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トラブル続きのもんじゅ、プルトニウムの再処理は進まず、核サイクルが回らず原子力行政崩壊(7/29 中日新聞)
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/525.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 29 日 08:27:05: igsppGRN/E9PQ
 

トラブル続きのもんじゅ、プルトニウムの再処理は進まず、核サイクルが回らず原子力行政崩壊(7/29 中日新聞)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-4178.html
Tuesday, July 29, 2014 東京江戸川放射線


 本州最北端まで四キロ。一本釣りのマグロで知られ、海峡越しに函館の夜景を望む青森県大間町に、大間原発の建設は進む。

 普通の原発とは少し違う。

 大間原発は、プルトニウムを混ぜたMOX燃料だけを燃やすように設計された、世界初のフルMOX原発である。年に約一トンのプルトニウムを処理できる。

 運営は、電力卸売会社の電源開発(Jパワー)。水力や石炭火力で日本経済を支え、大間は初めての原発だ。だが、今なぜか。

 日本原子力研究開発機構が、福井県敦賀市で新型転換炉と呼ばれた「ふげん」の解体を進めている。世界で初めて本格的にプルトニウムを使った原子炉だ。一九七八年から二十五年間運転された。

 プルトニウム239の半減期は二万四千年。直接廃棄処分にすれば、数万年単位の管理が必要になる。そこで、それを燃やして半減期の短い、別の死の灰(核分裂生成物)に変えてしまうのが、転換炉の目的だった。MOX燃料の放射線量はウラン燃料より高い。

 いわばプルトニウムの焼却炉。燃やしてさらに新たな燃料を生み出す高速増殖原型炉の「もんじゅ」(福井県敦賀市)とは、根本的な違いがある。

 当初政府は、小型の原型炉「ふげん」の次の実証炉を大間に造るつもりでいた。

 ところが、建設費が巨額で引き受ける電力会社がない。「もんじゅ」は、トラブルが続いたまま。米国は日本に、プルトニウムの蓄積を許さない。国の原子力政策は既に崩壊していた。

 Jパワーは二〇〇三年まで、政府出資の特殊法人だった。

 「国と電力会社の協力を得てやりなさい−。原子力委員会の決定でした」と、大間駐在の幹部は振り返る。

 大間原発は、プルトニウム減らしという新たな国策を背負う。しかしこのまま原発を動かして、再処理も続ければ、追いつける量ではない。これをサイクル(環(わ))と言うのだろうか。

http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014072902000103.html

 

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コメント
 
01. 2014年7月29日 09:15:24 : YylixLkL5Y
サイクルは名前のとおりその輪のどこか1箇所が切れてしまえば全く機能しない。
もう完全に破たんしている。

02. 2014年7月29日 17:06:33 : gt8JdlA4TD
所詮モノ真似しか能の無い 黄色猿には手のおえない技術。

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