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<ビキニ水爆>漁船員被ばくは最大414ミリシーベルト
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140807-00000118-mai-soci
毎日新聞 8月7日(木)23時40分配信
1954年3〜5月の米国の太平洋ビキニ環礁水爆実験で被ばくした元漁船乗組員の被ばく線量が、最大で414ミリシーベルトだったことが7日、岡山理科大の豊田新教授(放射線線量計測)の研究調査で分かった。実験現場から東に約1300キロ離れた海域で遭遇したが、医療被ばくや生活で浴びる放射線量を除いても、広島原爆の被爆者が爆心地から1.6キロで浴びた被ばく線量に匹敵するという。
豊田教授が同日、広島市内で開かれた放射線被ばくなどの専門家グループの研究会で報告した。被ばく当時、2隻の漁船に乗船していた男性2人から臼歯2本と犬歯1本の計3本の提供を受け、歯のエナメル中に放射線でできた不対電子の量を測る電子スピン共鳴(ESR)という方法で被ばく線量を計測した。歯のエナメル質は結晶で、細胞と違って代謝がないため、放射線による影響が減少せずそのまま残ることを利用したという。
この結果、2人のうち「第5明賀丸」に乗っていた高知県西部に住む80代の男性は、最大414ミリシーベルトの被ばくをしていることが判明。もう一人は最大で252ミリシーベルトの被ばく線量だった。
研究グループは、星正治・広島大名誉教授(放射線生物・物理学)の呼び掛けで集まった放射線被ばくの専門家や、ビキニ環礁での被ばくを約30年間調査している太平洋核被災支援センター事務局長の山下正寿さん(69)=高知県宿毛市=らで構成。日米の公文書や、元船員の歯や染色体異常などからビキニ水爆実験の被ばくの実態解明を目指している。研究グループはより多くのデータを集めるため高知県歯科医師会にも協力を打診し、今後、元船員らに歯の提供を呼びかける。問い合わせは星名誉教授(082・284・6636)。【加藤小夜】
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