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「被害者がいて加害者がいないなんていう事がありますか!」広瀬隆氏6/4福島原発告訴団「人間の鎖」 (文字起こし)
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2014-06-09(07:23) みんな楽しくHappy♡がいい♪
検察審査会は被害者の声を聞け! 福島原発告訴団「人間の鎖」
2014年6月4日
http://youtu.be/PtAhzMA5Fpg?t=25m39s
富岡町→会津 ふるかわよしこさん
こんにちは、はじめまして、古川と申します。
最近、最近というか、ここ3年間です。
私が避難者、被害者と呼ばれるようになってからとてもちょっと耳に引っ掛かる言葉があります。
それは、
「国民の生命と財産を守る」という言葉であったり、
「県民、町民の声を代表して」という言葉です。
国民…、「私は国民じゃないのかな」という実感を持ってこの3年にきています。
生命を守って頂いている感じもないですし、
財産を守って頂いている感じもないです。
町民として、県民として、私の声が反映されているなというふうに感じるところは本当に少ないです。
ま、こういう立場にならないと分からないんですけれども、
それを想像して、どうなるかという事を少し皆さんに考えていただければなと思います。
そして、この告訴に対して、
私が国民であったと、日本の国民であったと、ちょっともう少し自覚をさせていただけるような結果が出る事を、
とても、本当に望んでいます。
「守って欲しい」とまでは言いません、もう今更。
ただ私の生命を脅かすような事をして欲しくないんです。
私たち仲間の生命を脅かすような事だけはして欲しくないと思っています。
「財産を守って下さい」とまでは言いません。
自分の財産はなんとかします。
でも、私たちの財産を脅かすようなことはして欲しくないんです。
私の家族も私の友人も、本当に沢山のものを無くしました。
そしてそれを賠償という名で解決しているというふうにいわれていますけれども、
お金で購えないものが沢山あるんです。
そしてお金で購ったつもりになって、大きなことを言われて、
こちらの方が被害者なのに、なんでこんなに弱い立場で、
弱い気持ちでいなければならないのかと思う日々が3年も続いています。
どうぞみなさん、そういう実態を、出来ればご理解いただければと思いますし、
東京のみなさんにも、もしも明日の自分の事かもしれない。
日本人として日本国民じゃないのかもしれない、という疑問を持つ日が来るかもしれないと思って、
この先ご支援いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。
http://youtu.be/PtAhzMA5Fpg?t=28m20s
広瀬隆さん
本当にみなさんご苦労様です。
特にこの告訴団のみなさんと一緒に弁護士と一緒にこれを始めてからずっと思っている事は、
福島のみなさんが今お話になった、この福島の方達に申し訳ないとずーっと、
ただ福島にいるだけでも大変なのにこういう活動をしなければいけない。
ましてまた、あさださんの様に身体だけで逃げている人達に、本当に申し訳ないと、毎日思っています。
で、だからどうしてもですね、今度のこの検察審査会の起訴はやってもらわないと、
我々の怒りは収まりません。
一つだけちょっと申し上げておきたい事があります。
それは、去年の不起訴決定が9月9日でしたが、
9月10日、翌日にですね、わたしは明石昇二郎さんと一緒にこの裏の東京地検に行きました。
それで、杉山徳明という主任検事に
「一体なぜこれを不起訴にしたのか?」という事を問い詰めて、2時間やり合いました。
「許せない」と言ってですね、その時のことのポイントを2〜3だけ紹介したいと思いますが、
なぜその杉山検事というのは、「私がこの起訴を不起訴に下最高責任者である」という事をまず断ってから、
彼は言ったんですが、
たとえばですね、わたしが
「東電がなぜ、これは犯罪ではないのか?」と聞いたら、
要するに「東電が想定していた津波よりも大きな津波が来たから犯罪による立証は不可能だ」というんですね。
そんな事を言ったらですよ、たとえば今北海道電力の泊原発で現在想定している津波は7.3mです。
それより大きな10mの津波が来て福島と同じになったら、
じゃあまた「何の罪もないんだろう」という事を言ったら、彼は答えられませんでした。
自分たちがですね、想定していたものより大きなものがきた。
当り前のことですよ。
そんなことは我々は前から言っているんです。
じゃあお前たちは何でそんなことを立証できないんだ?と言ったら、
専門家の知見を集めたんだと。
専門家とは誰なんだ?と聞いたら、
全部原子力産業の知見ですよ!
許されますか!?そんな事が。
みんなが、当たり前の人間が、もう何十年も危険性を言ってきたんです。
それからですね、たとえば「津波に対して東電は相応の対策を取っていた」
これもウソですよ。
それも東電社員の木村俊雄さんがずっと言っています。
だから、これもウソです。
あと、山下俊一のこともちょっと許せないですね。
今回は、あの中に入っていませんが、ともかくとんでもないと言ったらですね、
杉山検事は「嫌疑不十分だから」と言った。
とんでもないですよ!
山下俊一は事故の後に「原発から全く放射能は出ていない」と言ったんですよ。
福島県内で、演説してまわったでしょう。
なんでこういうウソを言うんですか。
で、一番私がやはり、
この福島のみなさんの原告団のみなさんの苦労の上にあるわけですけれど、
我々は今次の原発の再稼働を目前にしている訳です。
福島のこの大変な方達の力を得てですね、止めてもいかなければならない。
そういうところで一体検察、司法はなんの役割を持っているんだと。
「これは無法国家だろう」とそういう事を言ったらですね、
「ともかく無罪であるとは言っていないんだな」と私が問い詰めたら「そうだ」と言ったんです。
いいですか、ここが一番大事なんですが、
その杉山検事でさえ「無罪であるとはいってません」と言ったんです。
「じゃあそれは、限りなくグレーなんだろ」と。
「それをマスコミの前で大声で言え」って言ったんです。
言ってません、今まで。
グレーだからこそ起訴をして、これからみんなでその証拠を集めて、議論をしなきゃいけないでしょ。
これは人間の常識ですよ。
だから今度はですね、なんとしてもこれを起訴して、
それで、事故後の迷惑な犯罪者をみなさんが先ほどからおっしゃっているように、
放置しておくことは許されないんだから。
被害者がいて加害者がいないなんていう事がありますか!
ね、そんな事はないんです。
だから、これほど明確な犯罪者が無罪になるならば、無法国家である。
どのようにすれば今後この原発犯罪を防止できるのか、
司法としてどうすればいいのか答えろ、って言ったんです。
そうしたらあの男(杉山検事)は何と言ったか
「それは社会が大事故の可能性についての知見を高めるほかにない」と、
我々の責任に転嫁して逃げたんです。
こんなことがありますか?
許されません。
だから、この後みなさんと、まだまだ大変ですけれど、絶対にこの犯罪者を
我々は人間を裁くためにやっているんじゃないです。
だけれどこれからのことも考えて、孫や子どもたちのためを考えて、
絶対にこの犯罪を立証させましょう!
一緒にやっていきましょう。
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