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今夏の電力各社の供給余力(写真:フジサンケイビジネスアイ)
原発ゼロ、東西間電力融通に限界 「今夏は責任が例年よりワンランク上がった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140630-00000018-fsi-bus_all
SankeiBiz 7月1日(火)8時15分配信
東京都内に建つ目立たないビル。その一室に、日本全国の電力供給を支える重要施設が入る。送電線の運用を日々管理する電力系統利用協議会(ESCJ)の「給電連絡所」だ。
室内には、電力各社管内の電力需要をリアルタイムで知らせるパネルを設置。当直2人の5班体制で24時間監視し、電気の過不足が生じないよう調整している。万一、気温上昇や発電所のトラブルなどで需給が逼迫(ひっぱく)した際は、電力会社はESCJに他社からの緊急融通を依頼する。
ただ、国内の周波数は東日本で50ヘルツ、西日本で60ヘルツと異なる。東西間で電力融通させるには、3カ所ある周波数変換装置を通す必要があり、最大でも計120万キロワットにとどまる。装置の故障などで東京電力からの送電が止まれば、最悪の場合、関西電力の予備率は1.8%にまで低下。地区ごとに輪番で送電をやめる「計画停電」も視野に入る。
このため、装置がある中部電力東清水変電所(静岡市清水区)では、今年2月に総点検を行ったばかりだが、6月初旬に5日間にわたって設備を点検し、故障が疑われる部品はすべて交換した。青島清和所長は「今夏は責任が例年よりワンランク上がった」と語る。
火力発電所もトラブルが起きない保証はない。関電は今夏に火力をフル稼働させるため、全35基のうち過去最多の10基(計596.3万キロワット)で定期点検の先送りを決めたが、設備に疲労が蓄積する恐れもある。
近畿経済産業局の小林利典局長は「予期せぬ停止が重なれば供給の余裕が吹き飛ぶ」と指摘している。
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