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福島第1原発事故で、1000人の人たちが甲状腺癌に、4300人から16800人が他の癌になる
http://m-hyodo.com/atomic-energy-87/
2014年06月09日 兵頭正俊 兵頭に訊こう
日本の原発は、原子力村が推進している。この原子力村から、政治家、マスメディアに金がばらまかれ、安全神話で国民を洗脳する。
政治家もメディアも権力であるが、その上に財界が位置し、さらに官僚が位置する。その頂点に君臨するのは米国であり、 国際原子力マフィアである。
国際原子力マフィアが、現在、日本に求めているのは、原発再稼働と核のゴミ捨て場の設置だ。
それの見返りで、安倍晋三にオリンピック開催国をあてがった、とわたしは見ている。山田元農水大臣の暴露によると、安倍はすでに原発輸出に関して、核のゴミの引き受けを約束している。
原発再稼働と核のゴミ捨て場の設置を日本にやらせるために、国際原子力マフィアは福島第1原発事件を努めて小さく括る。それは事件ではなく、事故だったのである。
被害は軽微であり、誰も苦しんでも悲しんでもいない。これが国際原子力マフィア(福島エートス・プロジェクト)の説明である。
それをアレックス・ローゼン博士が批判している。その記事を、いつものように Emi Kiyomizu の和訳で紹介する。
IPPNWドイツ支部から出たアレックス・ローゼン博士が書かれた新しい記事を和訳しました。( Emi Kiyomizu )
「福島第1原発事故による放射腺の影響で今後数十年間に、1000人の人たちが甲状腺癌になり、4300人から16800人が他の癌になると思うとIPPNWの医師たちは報告した。(Zahl bisher entdeckter Schilddrüsenkrebsfälle ist hoch)
IPPNWドイツ支部から。(2014年6月6日の記事)
http://www.ippnw.de/startseite/artikel/710da4c1bf5cf76cb6071456f2c89365/zahl-bisher-entdeckter-schilddruesen.html
「福島第1原発事故による放射腺の影響で、今後数十年間に、1000人の人たちが甲状腺癌になり、4300人から16800人が他の癌になると思う、とIPPNWの医師たちは報告した。
現在までの、福島の子供たちの健康検査結果で、甲状腺癌になった子供たちが非常に多い状態にある。
UNSCEARの報告書に対して、IPPNWの医師たちは詳細な分析をした。
福島県で甲状腺癌になった子供たちの、50人に対して手術が行われている。
これは2014年5月19日に福島県健康管理局が報告している。
続いて39人の子供たちも、甲状腺癌になる疑いがあると検査結果を報告している。この子供たちも、甲状腺癌の手術をする必要がある。
現在までに福島第1原発事故による、健康の影響を受けた子供たちのうち、78パーセントの子供たちの検査結果が報告され、最初の検査で約40人の子供たちが甲状腺癌になる疑いがあると報告されている。甲状腺癌になる数はこれから上昇し続けると思われる。
日本で子供が甲状腺癌になるのは、年間で通常1人以下である。
IPPNWの医師たちは福島第1原発事故で、福島の子供たちの放射腺による健康影響を非常に心配している。
福島第1原発事故の健康への影響を調査した国連科学委員会の報告書を、詳細に分析した結果、国連科学委員会UNSCEARは、福島第1原発事故での放射腺による健康への影響を、体系的に軽視して、過小評価している、といえる。
UNSCEARの報告書に基づいて、計算すると、福島第1原発事故で放出した放射線降下量で、今後数十年間に、1000人の人たちが甲状腺癌になり、4300人から16800人が他の癌になると思う、とIPPNWの医師たちは報告している。
IPPNWドイツ支部のアレックス・ローゼン博士は、データを基礎としてUNSCEARの報告書を分析した。その結果、UNSCEARは福島第1原発事故の放射腺による健康への影響を体系的に軽視して、過小評価していると指摘した。
1 UNSCEARの報告書に記載された福島第1原発事故の放射腺放出量は疑わしい。
2 内部被曝の放射線量に対して大きな疑問がある。
3 福島原発で働く労働者に対して、信頼できる、放射腺量が計算されていない。
4 UNSCEARの報告書は、動物や植物の放射線の影響を無視している。胎児は放射腺に対して敏感であるのに、受ける放射線の影響も考慮されていない。
5 非癌疾病や遺伝的影響を、UNSCEARは無視している。
6 自然界の放射線量と福島第1原発事故で放出した放射腺降下量の比較は、してはならないものだ。
7 UNSCEARが利用したデータには疑問がある。
8 福島当局は住民に対して、原発事故防護対策について間違ったことを示している。
9 福島の人たちが被曝した放射腺量の結果が示されていない。
UNSCEARは、多数の住民と福島第1原発の労働者たちに対して、福島第1原発事故による健康への影響はない、放射線が原因のものはない、と報告している。
アレックス・ローゼン博士は、
「ひとりの人が癌になっても、その癌の原因がどこから来ているかを特定することは困難である。しかし、現在までに、福島県で甲状腺癌になった子供たちが非常に多い現実があり、健康への影響はないということは不可能である」
と述べた。
数万人の家族たちに、福島第1原発事故による恐ろしい健康影響の結果がでている。しかし、UNSCEARは統計を書くだけだ。福島の被災者たちが健康被害で、精神的に受ける非常な悲しみや苦しみを無視している、とローゼン博士は述べた」
(和訳終わり Emi Kiyomizu )
動画。福島第1原発事故の放射腺による、健康影響のUNSCEARの報告書に対するアレックス・ローゼン博士の批判。
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