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写真提供=東京電力
“氷のフタ”が凍らない! 320億円が溶ける「汚染水対策」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/152682
2014年8月18日 日刊ゲンダイ
福島第1原発の地下トレンチ(地下道)にたまった高濃度汚染水をせき止めるための「氷のフタ」が、3カ月以上たってもまったく凍らない。7月末からトレンチの汚染水と建屋の接続部分に300トンに上る氷を投入、今月7日はドライアイス1トンも投じたがいまだに凍結していない。
19日の原子力規制委員会では別の工法が議題に上がるという。その工法とは「資材グラウト」の注入が濃厚だ。「資材グラウト」は水中で固まるコンクリートのこと。つまり凍結をあきらめ、コンクリ投入によって固めてしまうつもりだ。
「手詰まりが鮮明になったということです。仮にコンクリ投入で一時的に遮断しても、劣化した隙間やヒビ割れ部分からすぐに汚染水が漏れ出すでしょう。モグラ叩きみたいなもので、根本解決にはなりません」(元大阪市立大学大学院教授の畑明郎氏=環境政策論)
さあ、こうなると同じ方式で進めている「凍土壁」造りもどうなるやら。
「寒冷地の川を見ても分かるように、流れている水を凍結させるのは至難の業です。東電は地下水の流量と速さの想定を見誤ったのでしょう。もともと懸念されていた工法を見切り発車した結果がこれですから、目も当てられません」(畑明郎氏)
凍土壁に投じる国の予算は320億円。「残念」では許されない。
- Re: “氷のフタ”が凍らない! 320億円が溶ける「汚染水対策」(日刊ゲンダイ) hirame121 2014/8/19 05:09:37
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