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<トリチウム>福島第一原発・地下水バイパス井戸からトリチウム基準越え最高値!6/18東京電力「水を混ぜて基準を下回れば問題はない」
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3774.html
2014-06-19(09:13) みんな楽しくHappy♡がいい♪
そもそも、トリチウムの放出基準「1500ベクレル/リットル」というのも東京電力が作った基準ですが、
以前からその数値を上回っていた南の井戸のトリチウムが2000ベクレル/リットルになったということです。
トリチウムの危険は放射線医学総合研究所で昭和48年から調べられていますが、あまり公にされていません。
南側の井戸水の汚れがどんどん悪化しているいるという事は事実です。
そして、その水を海に流していることも事実です。
福島第1原発 地下水バイパス井戸から過去最高濃度のトリチウム
FNNLocal 2014年6月18日
福島第1原発の地下水バイパスの井戸の水から、これまでで最も高い濃度のトリチウムを検出です。
地下水バイパスは、福島第1原発の汚染水対策の1つで、
原子炉建屋に流れ込む前の地下水を、12カ所の井戸からくみ上げ、海に放水して います。
東京電力によりますと、最も南側にある井戸からおとといくみ上げた水を分析したところ、
これまでで最も高い濃度となる1リットル当たり2000ベクレルのトリチウムが検出されたということです。
東京電力は、全ての井戸からくみ上げた水を混ぜ合わせると
トリチウムは放水基準の1500ベクレル/リットルを下回るとしています。
その上で、急激に濃度が上昇しない限りこの井戸からの汲み上げを継続するとしています。
トリチウム
トリチウム 染色体異常起こす
放射線研で突きとめる 原発廃棄物に警鐘
1974年10月8日
国民が知っていた方がいいと思う1974年10月の過去記事はこれ↓ pic.twitter.com/loRLvTWndM
— きーこ (@kiiko_chan) 2013, 10月 13
原子力発電所などから大量に排出されるトリチウム(三重水素)は、
ごく低濃度でも人間のリンパ球に染色体異常を起こさせることが、
放射線医学総合研究所中井斌(さやか)遺伝研究部長らによって突き止められ、
7日から徳島市・徳島県郷土文化会館で開かれた日本放射線影響学会第17回大会で堀研究員が発表した。
低い濃度のトリチウムが人間の遺伝にどのような影響を与えるのかを明らかにしたのは初めてで、
こんご原子力施設から排出されるトリチウムの量がふえるのに伴って大きな問題になりそうだ。
トリチウムは普通の水素より三倍重い水素。
天然にもわずかに存在するが、原子炉や核爆発などによって多量に作られ、
普通の水素と同じように酸素と化合して水になり、生物の体にも取り込まれる。
体内に入ったトリチウムはベータ線を出して生物を傷つけるが、
半減期が約12年と長いことや、普通の水から分離するのが困難なため、
再処理工場、原子力発電所にやっかいな放射性廃棄物。
現在わが国では、原子力施設からの排水中のトリチウムの許容量は
1ccあたり0.003マイクロキュリーに規制されている。
しかし低い濃度のトリチウムが生物にどんな遺伝的影響を及ぼすかを調べたデータはほとんどなく、
人間については皆無。
許容量自体もはっきりした根拠によらずに決められているという。
中井部長らは、人間の血液から分離した白血球を種々の濃度のトリチウム水で48時間培養。
リンパ球に取り込まれたトリチウムが放射線を出すために起こる染色体異常を細かく観察した。
その結果,トリチウム水の濃度が1ccあたり0.01マイクロキュリー以下では、
染色体異常が見つかった細胞のひん度は普通(4ー5%)と変わりがなく、
それ以上5マイクロキュリーまでは染色体異常のひん度・・・
この記事の研究結果がどこかにないか探してみることにした。
放射線医学総合研究所資料集を調べてみると、
トリチウムに関しての研究は昭和48年から始まっている。
上記新聞記事の中井斌氏の研究部分を見つけたので、
その部分を書き出してみた。
トリチウムによる染色体異常〜ヒト培養リンパ球での実験結果〜
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3296.html
(↑このブログの後半部分に中井斌・堀雅明等の昭和48年から51年までの研究内容を書き出してあります)
海洋放水 トリチウム濃度上昇 地下水バイパス暗雲
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014061990071155.html
東京新聞 2014年6月19日 07時11分
東京電力福島第一原発で、地下水が建屋に流れ込んで汚染水になる前にくみ上げ、海に放出する「地下水バイパス」をめぐり、放出している水に含まれる放射性物質のトリチウム濃度がじりじり上がり続けている。昨年夏に300トン超の高濃度処理水が漏れたタンク群近くの井戸水が、全体の濃度を押し上げている。東電はこの事実に気づきながら、対策を取ろうとしない。(小倉貞俊)
地下水バイパスは、汚染水の発生抑制のため、1〜4号機の西側にある12本の井戸からくみ上げた水をいったんタンクに集め、混ぜた状態で放出基準(トリチウムは一リットル当たり1500ベクレル)未満だと確認できれば海に流す仕組み。
これまで最も南側の井戸では、基準を超えるトリチウムが検出され、16日に採取した水では過去最高の2000ベクレルを記録した。東電は、個別の井戸で高い数値が出ても「水を混ぜて基準を下回れば問題はない」と主張。現在は混ぜた状態で230〜320ベクレルで、急上昇しない限り放出を続けるという。だが、混ぜても濃度が上昇してきていることは、東電自身の分析結果でも明らかだ。
どの井戸からトリチウムが多くもたらされたのか。東電の分析では、南側三本の井戸だけで、全体の九割以上を占めていることが判明。これらの井戸は、いずれも水漏れを起こしたタンクから百数十メートルと近く、地下水の流れの下流に当たる。ほぼ水と同じ性質のトリチウムが先行して流れ込んだとみられる。
最も南の井戸だけでもくみ上げを止めれば、全体の濃度は現在の二割程度に下がることは確実。放出する地下水を増やしたいなら、汚染度が低いとみられる北側に新たに井戸を掘るなどの手段も考えられる。
しかし東電は「地下水バイパスは12本の井戸を一体として運用している。地元住民の方々のご理解は得ている」(小林照明原子力立地・本部長代理)などとして新たな手を打とうとはしない。ただ、このまま濃度が上がれば、地元漁協の理解が得られ続けるかどうかは疑問で、地下水バイパスそのものが頓挫しかねない。
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