http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/405.html
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「福島の事故を二度と起こしてはいけないと思って参加したんだけど。過激派のビラなんかもらってもねぇ…」
男性の横では、「安倍ネオ・ファシスト政権打倒!」と書かれたのぼりがはためいていた。
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ある新聞に介護施設に住む寝たきりの老人が「避難計画が不安」とのコメント。
調べると、その老人は何十年か前、農業用水施設建設反対活動をしていた共産党系?の「活動家」だった。
寝たきりになっても、活動への熱意がすごいと感心したことがある。
それにしても電力会社は安全対策をしっかりし、取った対策について、国民に知らせて欲しい。
不安な「報道」ばかりでは国民は安心できません。
産経から
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140717/trd14071723060021-n1.htm
反原発運動で過激派暴走 距離置く住民
2014.7.17 23:06 (1/4ページ)[九州から原発が消えてよいのか]
「再稼働に突き進む伊藤(祐一郎鹿児島県)知事は、人権意識が希薄だ!」
「そうだ、そうだ」
「暴走する安倍自民党政権は特定秘密保護法も通した。絶対許せない!」
6月13日、桜島を臨む鹿児島県庁前。県議会定例会初日に合わせ、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働阻止を掲げる「6・13県議会『再稼働させない』行動集会」が開かれた。
集会は地元・鹿児島の反原発団体でつくる「ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委」が主催した。
「アジア共同行動・日本連絡会議」「鹿児島大学共通教育学生自治会」「革共同革マル派九州地方委員会」など、実に多様な団体から700人(主催者発表)が参加した。それだけに、代わる代わる街宣車の上から演説した各団体の代表からは、原発とまったく関係ない主張が次々と飛び出す。
配布されたビラには、こんな文言が踊った。
「〈反ファシズム統一戦線〉を構築し安倍ネオ・ファシスト政権打倒に向けて前進せよ」
「『集団的自衛権行使』の合憲化の閣議決定を絶対阻止せよ 憲法改悪阻止」
「反戦反安保・改憲阻止の闘いを日本の原発・核開発に反対する闘いと同時的に推進し、ファシズムに対抗する労働者・学生・市民の大きな団結を創造しよう」
「日米軍事同盟を強化し『戦争のできる国』づくりに向けて攻撃を本格化させ、安倍政権を打倒していきましょう」
警察白書が「極左暴力集団」と定義する団体まで参加した集会は、反原発というより「反政府集会」の様相を呈した。
主催団体の中心メンバーの一人で、平成24年7月の鹿児島県知事選に無所属で出馬し、落選した経歴を持つ出版社社長、向原祥隆(57)は「参加者の99%は、原発を無くしたいという純粋な思いだ。社民党や共産党にも、党ではなく個人としての参加をお願いしているし、気にする人はいないんじゃないですか」と語った。
だが、集会における参加者の行動は、とても市民の賛同を得られるものではなかったようだ。
県庁前の歩道には灰皿代わりの一斗缶が置かれ、大阪から車でやって来た参加者が車座になって、たばこをふかす。幅広い道路を横切り、中央分離帯で記念撮影をする。
鹿児島県庁は繁華街から離れており、通行人は多くはない。それでもたまに通るベビーカーを押した女性や、スーツ姿のサラリーマンは、集会を避けるように、足早にその場を去った。
集会に参加した60代の男性は、こうつぶやいた。
「福島の事故を二度と起こしてはいけないと思って参加したんだけど。過激派のビラなんかもらってもねぇ…」
男性の横では、「安倍ネオ・ファシスト政権打倒!」と書かれたのぼりがはためいていた。
福島の惨状を憂い、純粋な気持ちで脱原発運動に参加する人々は、過激化する反原発運動にうんざりし、距離を置き始めた。
× × ×
反原発運動は、福島第1原発事故によって原発に不安を抱く近隣住民から、不安解消の機会をも奪っている。
