北塩原村、西会津町、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、柳津町、三島町、湯川村、金山町、会津美里町、下郷町で、１４時から１５時にかけて、スパイクが見られた。

１６時すぎに、鏡石町、天栄村、泉崎村、中島村、矢吹町、玉川村でスパイクが見られた。

１７時すぎに、石川町、平田村、浅川町、古殿町、小野町、新地町で、スパイクが見られた。

同じ時間帯に、双葉町、富岡町では、線量の低下が見られた。

１８時前後に、棚倉町、矢祭町、塙町、鮫川村、いわき市内郷高野で、スパイクが見られた。

同日１４、１５、１６時に計算が行われたＳＰＥＥＤＩのデータを見ると、当該時間帯は、プルームが北西方向（飯舘村）に流れる。

１７：００−１８；００になって、南西方向にシフトする。

飯舘村、田村市において、線量のスパイクは見られず、比較的にフラットで推移しているので、当該時間に福島第一原発から放出された放射性物質が、観測された線量スパイクの原因である可能性は低い。

むしろ、福島県北西部にあったプルームが、時間の経過とともに、南東方向に流れた様子が推測できる。

従って、地震と線量のスパイクは、偶然に起きた可能性が高い。

尚、秋田県、山形県、宮城県においても、同時間帯にスパイクが見られる。

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