http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/671.html
Tweet |
炉心核燃料はほぼ全量が落下していた!
http://bator.blog14.fc2.com/blog-entry-2418.html
2014-08-09 もうすぐ北風が強くなる
ヒロシマの原爆記念日に発表された壊滅的なフクシマ原発の現状
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/a95b9749dda8ca03fa4290d61ab1315b
8/9 「逝きし世の面影」氏から抜粋。
『原子炉内が冷温停止ではなく、脳内が思考停止の安倍晋三』
(省略)
『核燃料のほぼ全量が落下していた福島第一原発3号基』
原子炉4基が暴走する史上最大規模の未曾有の福島第一原発事故を引き起こした東電は世界最初のヒロシマへの原子爆弾の投下日の8月6日、炉心溶融(メルトダウン)が起きた3号基では、これまでの推定よりも約5時間早い時点で燃料が溶け出していたことを発表する。
レベル7の福島第1原発事故ですが、発生から3年半も経っているのですよ。
今頃になって3号基では核燃料のほぼ全量が圧力容器を突き抜けて落下していたことを公表した。
今回の3年前の『原発』発表と69年前の『原爆』投下が同じ日付なのは偶然ではなく、政府や東電が意識的に行ったのだろう。(誰にも知られたく無い悪いニュースは隠すのではなく、別の無関係な面白いニュースの洪水で見えなくするのが最善の手法)
東電発表の原発とが原爆と同じ日だったので、日本のマスコミは『これ幸い』とヒロシマを何時もより何倍も大きく報道して、東電発表『核燃料のほぼ全量が落下』を隠蔽する。
新聞社は69年目と言う中途半端な年なのに、例年にない数倍規模の特集記事を組んでいた。
去年に比べて報道量が多すぎるので不思議に思っていたが、69年前のヒロシマを使って3年前のフクシマを隠したいのである。
(今回は3号基だけだが、最初にメルトダウンして爆発した1号基や最大の放射性汚染物質を放出した2号基が『実は空っぽだった』と東電が言い出すのは時間の問題である)
『空っぽの原子炉に毎時7トンもの冷却水』
最大規模の爆発を起こした3号基の原子炉圧力容器の中は空っぽ状態なのです。
ところが、その空っぽの3号基の原子炉を冷やすために圧力容器に毎時7トンもの冷却水が今でも注入され続ているのである。
東電は『全量が落下した』と言いながら、それと同時に『まだ圧力容器内に核燃料が残っている』(冷却し続ける必要がある)とも言っている。
脳内メルトダウンで説明が支離滅裂、ここまで矛盾が酷いと馬鹿馬鹿しくて批判する気も起きない。(幾ら口から出まかせの嘘八百でも、一つに対しては一つしか嘘をついてはいけない)
福島第一原発全体では毎日400トンもの高濃度放射能汚染水を作り続けていて1000トンの巨大タンク(小型タンカー一艘分)が2日半で一杯になる。
8月6日の東電発表ですが真偽は不明だが、他にも3年半前の消防車による文字どうり決死の給水作業が日本を救ったとの神話を、実は空っぽの炉心に無理やり給水したために水素爆発したのだと言い出した。
もう無茶苦茶と言うか。破れかぶれと言うか。
フクシマですが政府が言う廃炉工程など夢のまた夢。もう終わっているのです。
しかも、そんなことは全員が3年前に知っていたのです。(※ 原発関係者はわかっていたはず。)
東電が隠し続けていた『周知の事実』を今発表したことの方が驚きで、日本国の避けれない『最後の終り』が目の前に近づいている証拠でしょう。
しかも、これだけ大事なニュースが毎日新聞の西日本版では報道されていない。(共産党機関紙赤旗では報道しているが一面では無くて下世話なニュースを扱う社会面)
不十分とはいえ活字メディア(新聞)は一応は報道するが、世論形成に一番影響が大きい映像メディア(テレビニュース)は東電の8月6日発表『全量が落下していた』を丸々無視して報道しない。
日本のマスコミですが、なるべく多くの日本人にフクシマの恐ろしい現実を知って欲しく無いのである。
『アメリカの核廃棄物が地下で発熱する「くすぶり」現象の恐怖』
7月25日、核廃棄物施設での『くすぶり現象』発生で現地が騒然としているとの特別レポートをアメリカのネオコンに近い右翼経済紙ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が配信した。
核廃棄物施設での『くすぶり現象』とは、(WSJ紙によると)
『過去の核兵器開発に関わる放射能汚染の「遺産」を抱えるこの地域では、人体への影響が懸念されており、早急な対応を求める声が高まっている。
