http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/461.html
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そもそも火山が噴火しても原発は問題ないのだろうか
http://www.youtube.com/watch?v=03cqDCiU6Z4
九州電力は巨大噴火の平均発生間隔は約9万年と算定
最新の巨大噴火は約3万年前なので川内原発の運用期間中に
「火山が原発の安全性に影響を及ぼす可能性は十分小さい」
規制委もこれを妥当と判断
井村隆介鹿児島大学准教授は
「火山学者からみると非常に粗い議論だなと思う
次いつ起こるか実は全然分からないんですよ間隔的には
姶良カルデラも3万年前に噴火したわけですから
そろそろ次の噴火が起きてもおかしくない
というような考え方もできるわけです」
「3万年前の火砕流がこの(川内原発)敷地内に
来てることはほぼ間違いないですし
次に同じような噴火が起こったら間違いなく
(火砕流が)やって来ると思います
そうなった時には原子炉というのはもう全く
手当てもできなくなってしまいますから
過酷な事故になることはもう目に見えてるわけです
やはりここにあることをもう止めた方がいいんじゃないか
要するに立地不適です」
「火山学的には非常に粗い議論の中で組み立てられている
今の火山学からするとそういう(巨大噴火の)前兆現象も
捉えられないんじゃないかなということもありますので
決して科学的にリスクが全然ないんだというふうに
評価されたわけではないということを
ちゃんと理解しておいて頂きたいなと思います
火砕流が起こった時の過酷さというか
本当に全ての動植物が焼き払われて
死んでしまうというようなことを
火山学者は知っていますので
そういう状態でこういう(原発)施設が
管理できないことは分かってるわけです
だからリスクがあるとやはり
駄目なのではないかというふうに
火山学者の立場からいうと
言わざるを得ないということになります」
佐藤曉氏(元GE技術者)は
「はるかに規模の小さい噴煙、噴火、火山灰
これの影響というのが原子力発電所に対しては
無視できない影響があると思います
火山灰は原子力発電所の所外電源、
送電線に対しての影響が確実に起こります
送電線に火山灰が付着しますと
火山灰というのは硫酸イオンだとかを含んでますので
それが湿気で送電線に地絡を起こさせて
送電線の電気が地面にアースしてしまうと
それを保護するために停電になってしまうわけです
外部電源の喪失ということになりますから
所内の非常用電源で守らないといけない
実際に非常用ディーゼル発電機があるわけです
容量も大きなディーゼル発電機です
ですからディーゼルエンジン自体の冷却のために
設置された部屋を大量の空気で
冷やさないといけないわけですけれども
それにも火山灰が巻き込まれていく
というようなことが起こるわけです
ディーゼルエンジンを燃焼させるための
エンジンの中に空気を送るわけですけれども
そこにはフィルターが付いてます
それが詰まってエンジンが止まるか
オーバーヒートするか
といったことが起こりますので
ディーゼル発電機は短時間で
今のままだと停止してしまうと思います」
1914年の桜島の大正大噴火と同規模の噴火が起きた場合
気象庁のシミュレーションでは川内原発周辺には
約3センチの灰が積もるとしています
佐藤氏は
「ディーゼル発電機室の他にも原子炉
建屋の中にはいろんな機器があるわけです
中にはやはり重要なものがあるわけですので
それを守るとなれば最終的には
建屋全体の空気を管理しないといけない」
2010年4月アイスランドの火山噴火:火山灰の影響
約30カ国の空港が閉鎖
10万便以上の飛行機が欠航
火山灰の影響でエンジンや計器に異常が出るため
機械類は火山灰に脆弱
佐藤氏は
「川内原子力発電所みたいな発電所は世界に一つもないんですよね
カルデラだらけというような発電所は実はないわけなんです
ですからきちんとそこら辺を考え出すと
悩まないといけないことはたくさんあるわけです
今まで議論もしたことないと思いますし
今急にふって湧いた議論だと思うんです
今まで真面目に取り組んだということはまずないと思う」
0.12mm以上の火山灰について規制委は90%除去できるとしている
しかし佐藤氏は「10%でも残ってしまえば悪影響」
しかも「0.12mm以下の灰でも機械を止めてしまう可能性は十分ある」
と述べている
0.06mm以下の灰が全体の80%を占めている
玉川氏は「フィルターが粗いのではないか」と疑問を呈している
----<参照>-------------------------------------------------------------------
川内原発再稼働の安全審査...火山学者が批判
http://www.youtube.com/watch?v=vHpr8rWsG4c
川内原発 事実上“合格” 秋にも再稼働・・・巨大噴火リスクは?
http://megalodon.jp/2014-0717-1459-58/news.tbs.co.jp/20140716/newseye/tbs_newseye2250826.html
http://archive.today/VGfQs
http://dai.ly/x21ls4i
比較的小規模な噴火と違い、「カルデラ噴火」のような巨大噴火は
予測が極めて難しく、空振り覚悟で対応するしかないとしています。
「全く経験がないとか、数百、数千年前に噴火があったらしい
としか分かっていない火山が大多数。現
時点で何か捉えているかもしれないが、
それが未来のこんな噴火の前兆であると今の時点で断言するのは難しい」
(気象庁火山活動評価解析官 菅野智之氏)
火山噴火予知連絡会の会長も、その難しさを指摘します。
「カルデラ噴火がいつどのくらいの規模で起こるのか、
予知する技術を我々は持っていない。
カルデラ噴火が起こる確率が十分に低いという判断そのものが、
今の我々にとって不可能だと思う」(火山噴火予知連絡会 藤井敏嗣会長)
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