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インドのウラン鉱山周辺の子どもたち(とある原発の溶融貫通(メルトスルー))
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/292.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 11 日 16:46:05: igsppGRN/E9PQ
 

インドのウラン鉱山周辺の子どもたち
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7765158.html
2014年07月11日11:35 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


以下はブッダの嘆きさんからの引用です。


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見たこともない病気に苦しむ子どもたち


ウラン採掘と核廃棄物投棄で周辺の先住民に深刻な被害


“ブッダ生誕の地”ともいわれるジャドゥゴダは、インドのビハール州南部シンガハム地方にあり、先住民が多く住む地域。インドで唯一のウラン鉱山があります。


ウランを採掘・製錬する国営のウラン公社(UCIL)は、廃棄物を野ざらしのまま投棄、近隣の住民のあいだにはガン、白血病、流産・死産、奇形、先天異常、皮膚疾患など深刻な病気が広がっています。


ジャドゥゴダにウラン公社がやってきたのは1962年、いまから40年近く前のこと。以来、ウラン公社は、鉱山や製錬所から出る廃棄物や廃液を何ら処理せず、投棄ダムをつくって野ざらしのまま投棄し、たれ流しつづけてきました。いまでは他の核施設からの廃棄物の投棄場にもなっています。


周囲には、5キロ以内に15の村があって約3万人が住み、15キロ以内では42の村に7万5000人が住んでいます。そんなまっただなかに核廃棄物が野ざらしのまま投棄されているのです。


乾燥すれば砂嵐となって村々を襲い、雨が降れば水浴や洗濯など生活に使う川へと流れ込むという状態がいまも続いています。深刻なのは村人たちのあいだに、それまで見たこともない病気が広がっていることです。


ウラン鉱山で働いていた人はもとより、村人のあいだに皮膚疾患が広範に広がり、ガンや白血病が多発しています。女性たちのあいだでは流産・死産があたりまえになっています。


1キロ以内の7つの村では、47%の女性が月経不順で、18%がここ5年以内に流産か死産を経験し、3分の2が不妊を訴えているとの調査もあります。


さらに生まれながらに重い障害を持つ子どもたちが増えています。骨の奇形で手足の指が多かったり少なかったりする子どもたち、小頭症、水頭症、ダウン症などが広がっているのです。


住民たちはジャルカンディー反放射能同盟を結成して、ウラン公社を追及し、医療援助や補償を求めていますが、ウラン公社はいまなお「安全だ」とくり返すだけで、村人たちには最低限の医療すら提供されていません。


それどころか、村人たちの畑をとりあげ、家をブルドーザーで押し壊して、新たな投棄ダムの建設を強行するなど、住民無視の姿勢を変えていません。









http://www.jca.apc.org/~misatoya/jadugoda/jadugodavic.html
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コメント
 
01. 2014年7月11日 19:51:29 : aIzeJOiCNo
平和発展のためのインド医師の会(Indian Doctors for Peace and Development)の調査によれば、

@ 鉱山の近くに住む母親では、先天性奇形率(4.49%)が高い。対照群は、2.49%。

A 結婚後、3年間子どもができない夫婦の割合は、9.60%、対照群は、6.27%。オッヅ比1.58

B 最近の家族の死亡原因にガンが占める割合、2.87%。対照群は、1.89%。

C ジャルカンダ州の平均寿命は62歳だが、当該地域に住む人々の68.33%は、62歳以前に死亡している。対照群では、53.94%。

D 自然流産、死産、慢性肺病の割合が、対照群より高い。

http://jadugoda.jharkhand.org.in/2009/10/jharkhandi-organization-against.html


02. taked4700 2014年7月11日 21:16:11 : 9XFNe/BiX575U : Wnug2b5lKc
上のツィッターにリンクが貼ってある記事:

