http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/827.html
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「除染」にも取り組む福島県郡山市の建設会社の係長(33歳)が、急性心臓疾患で
急死されたそうです。
「郡山市の建設会社の係長が33歳で急死」 (BRAN 2014/6/19)
http://bran7.net/archives/45928
(低気温のエクスタシーbyはなゆー 2014/6/19)
http://alcyone-sapporo.blogspot.jp/2014/06/blog-post_9226.html
陰山建設ホームページ
http://www.kageken.jp/work/josen.html
ご冥福をお祈りいたします。
詳細はわかりませんが、まだ若い係長さんですから、除染現場での被ばくが原因である可能性が
高いでしょう。
1Fでは放射線管理担当者がいて汚染・被ばくはかなり厳重に管理されていますが、
1F外の除染現場は非常にずさんです。
本来なら防塵服に全面マスクをしないければいけない汚染レベルでも、簡易マスクだけ。
暑苦しいのか、そのマスクをはずしている人さえいます。でも放管担当はおらず指導もない。
土ぼこりにまみれ、大量の放射性物質を吸い込む可能性があります。
1F作業員より内部被ばくはひどいかも知れません。
以前、1Fの作業員が、より収入の高い1F外の除染作業をしない理由をこう語っていました。
「福島第一原発・収束作業の現場から 原発労働者が実状を語る」(拙稿 2014/3/1)
http://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/558.html
「でも、なんで除染に行かなかったかというと、除染では、放射線管理が杜撰ですからね。
そうすると、ゆくゆくすごい損をしてしまいます。たとえ1万5千円だとしても、
相当の内部被ばくをしているわけだから、除染をやった人はそのうちバタバタ行きますよ」
東ドイツで、チェルノブイリ汚染地域から来たトラックの除染をしていた作業員の大半が
10年以内に死んでしまったという事実もあります。
「1400km離れた場所での除染作業員8人中、約10年内に7人が死亡 *東独/チェルノ 」
(原発問題 2014/1/8)
http://www.asyura2.com/13/genpatu35/msg/670.html
福島の除染作業の実情 (阿修羅・とある原発の溶融貫通(メルトスルー) 2013/4/22)
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/349.html
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=VcckhGmme-4
除染作業員を取材したこのビデオ、「Dead Men Working」という題名がすごい。
アメリカでは死刑囚が刑場に向かうときに看守が"Dead man walking !"と叫ぶのですが、
そのもじりで、除染作業員はまもなく処刑される死刑囚だと言っているわけです。
さすがに外国のジャーナリストは辛らつです。
ボランティアで除染している人まで死亡者が続出しているようです。
「除染ボランティアに行くと死ぬ人が多いのはなぜか」 (ずくなしの冷や水 2014/6/19)
http://inventsolitude.sblo.jp/article/97727010.html
「福島へボランティアに行って突然死!! 『近所の学生15人のうち、既に2人が原因不明で死亡』」
(原発問題 2014/5/21)
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/2ef9409f9e111d47d84d13307bcc08a9
例によって例のごとく、政治家、役人、企業は除染利権で甘い汁をたらふく吸い、
末端で働く労働者はすべて使い捨て。あとは野となれ山となれ。
除染してもすぐに線量は戻ってしまう。
除染土も袋に入れて積み上げるだけ。持って行き場がない。袋も破けて中味が出始めている。
一刻も早く、除染も復興も幻想であることに早く気づき、安全な場所に避難・移住してほしいと思います。
このままでは、10年後には除染作業員の大半があの世に人になっているでしょう。
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