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「津波が原因で電源喪失」 福島第1原発事故で規制委が報告書
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140718/dst14071812290004-n1.htm
2014.7.18 12:29 産経新聞
原子力規制委員会は18日、東京電力福島第1原発事故を分析した調査報告書をまとめ、1号機の非常用交流電源系統が喪失したのは「津波による浸水」と結論付けた。報告書(120ページ)は「中間報告」という位置付けで、今後長期にわたり調査は続く。
事故調査はすでに、国会、政府、東電などが調査委員会をつくり報告書を公表している。規制委はこれらの報告書で見解が異なる論点について焦点を絞り、昨年5月から現地調査などを実施し、有識者も集めて検討してきた。
特に1号機非常用電源交流系統が地震で喪失したのか、津波で喪失したのかについては大きな問題となった。仮に地震で喪失したのであれば耐震設計が間違っていたことになり、原発規制は根本から見直しが必要になる。
政府や東電の事故調は地震による喪失に否定的な見方だったが、国会事故調は、津波の到達時刻と電源機能の喪失時刻とを照らし合わせ、地震による喪失の可能性に言及した。
しかし、規制委は現地調査で機器の損傷状況を確認し、電源回路データなどを分析した結果、津波による原因であることを特定した。
さらに、炉心溶融(メルトダウン)を招いたとされる1号機4階にあった非常用復水器(IC)の破損についても、地震による原因を否定。国会事故調が津波到達前に作業員がICの出水を目撃したため地震の可能性を指摘したことについても、「5階の燃料貯蔵プールの水があふれた」との見解に至った。
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