http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/783.html
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http://31634308.at.webry.info/201408/article_19.html
2014/08/19 23:13
福島原発の汚染水対策の切り札として、原発の山側から流入する地下水を凍らせて、氷の壁で地下水を遮断するため、地中に液体窒素を流すパイプを何本も作って試みた。しかし氷にはならず、結局失敗したと、東電が原子力規制委員会に報告した。この間、地下水を凍らすため、液体窒素の他に氷を大量にトレンチに投入したが、それでも凍らなかった。液体窒素は-270℃の液体で通常の水は直ぐに凍る。千葉の木更津まで横断する湾岸高速道路のトンネル掘削の時は、液体窒素で壁を凍らせて掘削し成功した。しかし、福島原発の場合、凍らないということは半端でない量の地下水が流れ込んできているということである。1日に数百トンという。地下水というよりは、川並みの水量である。よくもこんな場所に、原発を建てたものである。
東電は、失敗とは言わず次の段階に移行すると述べたそうである。今後、止水剤を投入するという。これも本当にうまくいくかはわからない。このまま、東電に任せておいて、果たして上手くいくのかと疑問が湧いてくる。今ALPSという装置で、汚染水から核物質を取り除いて綺麗な水にし、海に流していると言っているが、これとても東電の自己申告で、厳正な第三者が調べている訳ではない。したがって、どれだけ綺麗で影響が無いかは、我々には全くわからない。
我々自身が、汚染水に対する感覚がマヒして鈍感になってきている。況や東電においておやである。失敗続きの対策をしているということは、原発に対する神様の怒りはまだ解けていない。
福島第1原発、トレンチ凍結は失敗
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014081901001752.html
東京電力は19日、福島第1原発2号機の海側トレンチ(電源ケーブルなどが通る地下道)からの高濃度汚染水抜き取りに向け、タービン建屋との接続部でこれまで実施してきた凍結方法だけでは水の流れを完全に止められないとの見解を示し、追加対策として止水材を投入する方針を明らかにした。原子力規制委員会の廃炉作業に関する会合で説明した。
東電は止水材の材質選定などを進めているが、一時的な発熱で氷を溶かす恐れがあることや投入後のやり直しがきかないことから、規制委は東電の模擬実験を踏まえ、9月の次回会合で投入の是非を判断する。(共同)
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