ミズーリ州のある環境コンサルタントは最近、地下の廃棄物が徐々に熱を帯びることで起きる「地下くすぶり事象(subsurface smolderingevent)」が、数千トンの放射性廃棄物が埋まるウエストレイクごみ廃棄場の一画に近づいているかもしれないと警告した。同廃棄場を所有する企業は、そうした見解に強く異議を唱えている。』
福島第1原発事故の汚染水対策で、地中を凍らせて地下水が原子炉建屋に流入するの を防ぐ凍土遮水壁の工事をフクシマで2ヶ月前の6月2日から始めているが、全長1・5キロもの距離に1メートル間隔で30メートルの深さまで凍結管を埋めるとの前代未聞の大工事である。
ところが予想に反して凍土壁が、まったく凍らない。
東電は現時点で地下水の水位には変化が無い(凍土遮水壁に効果がない)と発表している。
『真夏恒例の怪談話以上に恐ろしい、背筋も凍るフクシマの恐怖の三題噺』
遮水を目的としたフクシマの凍土壁ですが、凍結管ではまったく凍らないので仕方なく無理やりドライアイスや氷を百数十トンもぶち込むも、矢張り何故か凍らない。
凍土壁が計算のとおりに凍らない原因として東電が説明しているのが『地下水の流れ』であるが、そもそも凍土壁建設の動機とは、この『地下水の流れ』を止める目的である。
冗談は休み休みにして欲しい。余りにも世間を舐めた態度が腹がたつ。
東電ですが、毎日400トンの地下水が原発建屋に流れ込んでいると説明していたのですよ。
座れない椅子とか履けない靴、着れない服と同じで、『地下水に流れがあるから、凍土遮水壁が凍らない』など、その場しのぎの姑息な言い訳として不真面目である。
幾ら嘘つきにしても度が過ぎる、『笑えない笑い話』である。
しかし一見無関係に思える7月25日WSJ紙の核廃棄物施設での『くすぶり現象』発生と、8月6日の東電の驚愕発表の『核燃料のほぼ全量が落下していた』と、『地下水の流れで凍らない凍土遮水壁』の三つをあわせて『フクシマの恐怖の三題噺』と見れば、机上の計算の通りに凍土壁が凍らないのは当然であった。
フクシマの地下では、落下した核燃料によるsubsurface smolderingevent(地下くすぶり現象)が起きて激しく発熱している可能性があるのです。(地下水のセシウムなど放射能濃度の数値は発表されているが温度の発表は行われていない)
(「逝きし世の面影」氏の追加コメント)
東電ですが全量が落下したことは認めたが、何と格納容器にあるのだと言い出した。もう無茶苦茶です。
鋼鉄の厚さが数十センチもある圧力容器を突き抜けた核燃料ですが、1センチ程度の厚みの格納容器など、瞬間的に突き抜ける。
(※ いつもどおりだ。地下に落下してしまっているデータが無いので、データが無いことは否定しているだけのパターンである。)
今回は最大の爆発規模の3号基の全量落下を認めたが、今後は最初にメルトダウンして大爆発した1号基や最大の放射性汚染物質を放出した2号基が『実は空っぽだった』と東電が言い出すのは時間の問題。
救命ボートが全部使用不能、退避を勧告すればその秘密を知られてしまう。
仕方無しに『安全です。心配ありません』と嘘八百を繰り返していた、セウォル号の船内放送が今の日本のマスコミです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※ みな、うすうす思っていたことだが、やはり炉心は全量落下していた。
地中にあるということは、核燃料回収の可能性も原発廃炉の可能性も、既にまったく無いことを意味している。
「凍結遮水壁」などお笑い草の無駄遣いであることがばれてしまった。
「逝きし世の面影」氏のいうとおり、マスコミは「ほぼ全量落下」を隠し通したつもりだ。
いつもながら、真っ当で鋭い指摘に感謝します。
ただ、東電の福第一原発は核廃棄物が地下に落ちたのではない。
核燃料、それも「炉心」が落下しているのであることに注意。
「核廃棄物が地下で発熱するくすぶり現象」は当然起きているだろう。だが、ぶつぶつと間欠的で小規模な「再臨界」を地下のあちこちで起こしている可能性が高い。
冷却水で地下は深くまで水浸しのはず、水で遮蔽されて空中放射線量の増減が緩和されているだけなのではないかと私は考えている。
下は現在最も実際に近いと思われる模式図だが、この図よりも炉心はほとんどが落下して、格納容器内にはわずかに残っている状態、ということになる。
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素39掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。