東電が福島原発の地下水を約2000トン放出！放射性トリチウム計6億ベクレル以上！一リットルあたり340ベクレル検出！
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2014/08/07 Thu. 06:00:21　真実を探すブログ

8月5日、東京電力が福島第一原発の地下水を「地下水バイパス計画」で海に放出しました。今回の放出量は2007トンで、放出した地下水からは一リットルあたり340ベクレルの放射性トリチウムを検出しています。2000トン×340ベクレルで計6億8000万ベクレルとなり、海が少なからず汚染されてしまいました。地下水バイパスに伴う地下水の累計放出量は1万5000トン以上となっています。
＊単純計算で50億ベクレル以上

一リットルあたりの値ではそんなに大した事がないように感じられますが、上記で説明したようにトン単位では物凄い数字になってしまうのです。地下水バイパス計画は今年の5月から開始されたもので、福島原発に流れ込む地下水を減らす目的で行われています。
ただ、ここ数カ月分のデータを見てると、東電が当初予測していたよりも微妙な感じで、地下水を放出しても福島原発に流れ込む地下水の量には大きな変化が発生していません。本当に気休め程度の減少幅で、時間稼ぎになっているかも怪しいです。

こんな事をしている暇が有るのならば、凍土壁と同時進行でコンクリート製の壁を作った方が良いと私は思います。二重壁にすれば大きな効果が期待できる上に、どちらかが何かの拍子に壊れても大丈夫です。未だに東日本大震災の余震も起きているわけで、二重壁というのは悪く無いと感じられます。

☆福島第一原子力発電所 地下水バイパス 一時貯留タンク（Ｇｒ３）からの排水について（続報）
URL http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1240105_5851.html
引用：　
平成26年８月５日
東京電力株式会社
　地下水バイパス一時貯留タンク(Ｇｒ３)からの排水についての続報です。
　本日（８月５日）午前10時より海洋への排水を実施していましたが（お知らせ済み）、同日午後６時８分に排水を終了しました。
　排水終了後に漏えい等の異常がないことを確認しております。
　排水量については2,007トンでした。
：引用終了

☆福島第一原子力発電所 地下水バイパス　一時貯留タンク分析結果
URL　http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/bypastank_140804_01-j.pdf

☆汚染水への取り組み〜地下水バイパス〜

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