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N8FMFJ6K50Y201.html

地面を這い、死んでいく子供たちの謎−印ウラン鉱山の村

  7月10日(ブルームバーグ):焼け付くような日差しがまぶしいある日の午後、サンジェイ・ゴープ君は天井の低い泥壁の家の中で、ほこりっぽい中庭を這いずり回っていた。この家で家族10人と共に暮らしている。猛暑で乾燥した牛ふんが積み上げられ、鶏たちが日陰で休んでいる。
祖父のデブナンダン・ゴープさんはサンジェイ君がもがくのを見やりながら暗い表情を浮かべている。サンジェイ君の顔を汗が伝う。細い腕を交互に前に出しながら両足を引きずって進む。地面には曲がりくねった跡が残っている。
インドの村々では住民の年齢ははっきりしない。サンジェイ君は10歳前後。手足が不自由になる前は、正常によちよち歩きができる幼児だった。今は、家族が手助けできない時は「ヘビのように地面を這い回っている」と、祖父は語る。
前兆はあった。姉のスニータさんも同じような症状に苦しんだ。手足がひどく変形したため、自分で食事をしたり入浴したりすることができなくなり、2年前に13歳で死亡した。
サンジェイ君の家から道を一つ隔てた所で、同じ部族のラケシュ・ゴープ君が、祖父が眠っている屋外のトタン屋根の土間で座っている。薄茶色の目をしたきゃしゃなこの少年は両手を振ろうとするが、その手はけいれんし宙を泳いでいる。10歳のこの少年も一人で歩くことができない。
周辺の村々にこのような子供たちが何人いるのか、正確に知る者は誰もいない。ただ、あちこちで見掛けるということだけは事実だ。
衝撃
サンジェイ君とラケシュ君はニューデリーから約1370キロメートル離れたインド東部ジャルカンド州にある人口約1万9500人の町ジャドゥゴダの近くに住んでいる。田園風景が広がるこの地域は、空前の原子力発電ブームを支える燃料、ウランのインドの採掘拠点。この場所が現代インドが抱える深刻な問題を浮き彫りにしている。
ここでは、インド・ウラン公社が政府から鉱業権を付与され、毎年、数十万トンのウラン鉱石を採掘している。すぐそばの丘の向こうにある総面積193エーカーの複数の池には、低レベル放射性廃棄物が放置されている。村から歩いてすぐの場所にあり、立ち入り禁止の標識もほとんど設置されていない。
鉱山近辺に点在する村々に住む貧しい人々は何年もの間、ある謎に苦しめられてきた。それはこれほど多くの子供たちに奇形や死を引き起こす病気の原因は何なのかという謎だ。
サンジェイ君の祖父のデブナンダンさん(70)はここに住む多くの人々が目にした事実を話した。それは、鉱山の操業が始まる前は、子供たちが地面を這い回り、死亡するようなことはなかったという事実だ。以前ならこのような証言は、少年が抱える障害や少女の死を嘆き悲しむ無教養な親類の言葉として、取り合ってもらえなかったかもしれない。ジャルカンド州高裁や環境保護団体など外部の人々がデブナンダンさんの見方が正しいかもしれないと示唆するまでは。
州都ランチーにある州高裁は2月に、インド・ウラン公社が1967年から操業している鉱山が原因であることを示唆した文書を提出。高裁は、この地域の病気を患ったり体が変形したりした子供たちの写真を国内メディアの報道で目にして衝撃を受け、同社と関連政府機関に対し、鉱山周辺の村々の人々の健康を守るためにどのような対策を講じているか説明するよう命じた。  
責任を否定
高裁の文書は「ウラン採掘に関連する健康問題は、ウラン採掘現場とその周辺の先住民族に偏って見られ、大きな影響を及ぼしている」と指摘。最大5万人が「リスクにさらされている」としている。
さらに、鉱山近辺に住んでいる子供たちについて「頭部肥大や血液疾患、骨奇形を伴って生まれている。ウラン採掘現場周辺の村々ではがんが死因となるケースが多い」と指摘している。
懸念を表明しているのは高裁だけではない。2007年にはインドの医師団体が発表した調査結果で、鉱山近くの村民の先天奇形とそれによって死亡する比率が20マイル(約32.2キロメートル)離れた場所の住民と比較してかなり高いことが示された。
08年には、地元団体のジャルカンド放射線反対機構がジャドゥゴダ地区の井戸や小川10地点から水のサンプルを採取。7地点でウラン採掘の副産物である鉛のほか、水銀などの危険水準の重金属が検出された。
裁判所の命令に対し、インド・ウラン公社と政府機関は3月と4月に337ページに及ぶ供述書と関連書類を提出した。ブルームバーグ・ニュースは未公表のこれらの書類を入手。それによると、同社は結論としてジャドゥゴダ地区の健康問題に対する責任を明確に否定している。

******************************
ウラン採掘現場にあるのは基本的に低濃縮ウランであり、重金属毒性が問題化しているはず。福島は放射性物質の影響が問題であるはずで、長期的に見てどちらが深刻かは簡単には判断できない。ただ、ウラン採掘現場はそれだけ大量にいろいろな汚染源が存在するはず。しかし、福島第一原発からは今でも放射性物質が大気中へ漏れだしている。できれば、あまり影響がないことを願いたいが、真実は異なるだろう。


03. 2014年7月11日 22:23:48 : Fz9HdhePO6
良く見ろ、目を背けるな!
これが核廃棄物の恐ろしさ、
未来の福島や日本の世界の姿となるだろう。

海洋投棄しようが、
石棺で封印しようが、
地下深く埋めようが、
遅かれ早かれ世界中へとこの惨劇は広がっていくだろう。

もう遅いかも知れないが、
少しでも影響を小さくしようと思うのならば
この画像を全世界のメディアへと配信し、
明日にでも世界中の原発と核兵器とを
放棄するべきだ!


04. 2014年7月12日 01:18:12 : aiMZAOJQqY
上流(ウラン鉱採掘)から下流(核廃棄物処理)まで、貧しい人たちを被ばくで苦しめ、
使い捨てにするのが、原子力という悪魔の産業だ。

こんなものは、この地上から無くさなければならない。


05. 2014年7月12日 10:29:47 : 0IpqF9zUjM

先日、特定秘密保護法と集団的自衛権反対の署名運動に行きましたが、合わせて、国連に提出する核廃絶の署名も行いました。

核戦争なんかしたら、地球に住めなくなると共産党の市議の方が話していました。



06. 2014年7月12日 10:53:15 : rsrhnlKyfk
除染した廃棄物が、色々と裏で全国に捨てられてるみたいだから日本中の子供達が被害に逢いそうだ。

07. 2014年7月14日 03:25:30 : SlCKXmCB72
仏教の輪廻転生の考えでいくと、電力会社や原子炉設備メーカーの経営者や、海外にこの危ない原発を売ろうとしている悪どい政治家連中は、福島や関東などの被曝地帯やこういうインドなどの被曝地帯で新たな産声を上げそうだな。

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