「浜岡が事故ったら日本国は存続できないのである。」

平均２００年に１回とすると1万年の間に５０回程度この地区では巨大な地震が起こってきた。この地震は東北を襲った地震と同じようにプレートの移動による地震である。加えてはるかかなたの海域にプレート境界がある東北や太平洋に面した中部以西の地域と異なり、プレート境界はこの真下にある。日本の陸地では伊豆半島だけがフィリピン海プレートに乗っておりここでは地震の揺れは桁はずれに大きくなる。

この地震が起こるときもし浜岡原発が稼働していれば、原子炉がメルトダウンして破壊されることはほぼ確実である。現在の耐震基準600ガル程度ではなく2000ガルを超える大きな揺れが記録される。4000ガル程度になるかもしれない。
多くの人が指摘するとおり福島原発は津波が原因とされているが実際はそれ以前に配管が破壊されていた可能性が大きい。浜岡原発ではその配管、もちろん冷却水を送る配管も含めてズタズタになる。そうなればいくら水を送っても冷却できるわけがない。浜岡原発は日本の大動脈東海道に位置し福島浜通りより桁違いに交通量は大きい。東京と大阪・名古屋を結ぶ交通網が寸断される。日本経済が破壊される。私なら浜岡原発が稼働されるのならこの地区から万難を排して引越す。

浜岡原発が次のプレート境界型大地震発生時、持ちこたえることはない。日本の原子力村は自殺行為をしようとしている。

って、、全部浜岡の放射能でやられちゃうとこじゃーん。何考えてんだか。。

それまで「事故は絶対起こらない」が前提で原発を動かしてたはずが、電力会社も、原発推進行政も事故が起きてしまった事への謝罪をしなくてはならない筈である。
が、今回の事で、事故が起こる現実がなし崩し的に理解されただけであり、まともな説明さえないままである。

「原発を稼働させた場合、事故が起こる可能性があり、これだけの被害が想定され、補償はこの程度だ」という説明のやり直しを行い、その上で再稼働すべきかどうか？を、住民（以前より広い範囲）に問わなくてはならない。

本来であれば、今まで事実とは全く違うニセ情報で推進して来た現実があるのだから、原発など一旦全部廃炉にしなければならない筈である。