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漏れて当たり前の汚染水、「中古品」や「漏れる構造の組立タンク」でケチる。東電「タンクの事はよく知らなかった」と言い訳
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/452.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 23 日 23:36:36: igsppGRN/E9PQ
 

東京電力福島第1原発敷地内にある汚染水貯蔵タンク(手前)。奥は左から3号機と4号機=2014年3月11日午後2時51分、本社ヘリから


漏れて当たり前の汚染水、「中古品」や「漏れる構造の組立タンク」でケチる。東電「タンクの事はよく知らなかった」と言い訳(7/23 毎日新聞)
http://radiation7.blog.fc2.com/blog-entry-4137.html
Wednesday, July 23, 2014 東京江戸川放射線


 東京電力福島第1原発で昨年夏に組み立て式タンクから汚染水が漏れた問題で、その約1年前に一部メーカーが「組み立て式は絶対に問題が出る」として耐久性に優れた「溶接型」タンクを納品したのに、東電はその後も組み立て式の発注を続けたことが分かった。メーカー関係者は「組み立て式は溶接型よりはるかに安価。当時は汚染水対策で国費の投入は決まっておらず、コストの問題があったのではないか」と指摘している。【沢田勇、杉本修作】

 ◇漏れにくい溶接型納入から1年…業者「コスト重視か」

 タンクメーカーの関係者によると、東電は2012年夏、大手ゼネコンに汚染水タンク約90基を発注する際、長期の耐用年数を保証するよう求めた。ゼネコンから依頼を受けたメーカーは、鋼板をネジでつなぎ合わせる組み立て式の「フランジ型」では長期保証はできないとして、継ぎ目がなく水漏れの可能性が低い溶接型を納品。同年10月に初めて同原発敷地内に設置された。だが、その後も東電はフランジ型の増設を並行して実施した。

 その結果、翌13年8月にフランジ型タンクの継ぎ目から約300トンの汚染水漏れが発覚し、大きな問題に。国は翌9月、汚染水対策として国費を投入する方針を示し、それ以降、東電は新設タンクを全て溶接型に切り替えた。使用中のフランジ型については今年9月から順次、溶接型に置き換えるとしている。

 メーカー関係者は「そもそもフランジ型と溶接型は全く別物。フランジ型は『絶対に漏れてはいけない』という認識の下で造っていない。本来、漏れたら困る液体は入れない」と説明。にもかかわらず東電がフランジ型の設置を続けたことについて「溶接型の価格はフランジ型の倍から3倍」と指摘してコストが背景にあるとの見方を示し、「もっと早く溶接型に切り替えるタイミングがあったと思うが、結局は東電がタンクのことをよく知らなかった」と述べた。

 東電は「契約に関わることについて回答は差し控える」とした上で「13年に発生した漏えい対策として溶接型タンクの設置方針を決める前は、当社からフランジ型、溶接型などの要求はしていない。その時々の緊急性、経済性、納期等を総合的に勘案し、それぞれのタンクを設置していた」と説明している。

http://mainichi.jp/select/news/20140723k0000e040253000c.html

福島第1原発:汚染水タンクに中古品 急場の中古品そのまま 東電、国会でも触れず

 東京電力福島第1原発に設置された組み立て式の汚染水タンクに中古品が使われていたことが明らかになった。タンクからの汚染水漏えい問題を審議した昨年9月の衆院経済産業委員会で、東電の広瀬直己社長は「組み立て式は接合部から漏れる可能性はあるものの施工が速いので(メーカーに発注して)造った」と強調。だが、新規製造の前にまず中古品を導入したことについては一切言及していなかった。【杉本修作、沢田勇】

 中古品を納品したメーカー関係者によると、同社は東電から汚染水をためるタンクの発注を受け、「当初はリース用の(中古)タンクを手元にあるだけ納めた。20〜30基。それだけでは足りないから新しいものを造って入れた」という。

 同社のタンクはそもそも、建設現場で泥水などを一時的に蓄えるリース用で、組み立てる手間はそれほどかからないという。1基あたり数十回利用されるが、泥水を長期間貯蔵し続けることは基本的になく、関係者は「長く使って漏れたとしても、泥水なら困るようなものではない。今回は(中に入れる)ものがものだから(問題となった)」と話した。

 組み立て式タンクからの汚染水漏えいは昨年8月、高濃度の放射性物質を含んだ汚染水約300トンが漏れたとして大きな問題となり、9月27日に衆院経済産業委員会で閉会中審査が行われ、広瀬社長が参考人として答弁した。広瀬社長は、組み立て式のタンクが溶接型に比べて漏えいの可能性が高いことを認めつつ「組み立て式は圧倒的に施工のスピードが速いので、まず優先して造った」「急いで造ったのは事実」などと強調した。しかし、組み立て式の中に中古品が含まれていることについては一切触れなかった。

 広瀬社長は今月、中古品を認識していたか否かを尋ねる毎日新聞の取材に対し、「随分古い話ですよね。にわかには記憶はない」と答えた。【杉本修作、沢田勇】

 東電は昨年夏、敷地内で移設した3基のタンクのうち1基から漏れたことについて、記者会見では「他に再利用はない」と断言し、中古品には一切触れなかった。今回の取材で「『再利用はない』の意味は、移設したものは3基しかないという趣旨」と釈明した。

 これに対し、福島原発事故の政府事故調委員だった吉岡斉・九州大大学院教授(科学史)は「使い回しが問題になった時に中古品についても発表して対策を取るべきだった。最小限のことしか答えず、その場しのぎの行動しかできないのは東電の体質そのもの。全て応急策で問題に対応しているから汚染水対策も後手後手に回っている」と批判した。

http://mainichi.jp/select/news/20140723k0000m040152000c.html
 

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コメント
 
01. 2014年7月24日 05:50:48 : A7RxI1vYEk

                  ココでも誤摩化し

         金の為なら何でもする、結果、殺人になっても、悪びれず 

              真性のアホが支えた 死の商人、

             まさに  穢多  と呼ぶにふさわしい



02. 2014年7月25日 04:54:32 : o6GU9wl2kY
当時小野は会見で、おしどりや木野に突っ込まれてたとき、
なんでも私は知ってるんだって感じで答えてたよ。
ある時には医者のふり、またある時は建設設計の専門家のふり、
またある時は放射性物質計測の専門家のふり。

そう断定する根拠は何だといわれても、東電としてお答えしてるんです
の繰り返し。これ見たときふと思ったんたんです。
なんでも知ってるというのは、逆に実は何も知らないのじゃないのか、
と、何の専門家でもないのではないか、
原発の専門家ですらないのではないのか?と


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