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最適な電源構成、政府、来春以降に先延ばし決定、選挙前には決められないと結論(8/20 日本経済新聞)
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Wednesday, August 20, 2014 東京江戸川放射線
将来の発電方法をどう組み合わせるか最適な電源構成(ベストミックス)を政府が決める時期が2015年春以降になる見通しだ。原子力発電所の再稼働が遅れているため先延ばしする。火力、原子力、再生可能エネルギーをどれほど使うかが決まらないと、二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの削減目標が決められない。温暖化ガス削減をめぐる国際交渉に影響する恐れもある。
政府は火力や原子力などの最適な電源構成を数年おきにつくってきた。最後につくったのは10年の民主党政権で、原子力と再生可能エネルギーの合計を70%に高める目標を掲げた。11年の東京電力福島第1原子力発電所事故以降、電源構成の議論は棚上げとなってきた。
4月に閣議決定したエネルギー基本計画にも電源構成は盛り込まなかった。与党内で原発の比率を明示することに抵抗が強かったためだ。福島第1原発の汚染水問題で、原発への不信が強まったことも背景にある。
経済産業省で電源構成を議論する総合資源エネルギー調査会基本政策分科会は19日、約8カ月ぶりに会合を開いた。分科会長を務めるコマツの坂根正弘相談役は会合後、電源構成を決める時期は「(4月のエネ計画決定から)少なくとも1年はかかる」との見方を示した。当初は今夏にもと予想されていた原発再稼働が遅れているため、「原子力を抜きにミックスを議論しても意味がない」(坂根氏)という。
電源構成の決定を遅らせるのは、政治的な配慮もあるとみられる。来年4月には統一地方選が控えている。選挙前に原発の比率を示せば有権者の反発が予想され、公明党を中心に与党内で慎重論があるためだ。
一方、議論が遅れれば環境問題をめぐる国際交渉に悪影響を及ぼしかねない。主要国は15年12月までに、20年以降の温暖化ガス削減の目標を決めることになっている。目標を出せる国は、15年3月までに提出するスケジュールも設定されている。決定まで長引くようだと、日本は温暖化ガスの削減目標が決められず、国際的な信用問題となる可能性も浮上している。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF19H0M_Z10C14A8EE8000/
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