本当に守りたいのか？

http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/747.html

　委員全員、勇退するまで引き延ばすかね、村が用意してくれる次の椅子は、さぞかし座り心地が宜しかろう。（俺なら、ロープをプレゼントするけどな）
　だいたい、この話だとチェルノブイリを例に４年のキーワードが必ず出で来るけど、チェルノブイリでは、検査態勢を整えて実施するまでに《４年も》掛かっただけの事じゃ無いのか？、日本と同様の検査が実施されての知見は無いのだから比較の対象に成らないだろう。（それも、もうすぐ賞味期限が切れるが）

　何より、既に六月の時点で９０人から癌が確定、５０人の摘出手術を終えているのは、どう説明するのだ。この八月で更に１４人の増加か、新たに何人が手術を受けたろう。進行が遅いはずの甲状腺癌が多発していて、しかも、リンパ節転移が見られるからと施術を要したのは、どういう訳だ。

　仮に一部委員の言う通り、被曝被害では無いとするなら、それは、それで、話は深刻だ。
　日本では若年層にリンパ節転移が危惧される進行の速い甲状腺癌が従来示されてきた発生率を遙かに凌ぐ頻度で《多発》している事が判明した訳だ。リンパ節転移が懸念され命を脅かす進行の早い甲状腺癌が、どうやら日本でだけ特有に多発している。それなら、日本の新たな風土病なのだろう。
　そうと成れば、甲状腺検査を修学児童への健康診断などへ早急に適用して、全国展開し、健康管理を強化する必要が有りはしないだろうか。
　それすらも、不要とするなら、既に行われた甲状腺の摘出手術の中には、検査誤診による本来不要な医療行為が行われた疑いが生じる。これは、医療過誤事件だ。無益に体を傷つける被害者が増える前に、早急に立件されなければならないだろう。

　福島の小児甲状腺がんは、要するに放射能が原因ではないらしいということが分かったということです。

　こんな大規模な検査体制を作って実施し、県民を安心させた山下俊一先生を、「殺人鬼」、「日本のメンデル」じゃなかった、何だっけ、とにかく罵倒した阿修羅のコメンターは、どう説明するんでしょう。

　私は、「福一の放射能被害ヒステリーは、事故後丸五年で終息する。」と予言しています。あと一年七ヶ月ですね。

第９回環境省専門家会議 （2014年、8月5日）
http://www.ustream.tv/recorded/50968873 … （01:47〜）

（宮内医師）少なくとも７割以上の福島の症例は、大きさ１センチ以上、リンパ節転移があり、 遠隔転移の患者も含まれていると鈴木真一氏から説明を受けた。常識的に手術適用とする患者だ。

（宮内医師）３割の患者は腫瘍径１センチ以下だが、鈴木真一氏の説明では、反回神経に近い、あるいは気管に接している、我々が高リスク、ハイリスクとしているような患者に手術をしている

チェルノブイリでも、放射能ヒステリーとか放射能恐怖症という言葉は、
最初のころは盛んに言われたが、4年、5年と経つうちに誰も口にしなくなった。
被ばく被害が事実だということがわかったからだ。

http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/522.html

　安心だぁ？、いやいや逆に恐怖のどん底に陥れているだろう。今の状況は、仮に被曝が原因で無いと言い張っても、事態は深刻だろうって書いたんだよ。
　だって、タイトルの１０４人は、癌確定の人数なのだろ？、するとさ、実際には、何百、何千もの経過観察が必要な人達が存在している訳だ。
　その人達は、エコーでの痼りの大きさだけで振り分けられていて、生検などの積極的な腫瘍診断は受けていない人達だよな？、今、その親たちは大変な思いをしている訳だ。
　そんな当事者にとってはさ、甲状腺の痼りの原因が被曝だろうが何だろうがどうでも良い事だろう。そりゃ医療費や保証の事は有るにせよ、先ずは、今の状況。従来発生率が低いとされていた甲状腺癌が《多発》していて、自分の子供に経過観察が必要な疑いが掛かっている。そんな不安を解消したい。
　なんで、安心させる為には、『甲状腺癌は《多発》していない』『貴方の子は当たり籤を引かない』と丁寧に説明する必要が有るだろう？。処が委員会の連中は、皆村に飼われている連中で、先ず何よりも被曝無関係との結論に理由を探して知恵を絞り尽くしている。福島と他県を比べ、事故前後を比べ、被曝との関連を否定するのに必死なばかりだ。当事者への説明も、適切な対応を図る能力も無い糞ばかりが集められている。悲惨だよな。
　そして、>>08 が言うように、仮に万が一、殆ど有り得ないような結論で、甲状腺癌と放射線被曝との関係性が否定されたとしてだ。日本の有する特別な素敵システムのお陰で『甲状腺癌《多発》』は日本の常識に成る訳だ。福島だけで良いのかよ？。何も対策無しで良いのかよ？。って事に成る。
　当初の想像を絶する『甲状腺癌《多発》』なんだぜ。当初、一人、二人の筈だったのが１００人超え、予備軍含めると何千、何万かもって。
　日本固有の『甲状腺癌《多発》』なんだから、福島ばかりで無く全国で調べた方が良くないか？、
　日本固有の『甲状腺癌《多発》』なんだから、医療費無償化の法整備を始めた方が良くないか？、

バカ！
「本当は避難」が一番良いに決まっている。
で・・・何が言いたいの？

＞仮に被曝が原因で無いと言い張っても、事態は深刻だろうって書いたんだよ。

　被曝が原因でないことが分かれば、原発事故や放射能とは別の問題が新たに発見されたという問題設定で心配すればよいわけだから、放射能の問題からは一応安心させたわけです。

　専門家の話をちらっと聞くと、放射能と無関係な、単なるガンの問題としても、詳しく調査したために極めて初期のものや小さいものまでが発見されたということで、今までと同じ対応をしていればよい、ということらしいです。ガンと言うのは、小さなものはいつも沢山出来ているんだが、大部分は「立ち消え」になり、「立ち消え」にならないものだけが普通の意味での「ガン」という病気になるので、あまり小さいものまで治療すると、却って人体に害があるらしいです。

　詳しくはないが、「反原発の不都合な真実」（藤沢数希）などに、すでに書かれていますよ。

　代わりに、原因不明の甲状腺癌多発っていう怖い籤引きを残したけどな、何しろ、あの偉大なる山下俊一大先生は、過去にこんな名言を残されていてだな、
　「大人と異なり、小児甲状腺がんの４割は、
　　小さい段階『１センチ以下、数ミリの結節』でみつけても、
　　すでに局所のリンパ節に転移ある」

　この、ご神託を忠実に守っての事なのか、
　福島では、想像を遙かに超えて発覚した甲状腺癌と診断された１０４人のうち、既に半数、５０人を超える人に摘出手術が行われいるんだな。
　これは大変な事だよ。被曝が原因ではないとするなら、自然発生する際の発生率から換算すると、精々一人か二人しか見つからない筈なのに、軽く１００人超えで多数の予備軍まで控えている。予想を遙かに超える多発な訳だ。まぁ、これには、必要以上に検査精度が高いからだ。との声も有るが、山下大先生によると、数ミリでもリンパ節転移が心配されるそうだから、高精度な検査は望ましいものだう。

　そして、問題というか俺の不安なのだけどな、福島でのこの現象。つまり『甲状腺癌の多発』は、福島ローカルでの現象なのか？、って処な訳だ。この当たり籤は、一体何本有るんだろうな。

＞放射能とは無関係なことまでご心配、ご苦労様です。