても、これはないだろう。まるで人体実験ですね。石井中将の731部隊が中国における生体実験の犠牲者を「丸太」って呼んでいたのを思い出しちまった。それほど、口にしたくない言葉ですね。もっとも、飛散した放射性物質を「無主物」と言い放った会社だからね、さもありなんてことなんだけど・・・。
原発事故で自殺の裁判で。東電側「個体側の脆弱性が相当程度影響していると考えられる」
「被災者の心に寄り添って」なんて言葉をこのところよく聞かされるが、とんでもない。「個別的脆弱性」なんて言い草は、原発事故を「人体実験」として捉えている証拠です。これは東電による被災者への差別そのものですね。こんな企業を税金で救ってやる必要なんかありません。こうした差別意識は、おそらく東電だけでなく電力会社がすべからく持っているはずで、だからこそ「原発再稼働しないと電気料金値上げするぞ」なんて脅しを平気で仕掛けてくるわけです。
「個別的脆弱性」・・・なんとむごい言い草だろう。
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