今年6月18〜20日、鹿児島県いちき串木野市は、川内原発の事故を想定した避難計画に関する住民向け説明会を市内計3カ所で開いた。同市は、川内原発がある薩摩川内市の南に隣接する。
3会場すべてに市長の田畑誠一(74)や担当部署の課長らが出席し、原発事故時の避難計画について説明した。
このうち19日に市役所隣の市民文化センターで開かれた説明会は、質疑応答に移った瞬間、荒れ模様となった。
「あなた方は日本国憲法の前文をいえますか?」
「私が聞きたいのは、原発再稼働するのかしないのか。この2点だけだ」
「たとえ事故が起きても、私は家のローンがあるから逃げません。あなたが代わりに払ってくれるんですか?」
出席者が次々と手を挙げ、質問を投げかける。聴衆からは「回答になってな〜い」「そうだ、そうだ」と合いの手が飛んだ。
質疑は2時間に及んだ。その大半は、避難計画とは関係ない原発再稼働をめぐる質問だった。市長の田畑がたまらず「今は再稼働の話ではありません。原発が止まっていても、避難計画を作らないといけないんです」と呼びかけても、やじは収まらなかった。
大多数の住民は、延々と続く質疑を、困惑の面持ちで眺めていた。
× × ×
住民向け説明会には地元団体である「避難計画を考える緊急署名の会」(緊急署名の会)のほか、市外や県外からも反原発団体のメンバーとみられる参加者がいたという。
緊急署名の会は説明会直前の6月中旬、市民の参加も募り、勉強会「みんなで避難計画を考えるつどい」を開催した。
「市主催の説明会の前に、少しでも学んでおいた方がいいかしら」
そんな軽い気持ちで“勉強会”に出かけた市内の女性は、すぐに後悔した。
拍手ややじを飛ばすタイミング、誰がどの質問を投げかけるか…。市の説明会に向けたリハーサルが、勉強会の実態だった。
市が主催した説明会に出席した主婦(62)は「近所に独り暮らしのおばあちゃんがいて、もしもの時には私が車に乗せて逃げるつもりなんです。そのへんのことを、市はどう対応するのか聞きたかったんですが…。(反原発団体が)リハーサルをやるのは別に構いません。でも、避難計画をきちんと聞きたい市民がいることを忘れないでほしい。実質的な妨害ですよ」と憤った。
緊急署名の会の中心メンバーである高木章次(63)は“勉強会”について「行政側の説明をただ聞くという受け身の姿勢でなく、市民側もある程度理論武装してから臨もうと思って企画した」と説明した。
反原発団体が行動をエスカレートさせ、市民の理解を得られなくなることは、単に自業自得といえる。だが、今秋にも再稼働する川内原発について、近隣住民から説明を受ける機会を奪ってきた罪は重い。
(敬称略)
<参考リンク>
◆クリーンエネルギーの“怪しい”実態 風力発電 低周波被害の懸念も
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140326/trd14032620480013-n1.htm
<参考>
さよなら原発!3.11鹿児島集会実行委員会参加団体(2013.3.5現在98団体)
川内原発建設反対連絡協議会
さよなら原発いのちの会(川内)
川内つゆくさ会
大隅みんなの会
かごしまんま
ママトコかごしま
天文館アトムズ
アースディ鹿児島
南おおすみの自然を守る会
反原発・かごしまネット
LIPkagoshima
ひおきの会
さよなら原発アクション指宿
ピース・アクト出水
川内原発の安全を考える市民の会(いちき串木野)
原発いらない!きりしまの会
かごしま反原発連合有志
脱原発実行委員会・かごしま
子どもを放射能から守る会かごしま
SmartDemo.原発再稼働抗議行動@鹿児島
雑草の美学研究室
まちづくり県民会議
憲法を活かす鹿児島の会
宗教者九条の会かごしま
念仏者九条の会・鹿児島
強制連行を考える会
鹿児島県中国帰国者団結会
ハンセン病問題市民会議かごしま
妙行寺
鹿児島キリスト伝道協力会
キリスト教保育連盟鹿児島地区
日本基督教団九州教区鹿児島地区社会部
日本キリスト教団鹿児島地区
鹿児島県農民連
NPO法人かごしま食の家族
若けぇもんの会かごしま
かごしま合鴨米生産クラブ
地球畑・かごしま有機生産組合
グリーンコープかごしま生協
生活協同組合コープかごしま
原発なくそう!九州川内訴訟弁護団
原発なくそう!九州川内訴訟原告団鹿児島
きりしま市民法律事務所
高教組
高退教
鹿教組
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