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出席者から不安や不満の声が相次いだ協議会=18日、南相馬市原町区
福島南相馬・基準値超コメ 農家から批判噴出 しかし農水省も東電も謝罪せず 「原因は不明」と”居直る”(河北新報)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=45411
7月 19th, 2014 Finance GreenWatch
福島県南相馬市の昨年産米から国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で18日、市地域農業再生協議会が同市であった。
福島第1原発の解体作業現場から昨年8月に飛散した粉じんの付着が原因だった可能性があることについて、農林水産省と東京電力が説明。農業者からは不安と不満の声が相次ぎ、協議会として飛散防止の徹底と迅速な情報公開を求めた。
出席者からは、粉じん飛散が要因の一つと考えた農水省が東電に防止策を要請する一方、市に情報提供しなかったことに批判が噴出した。同省の担当者は「(基準値超えの)原因はいまも不明。森林や土壌からの巻き返しなどほかにも可能性がある」などと主張し、謝罪しなかった。
東電に対しては、飛散させた場合の迅速な連絡を求める声が出た。東電は「当時、飛散に関し自治体への通報義務はなかった。今後は対策を徹底し、情報提供にも努めたい」と回答。粉じん監視モニターを新設する方針を示した。
第1原発では1号機カバーの解体作業が予定されている。出席した農業者からは「農作物全体への風評被害がさらに広がる。新たに賠償を請求したい」「将来の住民帰還にもマイナスだ」など強い懸念の声が上がった。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140719_63024.html
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