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福島第一原発隣接港湾内で 6万7000ベクレルの超高濃度汚染のシロメバル検出 原発からの汚染水継続流出を示唆(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=45385
7月 18th, 2014 Finance GreenWatch
東京電力が18日公表した、福島第一原発隣接港湾内での汚染魚調査で、セシウム濃度67000ベクレルの高濃度汚染のシロメバルが見つかった。さらに、17検体中4検体が50000ベクレル前後かそれ以上という高濃度汚染で、過半数が基準超過で、港湾内での放射能汚染が継続していることがわかった。
調査は先月中に港湾内で捕獲した17検体の放射性物質を調べた。その結果、最高値だったシロメバルは、港湾口付近で捕獲されたもので、67000ベクレルのうち、セシウム134が18000ベクレル、同137が49000ベクレルだった。半減期が約2年とされるセシウム134が18000ベクレルも含まれていることは、港湾内に継続的に放射能汚染水が流れ込んでいることを示している。
このほか、東波除堤で捕獲された別のシロメバルからも、56000ベクレルが、港湾口の別のシロメバルからも50000ベクレル、ムラソイ49000ベクレルと、相次いで超高濃度の汚染魚が検出された。
港湾内と外洋はシルトフェンスで遮られているが、同フェンスは時折、破損するほか、港湾内の工事のため一定期間開放されることが最近は増えている。その間に、超高濃度汚染魚が外洋に流出している可能性もあるが、東電は一切、把握していない。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/fish01_140718-j.pdf
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