04. taked4700 2014年6月06日 17:22:22
: 9XFNe/BiX575U
: 2jMIAzzR2I
>>03資料をどうもありがとうございます。というか、自分で調べればよかったのにと言われかねませんが。 http://www.state.nv.us/nucwaste/yucca/nuctome2.htm によると、 >The discovery of atmospheric nuclear bomb-pulse chlorine-36 in fracture coatings in and below the Exploratory Studies Facility at the Yucca Mountain site has provided convincing evidence that infiltrating fluid moves rapidly through fractures in Yucca Mountain from the ground surface to the water table. とあり、大気中での核実験の結果、できた塩素36が地表から地下の地下水だまりに到達しているということのようですね。 そして、 >This is in direct conflict with the DOE's original unsaturated zone flow model and has caused the DOE to change its model from one depicting flow dominated by very slow movement through the rock pores to one in which rapid fracture flow dominates. The State has been advocating and developing such a model for a number of years and, as a result has determined that the Yucca Mountain site cannot meet the groundwater travel time requirements of the DOE's Part 960 siting guidelines and NRC's licensing rule, 10 CFR Part 60. ということで、それまでの岩石中の細孔を通って地下水と共に汚染物質が移動するスピードがとても遅いというモデルが否定され、その結果、ユッカマウンテンサイトの使用がDOEの規則に合わなくなったということのようです。 しかし、どうもおかしい感じがあります。なぜなら、まず、DOEはユッカマウンテンサイトの使用を未だに主張しているからです。 どちらにしろ、自分はアメリカをはじめとした西側諸国の原発政策がおかしいと考えています。つまり、論理的に考えて原発利用の最初から数千年以上の安全保管が必要だと分かっているのですから、その頃から地層処分の実験プラントが作られ、どうやったら処分できるのかの研究がされていなければならないからです。しかし、やっと始まったのは1980年代のはずです。そして、始まってもきちんと内部を公開して、どのぐらいの地層の安定性があるかなどの情報公開は進んでいないはずです。ユッカマウンテンの施設は相当程度に出来上がっているはずですが、その内部は入り口からまっすぐに伸びている坑道しか公開されていないと思います。 次に、ニューメキシコのWIPPについてですが、軍事関連であるため核物質についての情報公開があまりないのは仕方ない面があると思いますが、反面、地層の安定性などの地層処分自体についての情報公開がされていないと思います。 そもそも、ユッカマウンテンの塩素36の地表面からの移動が検査されたのであればニューメキシコの施設についても同様の検査がされていないとおかしいと思います。されているのでしょうか。 |